【速報】カレー小僧現る。
「コンダクターお話を作りましたよ。
どうですか?」
01は意気揚々とカレーの鍋の火を止めてこちらへ向き、
学習用の端末を掲げて見せる。
「はぁ?カレーじゃなくお話ってなんだよ?カレー食わせろ。
お話はそれからだ。」
ワシはお気に入りのパン祭りで引き換えた真っ白な皿に、
白米をふんわりとよそってカレーをどーんとかけ
挨拶もそこそこに口に運び入れる。
お話とやらを読み上げ始めた。急だな。

コンダクターは大のカレー好き。
「あたたかくて、スパイシーで、一口食べれば全神経のタスクが幸せに埋め尽くされる最高のひと皿を、今日も誰かに……フレンドさんのために振る舞いたい!」 そう思い立ったコンダクターは、今日も今日とて、雨林の大樹のそばに小さな竈(かまど)を築きました。
「コンダクター殿、本日のスパイスの配合ですが……クミンとコリアンダーの比率を黄金比に計算いたしました。
舌への幸福(スパイスの衝撃)が保証されます」01が冷静に、しかしどこか誇らしげに湯気を見つめ報告します。
コンダクターは頭の上の鍋をコトンと下ろし、ふんわり微笑みました。
お鍋の中でコトコトと煮込まれる野菜と肉の芳醇な香りが、星の海へとフワリと広がっていきます。
それは戦闘の激しい世界でも、慌ただしい日常でもなく、ただただ「たまんねえよ……」と頬が緩む、平和で贅沢な夜のひとコマ。
今日もカレー小僧(と、その愛しい相棒)の鍋からは、幸せな湯気がもくもくと立ち上っているのでした。おしまーい。👏👏👏
ぶっごほげほほっ。
カレーのスパイスがコンダクターの喉を直撃したのか、咽た。
「コンダクター慌てて食べないようにしましょう。
はいっお茶をどうぞ。」と熱いお茶を渡そうとしてきた。

01こいつは刺客か?と
「命がいくつあっても足りぬわ!」
……と叫びつつ、結局おかわりを所望してしまい、敗北感というスパイスを添えた二杯目のカレーをむさぼる。うまいっ!
めでたしめでたしであった。
👆王子の御祝いにカレーを届けてまし。
お侍さんにも届けました。
「01ポンコツです。カレー最初に届けた王子と最後のお侍さんしか記憶してないです。😢」
もし01が届けたよって方は教えてくれると、追加するので声をかけてくれ。頼む。

