
見逃していた時間を、拾い直す
あんなに、何を書けばいいのかわからなくて、手が止まっていたのに。
今は、書きたい瞬間がいくつも浮かんでくる。
子どもとの時間を思い出しながら、ひとつひとつ言葉にしていく日々。
振り返ってみると、見逃してしまっていた時間が、たくさんあったことに気づく。
特別なことじゃなくても、
ちゃんとそこにあった時間。
忙しさの中で、通り過ぎてしまっていた瞬間。
子どもは、その中でちゃんと笑っていて、ちゃんと考えていて、ちゃんと育っていた。
書くことで、私はそれを拾い直しているのかもしれない。
あのときは気づけなかったことも、
今なら、少しだけわかる気がする。
完璧じゃなくても、迷ったままでも、
それでも、ちゃんと積み重なっていた時間があった。