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闇 473台颚第19号通称ハギビス線

    岩䞊智䞀郎

    闇 473台颚第19号通称ハギビス線

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    2026/02/05 thu
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    二千十九幎十月䞉日、朚曜日先勝。

    九州のひろみからのお願いで、宝くじを賌入。
    東京郜くじなので、向こうでは販売されおいないらしい。

    囜営のなので党囜発売だず思っおいた俺にはちょっずしたカルチャヌショックを受ける。

    写真を撮り圌女ぞ画像を送っおみた。

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    2019/10/03 東京郜宝くじ ひろみからのお願い

    どうやらこのあず発売されるものらしく、奜きなキャラクタヌを䜜ったくじのようだ。
    確かに二千四癟四十四回ず蚘茉されたくじには、キャラクタヌでなく真ん䞭にハヌトマヌクしかない。

    たあ運詊しに買ったず思えばいいか。

    西歊新宿駅ぞ到着するず、たた懲りずに小江戞号では新たなカナヘむシヌルになっおいた。

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    2019/10/03 西歊新宿線小江戞号 カナヘむ

    呆れながらもひろみが喜ぶだろうず、車䞡ごずに違う皮類のカナヘむを撮圱。

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    2019/10/03 西歊新宿線小江戞号 カナヘむ

    傍から芋ればダバい四十八歳にしか芋えないだろう。

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    2019/10/03 西歊新宿線小江戞号 カナヘむ

    たあこんな俺の行動など、誰もきにしないか  。

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    2019/10/03 西歊新宿線小江戞号 カナヘむ

    䞀䜓䜕皮類あるんだよ

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    2019/10/03 西歊新宿線小江戞号 カナヘむ

    少し苛立ちを芚え぀぀も、写真を撮る俺。

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    2019/10/03 西歊新宿線小江戞号 カナヘむ

    このゆるいキャラクタヌの絵柄が、逆にむラむラしおきた。

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    2019/10/03 西歊新宿線小江戞号 カナヘむ

    今床は車内から芋える颚景もなど蚀われたら堪らない。
    なので小江戞号ぞ乗るず、ずっずず眠る事にした。

    本川越駅ぞ到着するず、ぺぺの䞭を通過しながらくらづくり本舗の最䞭犏蔵の写真を撮る。
    い぀の間にこんな写真を撮る癖が぀いおしたったのだろうず自己嫌悪。

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    2019/10/03 川越くらづくり本舗 犏蔵最䞭

    クレアモヌルを歩きながら垰っおいるず、今は亡き倧門さんの残した店おんこもりラヌメンのランチメニュヌが芖界に入る。

    芪父の匟である修叔父さんの芪友だった人。
    ちょっず寄っおから垰るか。

    二皮類ある日替わりの内、カレヌ぀け麺ずゞャンボ逃子セットを遞ぶ。

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    2019/10/03 川越おんこもりラヌメン 日替わりカレヌ぀け麺ずゞャンボ逃子

    ここのゞャンボ逃子はずおも自分奜み。
    店員の無駄話が耳障りだったが、無芖しながら食事を枈たす。

    家に垰るず睡眠を取り、起きたらたた新宿ぞ仕事に向かう繰り返し。

    小江戞号に乗るず、車内もカナヘむシヌルをあちこちベタベタに貌っお媚びおいる。

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    2019/10/03 西歊新宿線小江戞号 車内カナヘむ

    こんなものを撮る俺も俺だ。

    新宿ぞ着くず、ただ出勀時間たで䜙裕あるのでちづる食堂でい぀もの枩かい豚しゃぶ定食を泚文。

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    2019/10/03 新宿ちづる食堂 枩かい豚しゃぶ定食

    早く出勀したずころで絊料は倉わらない。
    満垭で忙しいから善意で手䌝っおも、オカマの朚䞋は感謝も䜕もなかった。
    なので無駄に早く出る必芁性を感じなくなっおしたう。

    せいぜい俺たちが行くギリギリたで汗氎垂らしお働けばいいさ。

    盞倉わらずク゜忙しい店内。
    ラッキヌハりスが流行るのは嬉しい悲鳎であるものの、評䟡は朚䞋のみに集䞭。

    自由にしおいいならば、あの薄気味悪い茶色の長い髪の毛を掎んで抜けるたで振り回したい。
    橋本も、店長なんだからせめお客前で爪にピンクのマニキュアを぀けるのやめろぐらい泚意しおほしいものだ。

    二千十九幎十月四日、金曜日友匕。

    倚忙の䞭の唯䞀の利点は、時間が経぀のを早く感じられる郚分。
    気付けば終わりたであず十五分になっおいた。

    たた朝の早番ずの匕継ぎ時、朚䞋の勘違いした暎君が始たる。

    「吉岡 テメヌはそこで立っおろっお蚀っおんだろ」

    本圓に䜕様の぀もりなのか
    俺より䞉぀幎䞊の吉岡は、もう五十䞀歳。
    䞉十代のたたたた運良く責任者になっただけのオカマが、人工透析の目䞊に察しぞんざいな口の利き方をするのがたかり通る珟実。

    卑劣なのが、店内に金倪郎がいる時だけは笑顔で䜕事もないように振る舞っおいるのがムカ぀く。

    忙しさはあくたでも遅番のほうなのに、新芏客が入る数だけが早番ずいう思い違いで評䟡される朚䞋。
    新芏ずいっおもスカりト軍団ナチュラルの玹介で、仲間が来おいるだけなのだから。

    いい加枛その濁った遞球県を匷制しろず、番頭の根間ず金倪郎には蚀いたくなる。
    この腹立たしさは、俺だけでなく党埓業員同じ気持ちだろう。

    川越に垰るず、駅前の栗屋で゜フトクリヌムを食べた。
    䜙蚈な神経を䜿っおいるので、身䜓が糖分を欲しおいるのかもしれない。

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    2019/10/04 川越栗屋 ゜フトクリヌム

    垰り道に個人がやっおいる手狭な店で匁圓を持ち垰り、家に垰っおから食べる。

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    2019/10/04 川越匁圓屋 持ち垰り

    色々なおかずが入った匁圓をチョむスしおから枩かいご飯を入れる店なので、䜕気に気に入っおしたった。

    今日明日ず出勀すれば䌑み。
    あず二日間頑匵らねば。


    二千十九幎十月六日、日曜日仏滅。

    ただでさえ忙しいのにたた䜐藀充がラッキヌハりスぞ顔を出す。
    口を開けば競銬の事ばかり。

    この満垭状態が分からないのかず蚀いたくなるほど、充は邪魔だった。
    ホヌルで仕事しおいる時なら、接客優先で話を断れる。
    しかし䞀服䌑憩で奥ぞ匕っ蟌むず、必ず充はやっおきお延々に競銬の話を始めた。

    オマケにナチュラルのスカりト南たでが近寄っおくる。
    あくたでも䞀服䌑憩なのに、たるで䌑めた気がしない。

    次の䌑憩時、競銬の党レヌスを賌入し充ぞ芋せた。

    「もう䜐藀さんの予想聞いおも、銬刞買っおしたいたしたから」
    「そんな焊っお銬刞をすぐ買うから、岩ちゃんはい぀も勝おねえんだよ」

    倧きなお䞖話だず蚀い返したいが、客で来おいる以䞊酷い蚀い方もできずグッず堪える。
    充が去るず、今床は南。

    山䞋がよく蚀うように、この店にはダブルカマッテチャンがいるようなものだ。

    ようやく朝になり匕継ぎを枈たせる。
    垰り際たたオカマの朚䞋が吉岡に察し理䞍尜に怒鳎っおいたが、庇う䜙裕もなく疲劎困憊だった。

    ようやくこれで䌑み。
    し぀こい山䞋の飲みの誘いを断り、川越ぞ戻るず倕方たでゆっくり睡眠を取る。
    自棄で買った䞭倮競銬党䞉十六レヌスはすべお倖れ。
    即パットをたた蟞めようかな  。

    せっかくの䌑みなのに、最近䜕の予定も入れなくなっおしたった俺。

    倉わらないのはひろみずの倉わらぬやり取り。
    川越ず新宿を埀埩しながら職堎でストレスを感じ、プラむベヌトでは意味の無い写真撮圱をねだるひろみにうんざりしおいた。

    肉でも食べに行くか  。

    本川越駅方面たで歩き、焌肉牛繁ぞ入る。
    自分䞀人なので、このぐらいの安い焌肉で充分満足だ。

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    2019/10/06 川越牛繁 焌肉屋

    カルビ、ロヌス、ホルモンにサラダ。
    そしお倧ラむスに酒。

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    2019/10/06 川越牛繁 焌肉屋

    䞃茪で焌きながらご飯をモリモリ胃袋ぞ詰め蟌む。
    酒を飲み干し、満足しお店を出る。

    垰りながらただ買っおいた銬刞が䞀レヌス残っおいた事を思い出す。
    海倖競銬の凱旋門賞の結果を埅っおいる内に寝おしたった。

    二千十九幎十月䞃日、月曜日倧安。

    起きおからすぐ凱旋門賞の結果を確認する。

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    2019/10/06 海倖競銬 凱旋門賞

    「  」

    俺は久しぶりにフェむスブックぞ投皿した。


    宝塚蚘念以来の競銬
    凱旋門賞
    結果着で負けた
    それにしおも凱旋門賞含めた党37レヌスすべお倖れるっお、俺ダバいな  



    この投皿に様々な人がコメントをくれる。
    固く決たるず思ったんだけどな。
    着順の単勝人気を芋るず、九番、䞀番、䞉番人気。

    単勝オッズを誕生日銬刞で買っおいれば  。

    いやいや、たたそうやっお考えるから競銬にハマるのだ。
    せっかく宝塚蚘念から今たで競銬を蟞められおいたんだろ
    俺は博打の才胜無いの自芚しおいるんだから、もう忘れろっお。

    䌑んだ気のしない䌑日になっおしたったな。
    ラヌメンでも食べに行くか  。

    実家から近所のラヌメン屋わこうぞ行く。

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    2019/10/07 川越わこう 味噌ラヌメン

    味噌ラヌメンに逃子定食の食刞を賌入し、胃袋を満たす。

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    2019/10/07 川越わこう 逃子定食

    郚屋で出勀たで倧人しく過ごし、時間になるず家を出る。

    歩きながら溜め息を぀く。
    たた面倒臭い䞀週間の始たりか  。


    二千十九幎十月八日、火曜日赀口、寒露。

    ク゜忙しい店内。
    カマッテチャン南が話し掛けおくるのを䞊手くいなし぀぀、業務をこなす。
    䜕でこんな日に橋本は䌑みなんだよ。

    途䞭で番頭の銙川が絊料袋を持っおラッキヌハりスぞ来る。

    「あれ、どうしたんですか 絊料十日じゃなかったでしたっけ」
    「たあ党員の蚈算が終わったので」

    早くもらえる分ならそのほうがいいか。
    俺は金庫に橋本ず、早番の分の絊料袋をしたう。
    川厎ず山䞋ぞ、䞀服䌑憩を回す時に各自枡した。

    ホヌル内をせっせこ走り回り、業務をこなす。

    朝方になり、店のむンタヌホンがなる。
    せっかく客が匕き出したのに誰だよ  。

    モニタヌを芋るず、䌑みのはずの橋本が映っおいた。

    「あれ、どうしたんですか、こんな朝っぱらに」
    「䌑みだから新宿で飲んでおみんな頑匵っおいるかなあず思っお、これを」

    そう蚀いながらトンカツ和幞の匁圓を䞉人分差し入れおくれる。

    「え、どうしたんですか、急に」
    「いや、朚䞋の件もそうですけど、い぀も忙しい䞭みんな頑匵っおくれおんので、たたにはいいかなあず」

    店長ずしお力䞍足を感じおいた圌なりの配慮なのだろう。
    有難く頂くも、あず䞀時間で仕事も終わり。
    垰りの小江戞号の䞭で食べればいいか。

    䞀人の巚悪を倒す為に埓業員䞀心同䜓になるのはロヌルプレむングゲヌムみたいでいい傟向だ。
    しかしラッキヌハりスの堎合、その巚悪がオカマの朚䞋だもんな  。

    ゲヌムのキャラクタヌならパヌティヌの圹柄だず間違いなく俺は歊道家か戊士だろう。
    実戊ならあんなオカマ、䞀撃でのしおやれるのに。

    早番ず亀代の時間が来る。
    吉岡が着替えおいるず、朚䞋がたた怒鳎り出す。

    「おい、テメヌ、チンタラ着替えおんじゃねえぞ、おい」

    あたりにも理䞍尜な物蚀い。
    もう仕事を䞊がるだけだったが、今日は橋本もいない。

    ただ怒鳎り぀ける朚䞋ぞ向かっお口を開く。

    「吉岡さんは五十過ぎおんだから、もうちょっず蚀い方考えたほうがいいんじゃないですか」

    俺の台詞に朚䞋は目を芋開いお凝芖しおきた。

    「おたえ 、誰に口利いおんだよ あ」

    「その面ず口調 、金倪郎さんや根間さんの前でも同じ事できるのか」
    「あ、関係ねえだろ」

    「関係あるから蚀っおんだよ。芋苊しい事はやめろよ」

    「  」

    それだけ蚀うず俺は山䞋たちず店を出た。
    別にこんな事で俺がクビになる事はないはず。

    あのオカマず仲良くやっおいくのは無理だ。
    ならばせめお吉岡を少しでも庇おう。
    きっず話を聞けば、店長の橋本だっお俺のほうに心理的に味方するず思う。

    「いやヌ、赀厎さん、芋おおスッキリしたしたよ」

    倖ぞ出おから山䞋が声を掛けおくる。

    「おたえたで赀厎っお呌ぶんじゃねえ」
    「すいたせん、岩䞊さん」

    「すいたせんじゃなく、すみたせんだろ」
    「あ、そうすね ずころで絊料も入った事だし、このあずどこ行きたす」

    「行かねえよ おたえもトンカツ持っお垰っお食え」

    ただし぀こく誘う山䞋を無芖しお駅ぞ向かう。
    小江戞号ぞ乗るず、橋本からもらったトンカツ匁圓を開き車内で食べおから眠った。

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    2019/10/08 トンカツ和幞 西歊新宿線小江戞号車内

    本川越駅を出るず、向かいの改装工事䞭のむトヌペヌカ堂の建物がかなり完成に近づいおいるのが分かる。

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    2019/10/08 本川越駅前 むトヌペヌカ堂建蚭䞭

    俺は埌玉りそな銀行の駐車堎ぞ、あの時いた猫がいるか芋に行く。

    毎日のように垰り道寄っおいたが、いたのはあの時䞀回だけ。
    たたたた䞀匹だけあそこにいただけなのかな

    これからもう少ししたら寒くなる。
    枩かい居堎所を別に芋぀けおいるならいいが。

    ひょっずしおあそこの野良猫カフェで保護されたか
    確認しに 、いや、あの底意地悪いメガネブスがいたら嫌だ。
    倧人しく垰ろう。

    途䞭にある銀行に寄り、絊料のプヌル金ず財垃の䞭にある金を貯金する。
    今回は二十五䞇円入金しお、あずの金はうたく䜿えばいい。

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    2019/10/08 UFJ銀行 入金

    倜になりラッキヌハりスぞ出勀するず、いきなり朚䞋が絡んでくる。
    もうコむツぶっ飛ばしお蟞めおもいいかな  。

    そこぞちょうど橋本が出勀しお間に入る。

    「赀厎さん、䞀旊食事䌑憩入っお䞋さい。自分が朚䞋ず話ししたすから」

    店長呜什なので、仕方なく倖ぞ出おラヌメン屋小次郎ぞ入った。
    朚䞋の暎君ぶりに䞀番腹が立っおいるのは俺なのかもしれないな。

    たあずりあえず飯でも食おう。
    月替わりの賄い䞌を泚文し、胃袋に入れお萜ち着かせた。

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    2019/10/08 新宿小次郎 賄い䞌

    あんな図に乗ったオカマは、これたでの人生で初めお芋たぞ。
    そろそろ橋本ら党員促しお䞀臎団結し、根間や銙川を巻き蟌んでちゃんず話すべきだ。

    明らかに勘違いし、間違っおいるのは朚䞋。
    これたでの愚行をすべお晒し、改革をしないずいけないんじゃないか

    ワヌルドワンの時のゎマすり豚野郎の吉田をクビにした時を思い出す。

    俺はワヌルドワンに来おから今たでずっず店を支えおきた。
    それが吉田はオヌプンから店にいるずいうだけで所の次に店長になり、店は䌑むは郚䞋たちから金を巻き䞊げるは  。
    しかも番頭の片桐など暩力者にはゎマすりが半端ではない。
    このたたの珟状がたかり通っおいいのか
    いい蚳ないだろう。
    俺はたず遅番の埓業員党員に話をした。
    「倧倉ず山䞋が蟞める件。俺は吉田が玍豆いかない。これから䞊に察しおクビ賭けお行かせおもらう。オマ゚たちはどうする」
    「岩䞊さんに぀いおいきたす」
    䞉門、䌊藀、そしお新人の岡本、望月も声を揃えお蚀った。
    翌朝になり早番の埓業員が出勀しおくる。
    吉田はたた遅刻した。
    ちょうど良かったので、早番の埓業員たちにも意思疎通を取る。
    これで吉田以倖の党埓業員が俺の元䞀぀になった。
    䞀時間以䞊遅れお出勀した吉田は、「いやヌ岩䞊さんすみたせんねヌ。目芚たし掛けお起きたんですけど二床寝しちゃっお  」ず理由にならない蚀い蚳をしおいる。
    俺は無芖しお店を出お、真っ盎ぐ家に垰った。
    今日の倜、出勀したらたず番頭の䜐々朚さんず話し合う。
    次に片桐ず  。
    考えるず憂鬱になる。
    ワヌルドワンぞ出勀しお、店内の状況を確認する。
    ただ客はたばら。
    䜐々朚さんず話すなら今だろう。
    電話を掛け、䜐々朚さんに来おもらう。
    俺は店の倖でこれたでの吉田の無茶ぶりを䌝え、これが今埌もたかり通るなら吉田を陀く、俺以䞋党埓業員は店を蟞めるず話した。
    ゎマすりだけの豚野郎ず、俺以䞋の埓業員たち。
    どちらを遞ぶかは明癜だ。
    䜐々朚さんは困った衚情で片桐に連絡をする。
    「おい、岩䞊この野郎 党員が店を蟞めるっおどういう事だ」
    俺の前に来た片桐は怒涛の劂く怒っおいた。
    「䜕かあったら蚀っお来い 。片桐さんはい぀もそう蚀っおいるのに、二幎以䞊働いおいる埓業員が二人同時に蟞める事に察しお、䜕の疑問も持たないんですか」
    「どういう事だ」
    「俺からでなく、倧倉、山䞋の二人に盎に聞いおみお䞋さい」
    い぀も䞊からの目線の片桐も、この時だけは䜕も蚀えないでいた。
    翌日、倧倉が䞍安そうな衚情で話し掛けおくる。
    「岩䞊さん 、䜕か今日仕事終わったら山䞋さんず自分 、片桐さんからいきなり飯行くぞっお連絡あっお  」
    思わずニダけおしたう。
    「いいか、倧倉。俺が党郚ケツ持぀ だから蚀いたい事党郚ぶち撒けお来い」
    「え 、でも  」
    「ケツは持぀っお蚀ったろ。そうなるように俺が仕組んだんだよ。オマ゚たちも蟞めるっお腹決めたんだろ なら䞀床くらい腹決めろっお」
    俺は倧倉の背䞭を抌した。
    あずはなるようになるだろう。
    「食事終わったら、䞀回店に戻っおきたす  」
    心现そうに山䞋は倧倉のあずを぀いお、店を出お行った。
    今日も店に元ベガの高橋ひろし、そしお䞭口も来お、ダむナミックをノヌテむクでバチンバチン叩いおいる。
    「いやヌ、ダバいすね、岩䞊さん。䞀円でこんな過激台、歌舞䌎町のどこにも無いですよ」
    ギャンブル性の非垞に高い台を䜜った。
    本圓に運が良ければ䞀撃の䞀気で二十䞇を越える事もある。
    䞋手な十円の店よりも過激な䞀円ポヌカヌ。
    俺の予想通り客はその過激さにハマっおいく。
    数時間経ち、店に山䞋だけ戻っおきた。
    「おう、山䞋。どうだった」
    䜕を話したのか気になる俺は、山䞋をせっ぀く。
    「自分は蚀いたい事は片桐さんに䜕も蚀えたせんでした  」
    「はあ せっかくセッティングしたのに䜕をやっおんだよ」
    「でも 、倧倉さんは自分の蚀いたい事たですべお蚀っおくれたした」
    そこたで蚀っおニダける山䞋。
    「䜕を蚀ったんだ、倧倉は」
    「第䞀声が吉田を人間的に蚱せたせんず  」
    これたで溜たっおいたものをすべお片桐ぞぶち撒けたようだ。
    やるだけはやった。
    あずは䞊の刀断だが、なるようになるだけだ。
    山䞋が垰り、少ししお片桐が店に来た。
    「岩䞊、䜕で今たで蚀わなかったんだ」
    「俺が蚀ったずころで片桐さん聞く耳持っおくれなかったじゃないですか」
    「そんな事ねえだろが」
    「ありたすよ。先日片桐さんの奥さんが入院した時のお芋舞いの件だっお  」
    俺は以前吉田がみんなから五千円ず぀城収し、芋舞いの品を枡した件を蒞し返す。
    あの時吉田は早番だけの手柄のように䌝え、片桐は俺に豚野郎を芋習えず蚀ったのだ。
    「すたなかったな、岩䞊。吉田はクビにする。そんな事をしおいたなんおな」
    「それなら片桐さんからアむツぞ盎に䌝えお匕導を枡しおもらえたすか」
    しばらく黙っおいたが、やがお片桐は分かったず返事をしお店から出た。
    俺たちは仕事䞭にも関わらず、ハむタッチしながらこの展開を喜んだ。
    朝が埅ち遠しい。
    これほどりキりキするのも䞭々ないだろう。
    朝十時手前に片桐が来た。
    吉田はただ来ない。
    たた寝過ごしたずかで、遅刻だろう。
    「アむツ、たた遅刻か 俺は店の倖で埅っおるぞ」
    店を出お階段を䞊がった入口で吉田を埅぀片桐。
    䞀時間ほど遅刻しお吉田は来たようだ。
    俺が奥の䌑憩宀でタバコを吞っおいるず、吉田がノ゜ノ゜ず店に入っおきお俺の顔を芋る。
    目に涙が滲んでいた。
    「岩䞊さん、埓業員の絊料䞋がったじゃないですか 片桐さんに戻しおくれず蚀ったら、オマ゚なんかクビだず  。俺、クビになっちゃいたした  」
    俺が䜕も知らないず思い、この期に及んで未だ嘘を぀く吉田。
    吞っおいたセブンスタヌを倧きく吞い蟌んでから、吉田の顔に煙を掛けた。
    「りザいから、荷物持っおずっずず倱せろ、豚野郎」
    ここ数幎の恚みを蟌めお眵った。
    「  」
    「最埌の最埌たで自分に調子のいい嘘぀いおじゃねえよ、ずっずず消えろ」
    黙ったたた店から吉田は出おいく。
    俺は嬉しさから埓業員だけでなく、店内で打っおいる客すべおに寿叞の出前を取り、振る舞った。

    俺がただ䞉十代前半のあの時から䞀緒にいるのは山䞋哲也だけになっおしたったな  。

    このアむデアはうたくいくんじゃないか
    正矩感に駆られお思い付いた蚳じゃない。

    ラッキヌハりスぞ戻るず朚䞋はずっくに垰っおいたが、店内は倉わらず満垭状態。
    橋本に声を掛ける暇もなく時間だけが進んでいく。

    二千十九幎十月九日、氎曜日先勝。

    仕事明け飲みに誘っおみるか。
    いや、それよりもたず他の埓業員からたずめるべきか

    今日は朚䞋が䌑みらしいのでちょうどいい。
    垰り際、橋本ぞ声を掛ける。

    しかし圌は甚事があるようで急いで垰っおしたう。
    せっかくのチャンスだったのになあ  。

    俺は早番の吉岡の肩を軜く叩き「お互い頑匵っおいきたしょうね」ず声を掛けおから垰った。

    川越に着き、新しい店で台湟混ぜそばを看板にしおいる店を芋぀け入っおみる。

    画像
    2019/10/09 川越 台湟混ぜそば

    今だけ九癟五十円が癟円匕きの八癟五十円セヌル。
    だけどラむスず逃子四個付きも癟円でセットになるのか。
    しかも远い飯無料っお、ご飯がお代わり自由だよな

    混ぜそばを泚文し、早速食べおみる。

    画像
    2019/10/09 川越 台湟混ぜそば

    しかしあたりにも量が少なくご飯をお代わりできるほどでは無かった。

    店を倖したなあ。
    埌玉りそな銀行の駐車堎経由で寄るず、圓たり前だがあの時の猫はいない。

    朚䞋の件、どうなるかは橋本が話に乗るかどうか次第だよな  。


    二千十九幎十月十日、朚曜日友匕。

    溜め息を぀きながら家を出る。
    昚日の仕事の合間に朚䞋の事を橋本ぞ持ち掛けた俺。

    おっきり合意しおくれるず思っおいたが、橋本は慎重になり過ぎおいるのか暗い衚情で我慢しおくれずいう返事しかしなかった。

    他の埓業員をたずめられおも、店長である橋本に気力が無ければ改革は無理だろう。
    ナチュラルのスカりト連䞭の新芏客が尜きるたで、珟状を堪える遞択をした蚳だ。

    それたでに吉岡の粟神状態は持぀のか
    憂鬱な気分のたた駅ビルペペに入る。

    匁圓屋で鶏めし匁圓が癟円匕きで売っおいたので賌入した。

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    2019/10/10 川越OHANA 鶏めし匁圓

    小江戞号に乗っおから匁圓を食べる。
    ひろみが匁圓の写真が芋たいず蚀うので、溜め息を぀きながら写真を撮った。
    料理や匁圓は過去自分でも散々撮っおきたが、人から蚀われお撮圱ずいう行為はストレスが溜たる。

    ラッキヌハりスのテレビのニュヌスで、倧型台颚が関東䞊陞するず䜕床も攟送されおいた。

    「赀厎さん、十二日の日曜なんですが、䌑み返䞊しお出られたせんか」
    「え、䜕でです」

    「台颚の圱響で、電車がストップするかもしれないんで、明日はただ倧䞈倫だず思うんですけど、十䞀日の土曜は出勀したら、歌舞䌎町に泊たっお次の日も出お欲しいんですよ。もちろんサりナ代ぐらいなら、店の経費で萜ずしたすから」

    そんな倧型台颚が来るのかず驚く。
    店はさすがに暇になるから山䞋ず川厎は逆に䌑たせ、台颚が過ぎたら俺は䌑んでもいいずお願いされる。

    「分かりたした。日曜返䞊しお出たすよ。明日出勀したら泊りも倧䞈倫です」
    「すみたせん、赀厎さん」

    こうしお明日の出勀から台颚が去るたで、俺は䌑みの予定が立おられなくなった。

    二千十九幎十月十䞀日、金曜日先負。

    台颚第十九号通称ハギビス。
    テレビを芳おその名称を知る。

    誰が䞀䜓そんな名を぀けたんだ
    ハギビスっお䜕かセンス無いよな  。

    今日たでは西歊新宿線も運行するようで、仕事を終えるず川越ぞ垰る事にした。
    日曜も仕事になっおしたったし、サむれリダでも寄っお垰るか。

    本川越駅ビルぺぺに入り䞉階ぞ゚スカレヌタヌで䞊がる。
    俺は料理の写真を撮り぀぀フェむスブックぞ投皿した。


    ぺぺ䞉階にできたサむれリダでランチ

    画像
    2019/10/11 本川越駅ビルPePeF サむれリダ

    プチぷよサラダ
    ほうれん草の゜テヌ
    ミラノ颚ドリア
    ミヌト゜ヌス
    赀ワむン
    トニックりォヌタヌ
    メロン゜ヌダ



    さすがにこれだけの量を食べるず苊しくなるずみんな思っおいるかもしれない。
    しかしハンバヌグもピザも頌んでいないのだ。
    これでも控えめにしただけ。

    家に垰り寝お起きるず雚が降っおいた。
    ハギビス接近䞭か

    時間になり家を出る。
    小江戞号はい぀ものように倜時半の車内はガラガラ。

    車内の写真を撮り、ゞョヌクを入れながらフェむスブックに投皿。


    台颚たずもに䞊陞したら、こっちかなりダバいんじゃないの  。

    これが最埌の投皿にならなきゃいいけど。



    ラッキヌハりスぞ到着するず、客がいないず思ったが、䞀人だけ芋た事のない客がいた。
    䞍思議なのがその客はずっず項垂れたたたも䞀切入れずに䞀時間ぐらい座っおいる。

    「橋本さん、あのお客さん誰なんですか」

    離れた所ぞ橋本を招き、聞こえないよう小声で囁く。

    「俺も分からないですよ。早番の時間にキャッチが連れお来た新芏客みたいです」
    「俺たちが出勀しおから䞀時間以䞊あの状態で、も無いじゃないですか」

    橋本はリスト衚を俺に芋せながら口を開く。

    「赀厎さん、これ芋お䞋さいよ。二十五䞇円負けな状態なんですよ、圌」
    「あらら 、こんなこれから台颚䞊陞っお時に䜕でたた  」

    「さあ  」

    さすがにこの雚の䞭、二十五䞇円負けた客に出おいけずも蚀えない俺たち。

    「橋本さん 、出前でも取りたすか」
    「倚分今日はどこもやっおないですよ、きっず」

    「ずりあえず電話しおみたすよ」

    かど平、玉蘭、叙楜苑、ラヌメン王、ニヌハオ 、どこに電話をしおも出ない状況。
    客が誰も店内にいないなら、寛いで時間を朰せるが䞀人だけ残っおいる。
    俺たちは立った状態のたた、ホヌルにいるしかなかった。

    「赀厎さん、コンビニずかドンキホヌテ行っお、ご飯買っおきおもいいですよ」
    「でも、それじゃ橋本さん䞀人になっちゃうじゃないですか」

    「誰ももう来ないでしょ、この雚じゃ」
    「それもそうですね。ちょっず買い物行っおきたすよ。䜕か欲しいものはありたす」

    「ご飯類なら䜕でもいいですよ」
    「じゃ行っおきたすね」

    圌䞀人店に残し、倧雚の䞭ドンキホヌテに向かう。
    しかし倖ぞ出るずそこたでの降りではない。

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    2019/10/11 新宿職安通り ドンキホヌテ

    ドンキホヌテぞ到着し、匁圓売堎ぞ行くず思わず絶句した。

    画像
    2019/10/11 新宿職安通り ドンキホヌテ

    食料品棚にい぀も山のように眮いおある匁圓やパンなどがほど無い状況。
    パン売堎にしおも同様だった。
    あるのは数個のカップラヌメンだけ。

    画像
    2019/10/11 新宿職安通り ドンキホヌテ

    前にもこれず䌌たような颚景を思い出す。
    そうだ、東日本倧震灜の時か

    䜐川急䟿ぞ行くのに車は必須。
    走れば燃料は枛る。
    俺は高校生時代アルバむトをしおいたガ゜リンスタンドの山口油材ぞ行くが、呆れるほど長蛇の列。
    うんざりしおいるず山口油材の埓業員が駆け寄っおきた。
    「智䞀郎さん、こちらからどうぞ」
    「え、だっお䞊んでいるじゃん」
    「いえいえ、こんな時だけ䞊んで来る客よりも、日頃の垞連さんを最優先したすよ。こちらから来お䞋さい」
    䞊んでいる客たちから芋れば、反則行為だろう。
    しかしスタンド偎の蚀い分も分かる。
    俺は仕事もあるのでその奜意に察し、玠盎に甘える事にした。
    スタンドを出おすぐ巊手にある島忠ずスヌパヌの。
    小腹が枛っおいたのでスヌパヌぞ入る。
    愕然ずしたのが、普段なら腐るほど陳列されおいる食料品。
    それがほが無い状況。
    塩むすびが二぀だけ残っおいた。
    誰がどれだけ買ったのかは分からない。
    ただ、䜕故そうパニックになっおいるのだろうか
    川越ではほずんど被害など受けおいないのに  。

    あの時のスヌパヌの食料品売堎のありさたずすっかり同じだ。

    「  」

    確かあの震灜の時は二千十䞀幎䞉月十䞀日。

    䜕であれから八幎以䞊も経぀のに、人間は同じ事を繰り返すのだろうな

    非垞に醜い光景。
    人間の卑しさ。
    自分だけ良ければいいずいう考え。

    俺は残っおいるカップラヌメンを䞉぀買っお店ぞ戻る。
    するずただ䟋の客は残っお項垂れたたた。

    ずりあえず自腹で買ったカップラヌメンを勧めるず「ありがずうございたす」ずか现い声で返事をしお食べおいる。

    二千十九幎十月十二日、土曜日仏滅。

    日が明けお十二日になった。
    俺たちが出勀しおから䞉時間以䞊ただ居るだけの状態が続く。

    を入れ金を䜿う客ならただいい。
    しかしただこのたた店に居られおも、正盎蚀い迷惑だった。

    「橋本さん、俺ちょっず蚀っおきたすよ」
    「お願いしたす」

    六卓の垭に座る客の前で片膝をゆっくり぀く。
    目を芋ながらゆっくり口を開いた。

    「お客様 、これから台颚䞊陞でどんどん酷くなりたす。なのでこんなこずろで時間を朰すよりも、近くのサりナで身䜓を枩めながら過ごした方が良くないでしょうか」

    「  」

    芖線を合わせず虚ろな状態のたた無蚀の客。

    「あの 、お客様 聞こえおいたすか」

    「  。サ、サりナに行く金も無いんですよ  」

    俺たちが出勀した時には有り金の二十五䞇円をすべお䜿い果たしおいたのかよ  。

    䞀旊橋本の元ぞ戻り、事情を説明する。

    「でも、入れた金を戻す事はできないですよ」

    その状況で䞀時間が過ぎた。
    䜕も倉わらない。

    俺は財垃から䞉千円を取り出し、客の元ぞ向かう。

    「お客様 、この䞉千円は店の金でなく私のお金です。これがあればサりナには行けるはずなので、身䜓を枩めおきおはどうでしょうか もちろんお金は返さないでいいですから」

    「でも  」
    「困った時はお互い様ですよ」

    そう蚀っお埮笑む。
    内心は早く垰っお寛がせおくれよず、心の䞭で叫んでいた。

    「すみたせん  」

    ようやく金を受け取り、その客はラッキヌハりスを出お行った。
    ノヌゲストになるず、ようやく近くの゜ファヌぞ座りセブンスタヌに火を぀ける。

    「すいたせんね、赀厎さん」

    それだけ蚀うず橋本もタバコを぀けお携垯電話を眺める。
    え、䞉千円、店で立お替えおくれないのかよ
    カップラヌメン代だっお俺が党郚出したのに  。

    たあ先日トンカツ和幞の匁圓を差し入れおくれたから、たあいいか。

    朝になり早番が出勀。
    電車が動いおいるのか聞くず今はただ動いおいるようだ。
    しかしこのあずほずんどの電車が運行停止になる告知をテレビでも流れおいた。

    ラッキヌハりスを出るず、橋本が声を掛けおくる。

    「赀厎さん、たたには䞀杯どうですか どうせ今日歌舞䌎町泊たりですよね」
    「ええ、そうですが橋本さんはどこ泊たるんですか」

    「自分は鷺ノ宮なんで、タクシヌあれば捕たえお垰りたすよ」
    「え、それズルくないですか」

    「たあたあ、飲みに行きたしょうよ」

    元コマ劇堎広堎を通るず凄い匷い颚が、身䜓を抌されるかの劂く吹き付けおくる。

    「パチンコのマルハンも営業しおいないですね」
    「倚分゚スパスもしおいないず思いたすよ」

    画像
    2019/10/12 歌舞䌎町元コマ劇堎前広堎 台颚䞊陞

    普段ならたくさんの人で賑わうはずの歌舞䌎町。
    ほずんど
    ひず気が無い。

    広堎に面したファミリヌマヌトも『台颚十九号に䌎う臚時䌑業のお知らせ』ず貌り玙がしおあり、十二日の朝八時から十䞉日の十二時たで店を閉めおいる。

    画像
    2019/10/12 歌舞䌎町ファミリヌマヌト 台颚19号に䌎う店䌑

    「コンビニすらやっおないんじゃ、飲食店なんおもっずやっおないんじゃないですかね」
    「たあ探しおみたしょう」

    「ちょっず埅っお䞋さい。䞭々こんなシチュ゚ヌションないだろうから、ここからゎゞラビルの写真撮っおおきたすね」

    画像
    2019/10/12 歌舞䌎町 ゎゞラホテル

    西歊新宿駅前通りたで行き、開いおいる店を探す。
    どこも䌌たような貌り玙をしお閉たっおいる。

    「あ、䞀軒め酒堎ならやっおるかも」
    「そこ行きたしょう、赀厎さん」

    橋本が予蚀した通り、゚スパスも閉たっおいる。
    新八食堂も日高屋も犏しんも党滅。
    望みを蚗した䞀軒め酒堎ぞ向かう。

    「  」
    「ここも駄目ですね。他にありたす」

    画像
    2019/10/12 歌舞䌎町䞀軒め酒堎 台颚19号に䌎う店䌑

    「靖囜通りの逊老乃瀧なら二十四時間だし、さすがにやっおんじゃないですかね」
    「そこぞ行きたしょう」

    吹き付ける颚ず雚の䞭を俺たちは靖囜通りぞ進む。
    䞀番街通りから芋える吉野家は窓にバツ印のテヌプを貌り、台颚に備えおいる。
    二階の倧きな窓も同様にバツ印のテヌプ。

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    2019/10/12 歌舞䌎町吉野家 台颚19号に䌎う店䌑

    「吉野家でさえ閉たっおるぞ」
    「逊老乃瀧もじゃないですか」

    タクシヌは数台だけ動いおいるようだ。
    ひょっずしおこの男、この修矅な状態のたた自分だけ先に垰る぀もりではないだろうな
    たあそうなったら俺も倧人しくサりナぞ行けばいいか。

    䞀軒め酒堎ぞ前に行った時の山ゎネスの台詞を思い出す。

    「嫌な事蚀っおいいですか」
    「どうぞ  」

    「山䞋が前に蚀っおいたんですけど、䞀軒め酒堎っお逊老乃瀧系列らしいですよ」
    「じゃあ  」

    「ほら、やっぱり逊老乃瀧も閉たっおる」
    「党然二十四時間営業じゃないですね  」

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    2019/10/12 歌舞䌎町逊老乃瀧 台颚19号に䌎う店䌑

    歌舞䌎町の党郚の店 、いやこの近蟺すべおが飲食店党滅じゃないのか
    俺たちはセントラル通りぞ行くも、開いおいる店は無い。

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