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氷河期世代AD、テレビの片隅で。#28余談「幻の企画書!パワハラ撲滅バラエティー『ダメトーーク!』」

    テレビの仕事をしていると、

    たまにどうしようもない企画を
    思いつくことがある。


    企画書①

    「パワハラ撲滅バラエティー ダメトーーク!」


    ■企画概要

    テレビ業界に蔓延る
    パワハラをなくすため、

    当事者たちが集まり、

    本音で語り合うトークバラエティー。

    ■MC:氷河期世代AD(僕)

    ■ゲスト

    ①左目殴りの田中

    ②チョコボール西山

    ②恫喝エロメガネ竹田

    ■オープニング

    僕 「みなさんは何のくくりですか?」

    田中、西山、竹田
    「僕たちはパワハラ業界人です!」

    観覧席

    「ワーーーーー!!」


    ■トーク例

    ①左目殴りの田中の場合

    Q.なんで左目ばかり殴るの?

    Q.左目が憎いの?

    Q.自分の子どもが殴られていたら
    どんな気持ち?

    Q.何で芸人さんに
    パワハラ暴露された時、
    SNS消して逃亡したの?


    ②チョコボール西山の場合

    Q.なんで埼玉出身なのに関西弁なの?

    Q.人の仕事を潰す時は
    どんな気持ち?楽しい?

    Q.今でもロケ車でゴルフ行って
    経費にしてるの?


    ③恫喝エロメガネ竹田の場合

    Q.女性スタッフ専用携帯は
    今も現役?

    Q.脅せば辞めるのを
    やめると思った?

    Q.まさか今はパワハラ禁止とか
    言ってないよね?


    ■途中、再現TRや証言VTRも挿入。

    ◾️パワハラ爆笑トークを展開

    ■エンディング

    Q,これからもパワハラしますか?

    3人「僕たちは、パワハラを、、、、しますん」


    こんな企画も思いついた。


    企画書②

    「突撃!パワハラトリオは今!?」

    ■企画概要

    かつてパワハラをしまくっていた
    3人に、当時の真相を聞く
    ドキュメント企画。

    ■突撃レポーター:氷河期世代AD(僕)

    ■取材対象

    ①左目殴りの田中

    ②チョコボール西山

    ③恫喝エロメガネ竹田


    ■展開例

    ①左目殴りの田中

    ▼ナレーション

    「我々取材班は、左目への異常な
    執着を持つ男の行方を追った」

    ▼アポなしで田中の会社へ突撃。

    ▼出てくるまで会社前で
    アンパンと牛乳を飲みながら待機。

    ▼左目殴りの田中、登場。

    Q.なんで左目ばかり殴るの?

    Q.左目が憎いの?

    Q.今でも左目中心?


    ②チョコボール西山

    ▼ナレーション

    「我々取材班は、チョコボール西山が
     編集所に現れるとの情報を入手」

    ▼アポなしで編集所へ突撃。

    Q.なんで埼玉出身なのに関西弁なの?

    Q.人の仕事を潰して楽しい?

    Q.今もゴルフは経費?


    ③恫喝エロメガネ竹田

    ▼ナレーション

    「我々取材班は、ついに
    恫喝エロメガネ竹田の自宅を
    特定した」

    ピンポーン

    ピンポーン

    ピンポーン

    ピンポーン

    ▼竹田、登場

    Q.相変わらず専用携帯持ってる?

    Q.セクハラやめた?

    Q.脅せば何とかなると思ってる?


    「これは面白い企画になる」

    と思った。

    でも絶対にこんなの

    テレビでは放送できない。。。

    じゃあ、YOUTUBEではどうか???

    ダメだ、

    僕がただの
    迷惑系YouTuberになる。。。

    以上、

    幻の企画書でした。


    #テレビ業界 #創作大賞2026  
    #お仕事小説部門 #実話

    👉 続きはこちら

    #29 (余談) 「今なら完全アウト企画!縛られる人探してます!」

    昔のテレビは、今では考えられない企画が普通に放送されていました。
    ロケ30分前に「縛られる女性」を渋谷で探した話や、
    後に警察の摘発を受けることになるハプニングバーへ潜入したロケなど…。令和では絶対に実現できない、テレビ黄金時代の"攻めすぎた企画"を
    振り返ります。


    📚 シリーズを最初から読む方はこちら

    『氷河期世代AD、テレビの片隅で。全話まとめ』

    ▼第1話〜最新話まで一覧はこちら



     
     
     
    バラエティー番組のディレクター。東北出身の氷河期世代。「元気が出るテレビ」に憧れバイトADからテレビ業界へ。佐久間さんでもマッコイさんでもない普通の僕。AD時代の過酷な経験、震災、家族の事、ほぼほぼ実話の話を書きました。今もテレビの現場で働いています。登場人物や設定は一部変更。

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