メインコンテンツへスキップ
見出し画像

不登校の娘が学校行事に参加した日① 推しのグッズと友達へのおみやげ

    不登校の子を持つ親にとって『学校行事』は気が引ける。
    私も正直、できれば参加したくない。
    学校へ行かなくなって3か月。
    次女(以降:娘)の
    「行ってみようかな」の一言に、
    私の気持ちも動かされた。

    先日、娘の小学校でバザーがあった。
    その日は、転校する前の学校でも文化祭が開催されていて、
    ( 2つの学校をハシゴしよう!)と2人で決めていた。


    最初は今通っている学校に着いた。
    家を出た時は笑顔だったのに、
    体育館の入り口で、娘の表情がふっと曇った。
    (やっぱり、きびしかったか…)

    「早く〇〇小に行こうよ」
    *〇〇小=転校前の学校

    ここまで来れただけでも、
    “がんばったね、えらいよ”といって
    抱きしめてあげたい。

    でも__せっかく来たのに中に入れないなんて。
    そんな気持ちが、私の心の中でうずいた。
    「じゃあ、帰る?」
    と聞けば、「帰る!」と言う返事が目に見えていた。

    無理はさせたくないとわかっていても、
    今日の“学校の空気”は、きっと刺激になるはず。
    そう思った私は、

    「行こう!」

    思い切って娘の手を引き、体育館の中へ。
    まだ早い時間で、子どもよりも大人の姿が多かった。
    体育館の一角にはゲームコーナー、
    そして各家庭から集まったバザー品がずらり。
    フリマ好きの私は、つい血が騒ぐ。
    娘の表情を気にしながらも、
    (ちいかわグッズがないかな…)
    と、目を走らせていた。

    「──あった!」

    娘が推しキャラのキーホルダーを見つけた瞬間、
    その顔がぱっと明るくなった。


    続いてぬいぐるみコーナーへ。
     
    「これ、かわいいんじゃない?
    Aちゃんにおみやげで買って、おそろいにしたら?」
     
    少し興奮ぎみにそう提案すると、

    「うん、それいいね!」

    娘はうれしそうに、色違いのぬいぐるみを
    2つ手に取った。
     
    思いがけないおみやげを手に、
    私たちは次の目的地──転校前の学校へと向かった。


    つづく__

    バザー先日の記事はこちら


    この記事が参加している募集

     
     
    重度知的障害の長女と不登校の次女を育てるシンママ。 孤独だった過去を経て、今は濃いキャラの娘たちに悩みつつも肩の力を抜いて楽しんでいます。 神崎桃子先生の元で学び、正解のない日々に迷うからこそ、かつての私のように1人で悩む方の心を軽くしたい。 そんな気持ちを文章に込めて発信中。

    あなたへのおすすめ