
#34 個人事業主として初めて仕事をした日【100歳まで幸せに生きるFIRE】
30歳で会社を辞め、個人事業主として新しい人生が始まりました。
正直、仕事が見つかるかという不安はありました。
そんな私に、以前一緒に仕事をしていた現場の方から連絡がありました。
「会社を辞めたって聞いたよ。また一緒に仕事をしない?」
独立して間もない私にとって、本当にありがたい言葉でした。
こうして私は、個人事業主として最初の仕事をスタートさせることになりました。
最初の契約は月65万円
最初にいただいた契約は、月65万円でした。
会社員時代の年収は400万円台。
それが一気に年収780万円相当になったのです。
もちろん、会社員のような賞与や福利厚生はありません。
仕事がなくなれば収入はゼロです。
それでも、「これからは自分の力で生きていくんだ。」
そんな期待の方が、不安よりもずっと大きかったことを覚えています。
首都圏コンピュータという組合
当時は、個人事業主と直接契約しない会社も多くありました。
そこでお世話になったのが、「首都圏コンピュータ」という個人事業主が集まる組合のような団体です。
契約手続きや取引先との交渉、確定申告のサポートまで行ってくれました。
特に税理士さんによる確定申告のチェックは、とても心強かったですね。
一方で、少し複雑な気持ちもありました。
仕事は自分でいただいてきたのに、間に入ることで手数料が引かれます。
「仕事は自分で取ってきたのに…。」
そう思ったこともありました。
でも、独立したばかりの私にとっては、安心して仕事に集中できる環境を用意してもらえたことの方が大きかったと思います。
初めて担当したのは投資信託の会計システム
私が担当したのは、投資信託の会計システムでした。
設計からプログラム開発、テスト、保守まで、一通りすべて担当しました。
当時は投資にまったく興味がありませんでした。
「ファンドって何?」
「貸借対照表?」
「損益計算書?」
聞いたこともない言葉ばかりです。
仕事をしながら少しずつ覚え、それが自然と自分の知識になっていきました。
今振り返ると、この仕事との出会いが、私が投資に興味を持つ最初のきっかけだったのかもしれません。
周りには投資をしている人がたくさんいた
その現場には、不動産投資をしている人や、株の配当金だけで生活できるので引退する人がたくさんいました。
当時の私は、その話を聞いてただ羨ましいと思うだけでした。
「どうしたら、そんな生活ができるんですか?」
そう聞いたこともあります。
でも、説明を聞いてもよく理解できませんでした。
私の中では、「投資はお金持ちだけができるもの」というイメージだったからです。
まさか、その何十年後に、自分自身が投資でFIREを達成するとは、この時は想像もしていませんでした。
次回は、「私が仕事で一番大切にしていたこと」についてお話しします。
「1を言われたら10を考える。」
この考え方が、仕事でも投資でも、私の人生を支える大切な軸になっていきました。