
#14 会社を辞めても困らない人生を作ろうと思った日【100歳まで幸せに生きるFIRE】
前回は、FXに人生を支配されていた頃についてお話ししました。
お金は増えていましたが、心は決して豊かではありませんでした。
そんな私の人生を大きく変える出来事がありました。
それは、会社での出来事です。
仲間と作った会社
私は仲間5人でコンピュータ関連の会社を立ち上げました。
初代の代表取締役も務め、会社を少しずつ大きくしていきました。
「社員が楽しく働ける会社を作りたい。」
そんな思いで、設立パーティーでは普段なかなか行けないような高級店へみんなで行き、一流のサービスや料理を体験してもらいました。
年に数回のイベントも開き、仕事だけではない、仲間との時間も大切にしていました。
社員が30名ほどになった頃には、「この会社をもっと良くしたい」という気持ちは以前よりも強くなっていました。
少しずつ変わっていった会社
しかし、コロナ禍を境に、少しずつ会社の雰囲気が変わっていきました。
役員同士で集まって話し合う機会は減り、それぞれの考え方にも少しずつズレが生まれていきます。
決定的だったのは、お客様先で働いていた社員への対応でした。
私は、「会社が一番大切にするものは社員」だと考えていました。
お客様から理不尽な要求があったとしても、社員を犠牲にしてまで仕事を続ける必要はない。
そう思っていました。
しかし、会社の考え方は少しずつ変わっていきました。
そのズレは、やがて大きな対立になっていきます。
このままでは、いつか辞めることになる
役員同士で話し合っても、お互いの考えは平行線でした。
そしてある日、「そんなに嫌なら会社を辞めればいいじゃん。」
そんな言葉を投げかけられました。
その瞬間、私は思いました。
「この会社でずっと働く未来はないかもしれない。」
もちろん、その場ですぐ辞めようとは思いませんでした。
でも、自分の中で何かが変わった瞬間でした。
自由には、お金が必要だった
もし会社を辞めることになったら。
その時、生活に困らないだけの資産があるだろうか。
その問いを、自分自身に投げかけました。
答えは「まだ足りない。」でした。
だから私は、本格的に資産形成へ舵を切ることを決めました。
8年、いや5年以内に、4%で取り崩して生活費が賄える金額まで本気で投資する。
旧NISAも始まり、毎月の積立投資を始めました。
さらに、FXで得た利益や給与で余ったお金も、できる限りインデックスファンドへ投資していきました。
投資の目的は、お金持ちになることではありません。
「会社を辞めても困らない自由を手に入れること」。
そのための資産形成が、ここから本格的に始まったのです。
次回は、「私がインデックス投資を選んだ理由」についてお話しします。