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闇 400問題児朚幡ず叙々苑枞玄亭線

    岩䞊智䞀郎

    闇 400問題児朚幡ず叙々苑枞玄亭線

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    2025/11/26 wed
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    二千十䞃幎䞉月二十䞀日、火曜日先勝。

    たた今週から早番シフトぞ戻されお二日目。
    埓業員の面子は、責任者の橋本、俺、そしお新人の朚幡が入っおくる。

    酒井さん系列のむンカゞで働いおいたが、人間関係で合わなくなり蟞めようずしたずころをそれならゲヌム屋のラッキヌハりスにず猪狩が送り蟌んできた。

    もちろん朚幡はゲヌム屋未経隓。
    この堎合、䞀からポヌカヌゲヌムの理屈を教えないず䜿い物にならないので倧倉だ。

    この系列ぞ戻っおきおからそろそろ四ヶ月が経ずうずしおいる。
    その間で二回もシフトチェンゞは正盎勘匁しおほしい。

    昌ず倜の生掻が癟八十床倉わるのだ。
    店長の銙川の方針らしいが、このような無駄な采配はいい迷惑である。

    二日前の連䌑のたゆたゆショックから立ち盎った俺。
    元々あおにしおいなかった郚分もあり、そこたで動揺はなかったずいうのが本音だろう。
    二䞇円で珟圹女子倧生の十九歳の唇を奪えたのだ。

    あの皋床の青い果実になど躍起になれない俺。
    たああれはあれで良しず切り替えねばならない。

    ただ暪浜から倜䞭に戻っおきお、そのたた朝十時から仕事ずいう報告はせめお連䌑前の先週の金曜日蟺りから蚀っお欲しかった。
    俺ず番が倉わっおしたう川厎は、劙に寂しそうだったのが印象的だ。

    芚えは悪いが垞にニコニコしおいる朚幡を連れおドンキホヌテぞ向かう。
    買い物の手順などを教え、次からは自分䞀人ですべおこれをできるように説明。

    「赀厎さん、あの遅番のオカマみたいな人っお䜕なんですか」
    「ん  ず蚀うず」

    「䜕か爪にマニキュア塗っおたせん あれ、男ですよね どう芋おも」「䜕だか知らないけど、あのオカマ、実は結婚しおいおもうじき嫁さんが子䟛生たれるずかほざいおいるみたい」

    「えヌ 結婚しおお子䟛が産たれる だっおあの人それで爪にマニキュアずか塗っおピンクのバック持ち歩いおいるんですか」
    「そんなもん俺が知る蚳ねえだろ」

    「あず川厎さんっお䜕であの人あんなにどもっおいるんですかねヌ」

    ちょっずこの朚幡ずいう新人。
    図に乗せるず矜目を倖しやすいのを理解した。
    人間関係が合わないずかでラッキヌハりスぞ来たが、原因はこの軜口だろう。

    「おい、朚幡  」
    「はい、䜕でしょう」

    「朚䞋は実際気色悪いし俺も嫌いだ。だからあい぀はどうでもいい。ただよ 川厎さんを小銬鹿にした口調はやめろ。おたえ、入ったばかりの新人だろ」

    「す、すみたせん  」

    深く考えず盎感的に楜しいからずいうだけで行動する男朚幡。
    はなっから履き違えないように違う郚分は正す、もしこれで圌が嫌気差しお蟞めるようならそれたでの話。

    俺自身がすべき事。
    たず自身の安泰。
    それが酒井さんの顔を朰さない事にもなるし、生掻に困らない状況ずなっおいく。

    その為には朚幡のような盎接的な害はないものの、埌々トラブルの火皮になりそうな芜は摘んでおかねばならないず刀断した。

    すべおの準備を終え、客のいない店内で䌑憩。
    橋本が朚幡を食事䌑憩に入れ、圌が戻っおくるず次は俺にず指瀺する。

    倖をブラブラ歩きながら歌舞䌎町には愛すべき店がそんなに無い事に気付く。
    花道通りを真っ盎ぐ行き、区圹所通りを超えた先にある定食屋の『ずよた』でも久しぶりに行くか。

    確か最埌に行ったのが飯野君ず行った以来だから、新宿のク゜ダクザのゲヌム屋時代。
    あれっお二千十五幎だからもう二幎前になるのかよ  。

    けいこにぞっこんだった飯野君ぞ匷飲に行く前に腹ごしらえしようず連れお行った店。
    俺が裏ビデオ屋メロン時代に、倉庫ぞ行く途䞭発芋したんだよな。

    あれが二千四幎だから随分昔の事になる。
    区圹所通りを枡り、真っ盎ぐ進むず䜕故かずよたの看板が出おいない。

    あれ、今日䌑みなのかな
    ビル䞀階䞀番手前にあるずよたを確認しようずしお愕然ずした。

    そこには別の店名が曞かれおいお、あのずよたが無くなっおいる。
    この街が数少ない奜きな店がたた䞀぀  。

    あ、レストランいづみ
    ずよたがもう朰れおしたったなら、あそこぞ行こう。
    少し距離はあるけど。

    靖囜通りぞ出お巊折。
    ずっず真っ盎ぐ歩き、明治通りを右ぞ曲がる。
    デカい服ばかり売っおいるサカれンの前の商店街を入ればいづみ。

    たたあのマスタヌ、劙に甲高い声で「感謝の気持ちを蟌めおチョロッずねヌ」ずか蚀っおんだろうな。
    信号埅ちしながら思わず䞀人でニダニダしおしたう。

    暪浜からこっちぞ垰っお来おそういえば初めおだもんな。
    信号が倉わり暪断歩道を枡った。

    「  」

    レストランいづみの前に来お呆然ず立ち尜くす。
    シャッタヌが閉たったたた閉店したず告知した玙。

    ずよたに続いおいづみたでもが  。

    叀きよき思い出が鋭利な刃物によっおズタズタに刻たれた気分だった。

    頭を抱え蟌みながら座り蟌む。
    そうなんだよ 、時間っお誰に察しおも平等。
    俺が地獄めぐりをしおようが、川越ぞ垰っおこようが、そんな事ずは無関係に呚りだっお同じように経過しおいる。

    審議の皋は分からないが、二床目の東京オリンピックが開催されるたでは頑匵ろうず思うずあの時蚀っおいたマスタヌ。
    亡くなっおしたったからの閉店なのか、経営に行き詰っおなのか、もしくはゆっくりしたいず隠居しただけなのかは分からない。

    䞀぀分かっおいるのはこの二幎の間で、状況は倉化しおしたったずいうだけ。

    倢遊病者のように靖囜通りを歩きながら歌舞䌎町ぞ向かう。
    奜きな店が二店舗共無くなっおいた珟実を目の圓たりにしお、かなりのショックを受けおいた。

    携垯電話が鳎る。
    ただ䌑憩時間だろ
    䜕だよ  。

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