「いつか送るね。」を3年間送れなかった私へ|おばあちゃんが教えてくれたこと
私には、
大好きなおばあちゃんがいました。
今でも、
「おばあちゃん、大好きだったなぁ。」
と思います。
私の中には、
今でもおばあちゃんとの思い出が、
たくさん残っています。
🌿 母より、おばあちゃんが大好きだった
私の母とおばあちゃんは、
ものすごく相性が合わない二人でした。
母は片付けが苦手。
おばあちゃんは綺麗好き。
子どもの私から見ても、
二人の違いはよく分かりました。
そして私は、
母よりも、
おばあちゃんが大好きでした。
いつも、
おばあちゃんの後ろについていました。
すると母から、
「戻ってきなさい!」
と大声で呼び戻される。
何度、
おばあちゃんの部屋から
連れ戻されたことだろう。
それでも私は、
おばあちゃんが大好きでした。
🌿 学生の頃は、毎週会いに帰っていた
私は学生の頃、
山口県にいました。
それでも、
毎週のように福岡へ帰って、
おばあちゃんに会っていました。
それくらい、
おばあちゃんが好きだったんです。
会いたかった。
顔を見たかった。
ただ、
一緒にいたかった。
今思えば、
それだけで十分だったんですよね。
🌿 福岡を離れるとき、おばあちゃんは反対した
私が大学へ行くことになったとき、
おばあちゃんは、
実家を離れることに大反対しました。
きっと、
寂しかったんだと思います。
それでも、
「いつ亡くなるかわからないから」
と、
大学3年生のときに、
結婚もしてないのに結婚祝いとして100万円をくれました。
私はそのお金を、
中古の車と学費に使いました。
あのお金は、
私にとって単なる100万円ではありませんでした。
今振り返ると、
おばあちゃんからもらった、
「あなたの人生を応援しているよ」
という気持ちだったのかもしれません。
🌿 社会人になって、私は実家から遠ざかった
その後、
私は社会人になり、
東京へ出ました。
そして、
社会人になってから、
実家には一度しか帰っていませんでした。
おばあちゃんが嫌いだったわけではありません。
むしろ、
大好きでした。
でも、
母が苦手だった私は、
実家そのものにあまり関わりたくなくなっていたんです。
だから、
大好きなおばあちゃんがいる場所なのに、
そこへ帰ることも少なくなっていました。
今思えば、
少し皮肉なことですよね。
あんなに会いたかったおばあちゃんから、
私は自分から遠ざかってしまっていたのです。
🌿 「小さな缶ビールを送ってあげるね」
社会人になってしばらくした頃、
おばあちゃんが大好きだったものを思い出しました。
小さな、
135mlの缶ビール。ワンケース。
私は、
「送ってあげるね」
と連絡しました。
約束したんです。
ところが。
私は、
その約束を3年間も果たせませんでした。
東京のコンビニを探しても、スーパーを探しても
なかなか小さな缶ビールが見つからない。
「また見つけたら送ろう。」
「今度送ろう。」
そう思っているうちに、
時間だけが過ぎていきました。
今思えば、
たった135mlの缶ビールです。
探せば、
どこかで見つかったのかもしれません。
ネットで探すこともできたでしょう。
誰かに聞くこともできた。
でも、
私は送らなかった。
🌿 その「できなかったこと」が、ずっと心に残った
不思議なんです。
たった一つの缶ビールのことなのに、
私は今でも覚えています。
「送ってあげるね。」
そう言ったのに、
送れなかった。
そのことが、
私の心の奥深くに、
ずっと反省として残りました。
そして、
そこから私は、
強く思うようになったんです。
人は、いつまでも生きているわけじゃない。
🌿 「いつか」は、本当に来るのかな
私たちは、
よく言います。
「いつかやろう。」
「いつか会いに行こう。」
「いつか電話しよう。」
「いつか伝えよう。」
「いつか行ってみよう。」
でも、
その「いつか」は、
本当に来るのでしょうか。
会いたいと思ったときに、
相手が会える状態とは限らない。
伝えたいと思ったときに、
伝えられるとは限らない。
やりたいと思ったときに、
できるとは限らない。
だから私は、
いつの頃からか、
思いついたら、できるだけ早く動く。
そう思うようになりました。
もちろん、
今でも全部できるわけじゃありません。笑
後回しにすることもあります。
でも、
心のどこかに、
あのおばあちゃんとの約束があります。
🌿 「思いついたら、すぐ行動」の裏側にあったもの
以前の私は、
自分では、
「行動が早いほうだな」
くらいに思っていました。
でも、
今振り返ると、
その裏側には、
おばあちゃんとの経験があるように思います。
人は、
いつまでも生きていない。
だったら、
会いたいなら会いに行こう。
伝えたいなら伝えよう。
やりたいなら、
できるだけ早くやってみよう。
「いつか」に預けてしまったものは、
もしかしたら、
二度と取り戻せないかもしれない。
そう思うようになりました。
🌿 そして、「いつかやろう。」って、ほんとにそう?
今、
私は「ほんとにそう?」という問いを届けています。
その中には、
こんな問いもあります。
もちろん、
すぐにできないこともあります。
今はタイミングじゃないこともある。
待つことが必要なこともある。
だから、
「何でも今すぐやりましょう」
と言いたいわけではありません。
ただ、
もし、
本当はやりたいのに、
「いつか」と言い続けていることがあるなら。
一度、
自分に問いかけてみてほしい。
「ほんとにそう?」
🌿 おばあちゃんが教えてくれたこと
おばあちゃんは、
私に、
「思いついたらすぐやりなさい」
なんて教えたわけではありません。
でも、
私はおばあちゃんとの小さな約束を通して、
時間には限りがあることを知りました。
だから、
今、
会いたい人がいるなら。
伝えたいことがあるなら。
やってみたいことがあるなら。
「いつか」ではなく、
今日できる小さな一歩を、
やってみてもいいのかもしれません。
🌿 おばあちゃん、あのときごめんね
今でも、
思います。
おばあちゃん、
あのとき、
缶ビール送れなくてごめんね。
本当に、
送ってあげればよかった。
たった135mlだったのに。
もっと早く、
探せばよかった。
もっと早く、
動けばよかった。
でも、
あの約束を果たせなかったことが、
私に教えてくれたことがあります。
それは、
「いつか」は、約束されていない。
ということ。
だから、
今、
私が誰かに
「やってみたい」
と話すとき。
「会いたい」
と思ったとき。
「伝えたい」
と思ったとき。
心の中で、
おばあちゃんのことを思い出します。
🌿 おばあちゃん、ありがとう
子どもの頃、
いつもおばあちゃんの後ろについていた私。
山口から福岡まで、
車で毎週会いに帰っていた私。
そして、
大人になって、
実家から遠ざかってしまった私。
それでも、
おばあちゃんとの時間は、
私の中からなくなりませんでした。
むしろ、
時間が経った今だからこそ、
分かることがあります。
おばあちゃんは、
私にたくさんのものをくれていたんだな。
大学へ行くときにくれた100万円も。
いつも私を受け入れてくれたことも。
そして、
「大好き」という気持ちを、
私の中に残してくれたことも。
おばあちゃん。
ありがとう。
🌿 あなたのおじいちゃん、おばあちゃんは?
この企画を見つけたとき、
私もおばあちゃんのことを書きたくなりました。
書き始めてみたら、
忘れていたことまで、
いろいろと思い出しました。
あの部屋。
おばあちゃんの後ろをついて歩いたこと。
何度も山口から福岡まで会いに帰ったこと。
100万円をもらったこと。
そして、
小さな缶ビールのこと。
不思議ですね。
一つの記憶をたどると、
その奥から、
また別の記憶が出てきます。
あなたにも、
そんなおじいちゃん、
おばあちゃんとの思い出はありませんか?
今はもう会えない人でも。
遠くにいる人でも。
子どもの頃には分からなかったけれど、
大人になった今なら分かることでも。
もしよければ、
思い出してみてください。
そして、
もし「会いたいな」と思ったなら。
電話してみるのも、
いいかもしれません。
🌿 素敵な企画をありがとうございます
この記事は、
「教えて!おじいちゃん、おばあちゃんのこと。」
という企画に参加して書きました。
素敵な企画をありがとうございます🌿
この企画のおかげで、
私は久しぶりに、
大好きだったおばあちゃんのことを、
ゆっくり思い出すことができました。
書いているうちに、
なんだか、
おばあちゃんに会いたくなりました。
そして、
もう一度だけ、
あの小さな缶ビールを探して、
送ってあげたくなりました。
もちろん、
もう送ることはできないけれど。
今度は、
「いつか」ではなく、
今日、
おばあちゃんに
「ありがとう」
と言ってみようと思います。
のぞみんさんの企画はこちら
🌿 今日の問い
あなたには、
「いつかやろう」
と思ったまま、
後回しにしていることがありますか?
もしあるなら、
今日、
ほんの少しだけ動いてみませんか。
電話をする。
メッセージを送る。
会う約束をする。
調べてみる。
申し込んでみる。
たったそれだけでもいい。
そして、
自分に問いかけてみてください。
「いつかやろう。」
……ほんとにそう?
最後まで読んでくださり、
ありがとうございました😊
あなたのおじいちゃん、おばあちゃんのことも、
よかったら聞かせてください🌿
のぞみんさんの企画もぜひ参加されてみてはいかがでしょうか?
🌿 プロフィール記事をリニューアルしました
「ほんとにそう?」という問いを届けるようになった理由や、
私がこの活動を続けている理由を、あらためて一つの記事にまとめました。
これまで読んでくださっている方にも、
「ゆきよちゃんって、なんでこんなことをしているんだろう?」
と思ってくださった方にも、読んでいただけたら嬉しいです🌿
👉 プロフィール|「ほんとにそう?」を届ける理由
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