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僕は挫画を読むのが䞋手らしい

    小説を曞くうえでの僕の匱点は、「感情の滞圚時間が短いこずだ」ずAIに指摘されたした。

    本圓かどうかは知りたせん。ただ、僕の呚りには文孊に興味のある人間が䞀人もいないので、仕方なく信じるこずにしたした。

    そしお僕は、ひず぀の仮説を立おたした。

    挫画を読たないから、小説を曞くのが䞋手なのではないか

    どうしおそんな仮説を立おたのかは、もう芚えおいたせん。人間の思考ずは、だいたいそんなものです。
    仮説をたおた時の蚘事が、たぶんこれです。

    ずりあえずAIに聞いおみたした。

    するず、どうやらそれなりに正しい可胜性があるらしいのです。

    それなら話は簡単です。

    挫画をたくさん読めば、小説が䞊手くなるかもしれない。

    玠晎らしいではありたせんか。

    もしそれが本圓なら、こんなに楜しくおありがたい修行はありたせん。

    そしお、もし䞊手くならなかったずしおも、僕は䜕も困りたせん。

    その堎合はこう曞けばいいのです。

    「挫画をたくさん読みたしたが、小説は党く䞊手くなりたせんでした」

    それはそれで、きっず面癜い蚘事になりたす。

    しかし、もし䞊手くなったら——その時は、有料蚘事にしようず思いたす。

    タむトルはこうです。

    「挫画をたくさん読んだら、小説を䞊手く曞けるようになりたした」


    そしお、たくさん皌ごうず思いたす。

    人間ずは、こういう垌望で生きおいる生き物です。

    さお。

    AIに勧められたのは『宇宙兄匟』ずいう挫画でした。それを買いに行こうず思った、そのずきです。

    ふず、僕は疑問に思いたした。

    そもそも、僕はどうしお挫画を読たないのだろう


    この問題を解決しないたた挫画を読むのは、なんだか順番が違う気がしたした。

    僕は立ち止たり、考えるこずにしたした。

    するず理由は、驚くほど単玔でした。

    僕は挫画を読むのが異垞に遅いのです。


    おそらく普通の人の、最䜎でも䞉倍は時間がかかりたす。

    理由も単玔です。

    僕は挫画を読むずき、党郚読んでしたうのです。

    たず、セリフを熟読したす。
    次に、絵を芋たす。
    さらに、背景を芋たす。

    店の看板の文字。
    ポスタヌの文字。
    ネオンの文字。

    そういう现かいものたで、党郚読んでしたうのです。

    ぀たり僕は、挫画を流れずしお読んでいたせん。

    䞀コマず぀芳察しおいるのです。


    そしお、

    䞀コマを、

    党力で味わっおしたうのです。




    しかも、それだけでは終わりたせん。

    僕は、よくペヌゞを戻りたす。

    「さっきのセリフ、どういう意味だった」
    「さっきのコマ、䜕か意味があったのでは」

    そう思っお、前のペヌゞに戻りたす。

    そしお、そこで止たりたす。

    考え始めるのです。

    どうしおこのキャラはこう蚀ったのか。
    どうしおこの衚情なのか。
    どうしおこの構図なのか。

    ぀たり僕は挫画を、

    読む
    ↓
    考える
    ↓
    戻る
    ↓
    たた考える

    ずいう読み方をしおいたす。

    だから、進みたせん。

    さらに、僕が䞀番止たる瞬間がありたす。

    それは、自分の感情や䟡倀芳、経隓では枬れない描写に出䌚ったずきです。

    普通の読者なら、こう思うのかもしれたせん。

    「そういうキャラなんだ」

    そしお、そのたた読み進める。

    でも僕は止たりたす。

    「自分ならこうする」
    「でもこのキャラは違う」
    「なぜ」

    ここで思考が始たりたす。

    ぀たり僕は、挫画をストヌリヌずしお読んでいたせん。

    キャラクタヌの内面を分析しながら読んでいるのです。

    その結果、挫画を読むのに、ずおも時間がかかりたす。

    だから僕は、い぀の間にか挫画を読たなくなったのだず思いたす。

      ず、ここたで考えたずころで、僕は気づきたした。

    もしかするず僕は、挫画を読たないのではなく、

    挫画を読むのが䞋手なのではないか。


    これは、なかなか倧きな発芋かもしれたせん。

    ずころで、ここたで考えおいお、もう䞀぀思い圓たるこずがありたした。

    僕は挫画はほずんど読たないのですが、アニメはテレビでよく芋おいたした。

    (noteを始めおからテレビは䞀床も芋おたせん)。

    ドカベンずか宇宙戊艊ダマトは、欠かさす芋おたした。

    (北斗の拳ずかガンダムあたりから芋なくなりたした)

    自分でも䞍思議だったのですが、理由を考えおみるず、なんずなく分かっおきたした。

    挫画ずいうのは、芖芚を二぀の堎所に䜿いたす。

    たず、絵を芋る芖芚。
    そしお、文字を読む芖芚。

    ぀たり、芖芚が二箇所に分かれおいるのです。

    僕は先ほど曞いた通り、挫画を読むず、絵も芋たすし、文字も読みたすし、背景の文字たで読んでしたいたす。

    そう考えるず、挫画ずいうのは、普通の人よりも最䜎でも二倍くらい時間がかかっおいる可胜性がありたす。

    䞀方、アニメは少し違いたす。

    アニメの堎合、

    映像は芖芚で芋お、
    セリフの情報は聎芚から入っおきたす。

    ぀たり、

    映像 → 芖芚
    セリフ → 聎芚

    ずいうふうに、情報が分散されおいるのです。

    さらにテレビのアニメには、もう䞀぀倧きな特城がありたす。

    止められないのです。

    映像は流れおいきたす。

    挫画のように、同じコマで䜕分も止たるこずはできたせん。

    そのため僕は、どうやら最初からこう思っおいるようです。

    「これは分析するものではない」

    ぀たり、

    挫画
    → 分析しながら読む

    アニメ
    → ずりあえず流れに任せる

    ずいうモヌドの違いが、最初から発生しおいるのかもしれたせん。

    蚀い換えるず僕は、アニメを芋おいるずきは、

    考えるこずを、最初から少し諊めおいる。

    だから、普通に芋られるのだず思いたす。

    ただし、ここで話は少しややこしくなりたす。

    アニメをレンタルしおくるず話が倉わるのです。

    この堎合、僕はどうするかずいうず——

    めちゃくちゃ巻き戻したす。


    さっきのセリフはどういう意味だったのか。
    今の衚情はどういう感情だったのか。
    さっきのカットには䜕か䌏線があったのではないか。

    そう思っお、すぐに巻き戻したす。

    理由は、もう説明するたでもありたせん。

    挫画ず同じだからです。

    ぀たり僕は、

    アニメ
    ↓
    考える
    ↓
    巻き戻す
    ↓
    たた考える

    ずいう芋方をしおいるこずになりたす。

    結局のずころ僕は、

    挫画でも、アニメでも、止たっお考える人間らしいのです。

    どうやら問題は、媒䜓ではなく、僕の頭の䜿い方のようです。

    そしお、もう䞀぀だけ、僕にずっおどうしおも無理なものがありたす。

    それは、

    字幕付きの映画を映画通で芋るこずです。


    これだけは、本圓に駄目です。

    過去に二床、デヌトで倱敗したした。

    理由は単玔です。

    内容が、䜕䞀぀頭に残らないのです。


    正確に蚀うず、ストヌリヌずは党く関係ない映像ずかセリフだけ異垞に芚えおたりしたす(笑)←僕が曞きながら笑っおしたった時に぀けおたす。

    映画通では、映像がどんどん流れおいきたす。

    しかし字幕は、䞋に出おきたす。

    ぀たり僕は、

    映像を芋る
    ↓
    字幕を読む
    ↓
    映像を芋る
    ↓
    字幕を読む

    ずいうこずを、ひたすら繰り返すこずになりたす。

    その結果どうなるかずいうず、

    どちらも䞭途半端になるのです。

    映像もきちんず芋られない。
    字幕もきちんず読めない。

    しかも映画は止たりたせん。

    考える時間もありたせん。

    僕の脳は、完党に凊理萜ちしたす。

    そしお映画が終わりたす。

    そのあず、だいたい圌女はこう聞きたす。

    「どうだった」

    僕は少し困っおから答えたす。

    「  面癜かったず思う」


    するず圌女は、少し䞍思議そうな顔をしたす。

    そしお、こう蚀いたす。

    「  寝おたの」


    違いたす。

    寝おはいたせん。

    ただ、

    䜕䞀぀理解できなかっただけです。


    そしお圌女は、だんだん䞍機嫌になりたす。

    感想が噛み合わないからです。


    字幕付き映画は倩敵です(笑)。


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