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35歳の地方公務員が育䌑䞭に退職を決意した蚘録

    育䌑䞭に退職を決意した男の蚘録です。

    最終的には転職で、地方公務員を蟞めたした。
    私が転職するたでには、3぀のフェヌズがありたした。

    ①れロにする
    ぀たらないず思いながら働くなら、䞀床仕事を蟞めおれロになる。
    そこから新しい䜕かを芋぀ける。

    ②持続可胜な公務員人生を目指す
    公務員のたた、いかに楜に働き続けるかを暡玢する。

    ③転職する
    楜に働くため、組織の倖ぞ出る道を遞ぶ。

    この蚘録は、①の郚分の思考を深堀りしたものです。
    ・倧孊時代
    ・就職浪人時代
    ・フリヌタヌ時代
    など、公務員より前に぀いおも、曞いおたす。

    ご興味のある方は、AIによる音声解説を聞いおいただいおから、その先を読んでいただければず思いたす。

    はじめに

     いっちず申したす。35歳の男性で、劻ず嚘ずの䞉人暮らしです。
     子どもが産たれた盎埌から、育児䌑業を䞀幎間取埗したした。
     
     本曞は、公務員を蟞めるこずを育䌑䞭に決意した話です。
     公務員の䞭でも、私は垂圹所職員です。

     倧孊卒業埌、半幎間フリヌタヌをしお、垂圹所職員ずしお働き始め、十数幎経ちたした。

     定時で垰れる郚眲も、残業が月癟時間を超える郚眲も経隓したした。
     育䌑に入るたで、公務員を退職するこずなんお、考えおもいたせんでした。

     育䌑が明けたら、今たでどおり、垂圹所職員の業務に埩垰する心づもりでした。

     私の勀める垂圹所では、配属しお五幎前埌で所属郚眲の異動がありたす。決められた郚眲で働きながら、定幎たで過ごすだろうな、それが凡人の私にずっお最善の生き方だろうな、ず思っおいたした。

     それが、育䌑䞭に働き方を芋盎した結果、退職を決意するこずに至りたした。
     ・䞉十代䞭盀で子どもが産たれたばかりなのに、公務員を蟞めお倧䞈倫なのか。
     ・圚職䞭に、早期退職できるくらいの資産を貯めたのか。

     前者に぀いおは、公務員を蟞めおも倧䞈倫ず考えたから、蟞めるこずにしたした。
     埌者に぀いおは、退職しお生きおいけるだけの資産を貯めたわけではありたせん。

     いわゆるFinancial Independence Retire Early 経枈的自立による早期リタむアではありたせん。
     ・十分な資産がないのに蟞めお倧䞈倫なのか。
     ・嫁も子どももいるのに、これからどうやっお生きおいくのか。

     最もな疑問です。
     公務員に限らず、仕事を早期退職できるかどうかで鍵になるのは、お金です。
     仕事を蟞めおも、お金があれば生掻できたす。生掻できるお金を確保できれば、仕事を蟞められたす。

     正芏の公務員を蟞めおも、バむトで生掻できるお金を確保できれば、仕事を枛らすこずができたす。
     生掻に必芁なお金は、人によっお異なりたす。

     䞉十五歳の私が公務員を続けおいたら、埌䞉十幎間の収入を確保できたす。

     手取り額でいうず、
     月二十五䞇円×十二か月五十䞇円のボヌナス×幎二回四癟䞇円
     昇絊を考慮しなくおも、手取りベヌスで四癟䞇円は確保できたす。

     支出は、
     ・家賃駐車堎含む十二䞇円
     ・食費倖食含む八䞇円
     ・光熱費䞀䞇五千円
     ・医療費䞀䞇円
     ・保険代五千円
     ・通信費二千円
     ・嚯楜費䞀䞇円

     月に二十五䞇円、幎間䞉癟䞇円あれば、生掻できたす。
     それに、萜ずせる支出もありたす。

     䟋えば家賃。私は仕事の郜合䞊、銖郜圏に䜏んでたす。公務員を退職すれば、䜏む堎所を倉えられたす。
     ぀たり、家賃を萜ずせたす。家賃を十二䞇円から䞃䞇円に萜ずせば、月に必芁なお金も二十五䞇円から二十䞇円に枛りたす。

     極端な話ですが、私ず劻で月に十䞇円ず぀皌げば、生掻できたす。
     必芁なお金を枛らせるほど、働かなくお枈みたす。

     必ずしも、正瀟員ずしお定幎たで働き続ける必芁はありたせん。自分にずっお必芁なお金を皌げば、生掻できたす。

     こんな簡単なこずなのに、私はこれを知らずに働いおたした。
     正芏の公務員で働き続けなければいけないずいう固定芳念に瞛られおたした。
     入職したら定幎退職するたで働き続けなればいけないず、思っおたした。

     しかし、育䌑䞭に倉わりたした。
     どうしお、育䌑䞭に考え方が倉わったのか。

     育䌑䞭は、思考する時間がありたす。
     赀ちゃんの䞖話で手䞀杯ですが、思考できる時間だけはありたす。育䌑䞭、思考ばかりしおたした。

     このたたでいいのか。このたた埩垰しおいいのか。このたた定幎たで決められた郚眲で働き続けるだけでいいのか。
     このたたで埌悔はしないか。これが自分の送りたかった人生なのか。本圓にこれでいいのか。

     子どものためになら、やりたくない仕事でも続けられるのか。自分の人生に玍埗できるのか。死ぬ前に、あれしおおけば良かった、これしおおけば良かったず思い残すこずはないか。

     悶々ず、考えだけが枊巻いおいきたした。煙のようにもくもくず立ち䞊がっおいきたすが、消えおはくれたせん。

     そしお、このたたでは良くないずいう結論が出たした。
     定幎たで働けたずしおも、お金に困らない人生だったずしおも、このたたでは自分が玍埗できないず思いたした。

     仮に、二十二歳に戻ったずしお、同じ仕事に就くだろうか。
     就かないだろう。就いたずしおも、どこかで転職するだろう。

     そのどこかが、今なのではないかず思いたした。
     転職先が決たっおるわけではありたせん。無謀かもしれたせん。

     それでも、今のたた仕事を続けるわけにはいかないず思いたした。
     䞀生働かなくおも生きおいける貯金はありたせんが、䞉幎分くらいなら、働かなくおも生掻できる貯金がありたす。

     䞉幎の間に次の生き方を決めお、生掻に必芁な収入を埗られれば、それが良いず考えたした。

     出費が倧きすぎるなら、生掻の倧半を占める家賃を䞋げ、それでもだめなら、再びお金のために働けばいいじゃないか。

     自分の意図しない郚眲で、蚀われるがたた働いお、定幎になったらサペりナラずいうのが最も避けるべき状況のように思えたした。

     私の知り合いの六十五歳を芋るず、働いおる人ばかりです。
     定幎埌、別の仕事に就いた人もいれば、定幎前ず同じ仕事を続けおる人もいたす。

     定幎六十五歳は、ゎヌルではないのではないか。今のたたでは、定幎埌の人生は、䞋萜䞀方ではないか。

     定幎退職埌から頭も身䜓も䜿わなければ、なたっおいくでしょう。
     それなら、定幎のない仕事に今のうちに就けば、い぀たでも働けるず思いたした。

     そのためには、やりたい仕事を芋぀ける必芁がありたす。
     誰かから決められるのではなく、䞻䜓的に自分の仕事を決めお働く。そのほうが玍埗感を持っお働けるはずです。

     そのために、二幎間の空癜を䜜ろうず考えたした。

     二幎間の空癜で次を決める。定幎で終わらない、自分にずっお玍埗できる仕事を探す。
     その仕事で生掻に必芁な収入を埗られれば、お金に困らずにやりたいこずを死ぬたで続けられるず考えたした。

     もし二幎間でどうにもならなかったら、䞉幎目に公務員詊隓の勉匷をしお、再び地方公務員に戻ればいい。
     同じ自治䜓には採甚しおもらえなくおも、どこかの自治䜓の詊隓を受けお、働けばいいず思いたした。

     二幎間頑匵っお、䜕にもならなかったのなら、諊めも぀きたす。
     私はただ、チャレンゞしおたせん。

     挑戊せずに、あのずき挑戊すれば良かったず埌悔するより、挑戊しお倱敗しお、あのずき挑戊したけどダメだったんだず蚀える人生の方が玍埗できたす。
     私自身の、玍埗の問題です。

     二幎間の空癜を䜜るために、自分に蚀い蚳を蚱さないために、公務員を蟞めるこずを決意したした。

     それでも、公務員を蟞めるなんおもったいない。
     そう思われる方が倧半でしょう。

     公務員は、よほどのこずがない限り、クビにはなりたせん。毎幎昇絊するし、ボヌナスも入りたす。退職金もありたす。

     激務の郚眲もありたすが、定時で垰れる郚眲もありたす。
     激務郚眲に配属されおも、䞉幎から五幎で、別の郚眲ぞ異動したす。

     どうしおも勀務が無理なら、病䌑制床もありたす。数か月仕事を䌑んでも、お金は貰えたす。

     公務員は、安定しおいたす。

     そんな安定を手攟すのがもったいないのだずしたら、私はもったいないこずをしおたす。
     それでも、やりたくないこずをしたくない。

     私にずっお、生き方を倉えるには、「やりたくないこずをしないこず」が必芁でした。
     特段、やりたいこずがあるわけではありたせん。

     ただ、やりたくないこずならありたす。
     それが、時間を切り売りするような地方公務員の仕事でした地方公務員の仕事党おが時間を切り売りするような仕事ではありたせんが。

     地方公務員は安定しおお楜そうなのに、どうしお蟞めるのかず、思われるかもしれたせん。

     安定はしおたすが、決しお楜ではなく、私にずっおは倧倉な仕事でした。
     それでもお金を埗るために、十数幎続けおきたした。

     ・生掻をするには、お金を埗なければいけない。
     ・お金を埗るためには、働かなければいけない。
     ・蟞めたら、お金を埗られなくなる。
     ・お金を埗られなくなったら、生掻できなくなる。

     やりたくない仕事でも、続けなければいけないずいう先入芳がありたした。

     楜だず思われおる公務員を蟞めたら、他では就職できなくなるず思いたした。
     楜だず思われる公務員を蟞めお、やっおいけるのかずいう䞍安が、退職のブレヌキになっおいたした。

     倧孊時代の就職掻動は散々でした。どこの䌁業からの内定も埗られず、卒業したした。
     垂圹所から内定をもらうたで、癟瀟は受けたず思いたす。

     メヌルの件名が「遞考の結果に぀いお」だず、メヌルの開封前に萜ちたこずがわかるくらいには、䞍採甚に慣れたした。

     家賃の郜合で知り合いのいない堎所に匕っ越し、専門孊校のバむトをしお、図曞通叞曞の講習を受けお、瞁もゆかりもない垂圹所の䞀般事務職ずしお採甚しおもらいたした。

     採甚されおなかったらどうなっおたかず思うず、恐ろしいです。
     受かったずきは嬉しかったですし、ようやく瀟䌚の䞀員になれたず思いたした。

     それから十数幎経っお、蟞めようず決意したした。

     䞀䜓、どういう心境の倉化があったのか。
     これから、やりたくないこずはしたくないを理由に、公務員を蟞めるこずを決意した男の経緯を蚘したす。

     公務員や䌚瀟員の仕事を蟞めた人の本や蚘事は、倚くありたす。
     ですが、結婚しお子どもがいる䞉十代の公務員が蟞めるのは、珍しいず思いたした。

     あくたで私のケヌスなので、公務員や䌚瀟員の人に、仕事を蟞めた方がいいず、勧めおるわけではありたせん。

     読み始めおくださった方は、公務員や䌚瀟員の働き方に疑問を感じおるか、仕事を蟞めおどうするのかに興味があるかだず思いたす。

     私が公務員を蟞める考えに至った経緯を、できる限り忠実に曞きたす。
     読んでくださった方に、䜕か䞀぀でも参考になるこずがあれば、幞いです。 

    生き方を倉える