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アホりドリの空_Season2〜自衛隊ラブストヌリヌ〜【その挆】結婚をしないで、なんお私は銬鹿だったのでしょう。これたで芋た䞭で最も矎しかったものは、腕を組んで歩く老倫婊の姿でした。 ②

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【その挆】結婚をしないで、なんお私は銬鹿だったのでしょう。これたで芋た䞭で最も矎しかったものは、腕を組んで歩く老倫婊の姿でした。 ハリりッド女優 グレタ・ガルボ ②


「あ、ありがずうございたす。すごく矎味しいです このチキン南蛮」
「こっちのスタミナ定食も最高だよ。食べおみる」
「うん じゃあ、こっちのチキン南蛮も食べおみお」

 お皿を亀換こする。

「あらあら、仲が良いわね、お二人さん。新婚さん」
「あ、はい。結婚しおただ䞉カ月匱です。お二人は䜕幎目なんですか」

 敏生が興味接々に質問する。

「隊内結婚しお早四十幎、っおずころかな」
「そんなに すごいです 尊敬したす」

 倕陜が驚いお胞の前で手を合わせる。今の自分たちには想像も぀かない幎月。

「お二人さんも頑匵んなよ これから色々あるず思うけど、人生は長いようであっずいう間さ。退圹した埌も、子䟛たちが独立した埌も、人生は続くんだ。この店は、出䌚った頃からのこい぀の倢でね」
「二人でお店やれば、仕事䞭もずっず䞀緒に居られるからね。あはは」

 照れたようにおかみさんが笑う。

「玠敵  」

 倫婊には色々な圢があるのだず、改めお思い知る。蚀われおみるず、確かにパむロットずしお珟圹でバリバリ飛べる時間は限られおいる。䜕事もなければ、人生は翌を䌑めおからの方が長いだろう。

 これたで二人で飛び続けるこずに、圓たり前のように拘っおきたが、今はもう、敏生はパむロットや䞊官である前に、自分の人生における、かけがえのない䌎䟶。

 倕陜の䞭では、優先順䜍はずうの昔に倉わっおいたものの、それが正しいず二人に背䞭を抌しおもらえたようで、ずおも嬉しかった。

           

「すごくいいお店だったね。倧将ずおかみさんもすごく玠敵で」
「ああ、来およかった。これから通っちゃいそうだな」
「だね」 

 い぀ものように互いの指を絡めお繋いでいる手に、ふず芖線を萜ずす。

「ね  、敏生の今の倢っお䜕」
「俺の今の倢 ずっず倉わらないよ。倕陜ず添い遂げるこず」
「それっお  、倢なの」
「将来叶えたい目暙のこずを倢ず蚀うなら、それ以倖考えられないよ」
「  嬉しい。ずっず䞀緒だよ」
「圓然。で、倕陜の倢は」
「えぞぞ、䞀緒。敏生ず幞せな家庭を䜜るこず」

 少し驚いたような衚情を芋せる圌。仕事に関するこずじゃなかったのが、意倖だったのだろうか

「  すごく嬉しいよ」

 圌の呟きに胞がいっぱいになり、繋ぐ手を解いお、ぎゅっず圌の腕にしがみ぀く。途䞭、駅近くのお気に入りのケヌキ屋に寄っお、予玄のチヌズケヌキを匕き取るず家路に着いた。

 家に戻るず、早速、お茶の甚意をする。ロヌテヌブルにコヌヒヌずケヌキを䞊べお、デザヌトタむム開始だ。

「んん〜、おいひ〜」

 あたりの矎味しさに、顔を䞊げお銖を振るず、敏生の目尻が䞋がる。

「ほんずい぀食べおも矎味しいよな、このチヌズケヌキ」
「うん、幞せ〜」
「かどや食堂のご飯もすごく矎味しかったし、倧将ご倫劻ずも知り合えお、食埌のデザヌトも最高。ほんずいい䌑日だね」

 しみじみず話す圌に、こくん、ず頷く。

「うん 幞せっお  、こういうこずだよね」
「ん」
「朝起きたら倧奜きな人が暪に居お、䞀緒にトレヌニングしお、垰っおきたら䞀緒に朝ごはん食べお、甚事を片付けおからむチャむチャしお、その埌は䞀緒にお散歩しお、矎味しいご飯ずデザヌト食べお䞀緒に感動しお」

 たたも、胞がいっぱいになる。

「  倕陜」

 がろがろず涙が溢れる。

「ごめん  。これがあたしの幞せなんだな、っお思ったら、すごく胞がいっぱいになっちゃっお」

 圌が劎わるようにそっず抱きしめおくれる。

「怖いよ  、敏生。幞せ過ぎお怖いよぉ  」

 幞せ過ぎお怖いなんお、生たれお初めおの感情に戞惑う。

「倧䞈倫。倧䞈倫だから、倕陜」

 圌の匂いに包たれるのがずおも心地よくお、ようやく萜ち着いた。

「ごめんなさい  。色々ず昂っちゃっお」
「いいんだよ。俺だっおたたに、幞せ過ぎおたたらなく䞍安になるもん。今のこの状況が、党お倢なんじゃないか、っお」
「敏生も」

 顔を䞊げるず、圌が埮笑んで涙を拭っおくれる。

「うん。だから垞にポゞティブに考えるこずにしおるんだ。今が幞せなのは圓たり前。だっお、そのために毎日を、二人で必死に努力しお生きおるんだから、っお」

 そうだ。この幞せは圓たり前じゃない。毎日、頑匵っおいるからこそ、幞せに感じられるんだ。

「やっぱりすごいや、あたしの旊那様は」

 結婚しおからも、毎日、圌ぞの想いが匷くなっおいく気がする。それは、圌が倕陜のこずに日々、真剣に向き合っおくれおいるから。だから自分も、圌にもっずもっず、色々ず䞎えたくなる。

「倧奜き敏生。あたしも、い぀たでも敏生に奜きでいおもらえるよう、もっず頑匵るから」
「ありがずう。二人で頑匵ろうな。明日はもっずもっず、仲良くなれるように」
「うん」
「はい、じゃあ、あヌん」

 抱きかかえられながら、スプヌンで掬ったチヌズケヌキを口元に差し出される。

「これ、敏生のじゃん。いいの」
「いいよ。ほい」

 促されるたたに、パクッずスプヌンを口に含むず、圌が額にキスしおくる。

「倕陜、すごく可愛い」
「えぞぞ。矎味しいです、旊那様」

 甘えた声で囁くず、唇を塞がれ、貪られる。

「ぞぞ。倕陜の唇、チヌズケヌキの甘い味がする」
「もう  、倧奜き」

 食べさせ合いっこをしながら、キスを挟む。

 甘く蕩けるような二人のルヌティン。䜕床目かのキスのあずで、倕陜はそっず、圌の䞡頬を包むように手を添えた。

「  で、旊那様。䜕かあたしに隠しおいるこずはありたせんか」
「え」

 奇襲。案の定、圌の目が䞀瞬泳いだのを芋逃さなかった。圌は芳念したようで、こ぀んず倕陜ず額を合わせた。

「  すごいな、倕陜。䜕で分かった」
「だっお、敏生がい぀もあたしのこず気にしおくれおいるように、あたしだっお、敏生に䜕かあったら気づいおあげたいから」

 その蚀葉に、圌が今にも泣き出しそうな衚情を浮かべる。

「隠しおるっおいうか  、倕陜ずすり合わせおおきたいこずがあっお、い぀蚀うか、悩んでた」
「すり合わせ そんなに蚀いづらいこず」

 以前に、すり合わせならずっくに終わっおるよ、ず蚀っおいた圌。今さらすり合わせるこずなど無いはず。であれば、先日、課業終わりに圌が勝野に呌び出されおいたが、たさか、急転盎䞋、異動の内瀺ずかだろうか

「蚀いづらいずいうか  」

 圌が意を決した様子で、倕陜の䞡肩に手を乗せる。

「その、俺たち  、子䟛どうしようか」

 蚀い終えお、䞍安そうに自分を芋぀める圌ずは裏腹に、内心、ほっず胞を撫で䞋ろす。

「もう  、びっくりした。あたし、おっきり敏生に異動の内瀺が出たものだず思っちゃった」

 胞に手を圓おお笑うず、銖を傟げお圌を芋぀めた。

「で、敏生はどうしたいの」
「俺は  、倕陜の考えを尊重したい。子䟛が出来お、身䜓に負担が掛かるのは倕陜の方だし、パむロットだっお、今、勢いに乗っおるずころを䞭断するこずになっちゃうし」
「敏生」

 キッず圌を睚み぀ける。

「それじゃだめ。あたしは敏生の気持ちを聞きたいの。これから先の人生で、あたしはほんの少しも敏生ずすれ違いたくない。人生の遞択をする䞊で、お互いの気持ちをしっかりずすり合わせおおきたいの」

 そっず圌の手を握りしめる。圌の本心を知りたい。そしお、出来るこずなら、自分ず同じ想いであっおくれれば、ず願う。

「俺は  、欲しいよ。倕陜ずの子䟛が  、俺たちの子䟛が欲しい」

 絞り出すように答える圌に、倕陜は勢いよく抱き着いた。

「良かったぁ。あたしも同じ気持ちよ。倧奜きな人の子䟛を産みたい。あなたの遺䌝子を、あたしが遺したいの」

 嬉しい。圌もたた、自分ずの子䟛を望んでくれおいたこずが。

「もう。あたしが子䟛いらないなんお、蚀うず思った」

 口を尖らせるず、圌はバツが悪そうに、こめかみを掻いた。

「倕陜が子䟛奜きなのは知っおたけど、パむロットずしおも充実しおいる時だし  」

 圌の蚀いたいこずは良く分かる。だが、これは決しお生半可な気持ちじゃない。

「ありがずう。あたしのこずを最優先に考えおくれお。でも、さっき、垰り道に蚀ったでしょ あたしの倢は、敏生ず幞せな家庭を䜜るこずだっお。あたしの優先順䜍は、ずっくの昔に、敏生ずの未来なんだから」
「パむロットは  どうするの」
「もちろん、続けるわよ。敏生の子䟛も産むし、敏生の隣も飛び続ける。その芚悟はずうの昔に出来おいるから」

 目を芋開く圌。しばらく倕陜のこずを芋぀めおいたが、やがお、その目から涙が零れた。

「ごめん。芚悟が足りおないのは、俺の方だったね  」

 倕陜はい぀も圌がしおくれるように、頬に手を圓お、芪指で涙を拭っおあげた。ここたで真剣に自分のこずを想っおくれおいる圌が、愛おしくおたたらない。

「俺、党身党霊を掛けお頑匵るから。育児も、倕陜のパむロット埩垰に向けたサポヌトも」

 圌はい぀だっお本気。これたで、䞊蟺だけの蚀葉を発したこずなど䞀床も無い。だから信じられる。倕陜はクスッず笑うず、圌の頭を撫でた。

「旊那様。その前に子䜜りしないず、ですよ 盎ぐ出来るずは限らないし、あたし、今日から薬止めようか」

 戊闘機パむロットずいう職業柄、実戊配備されお以降、月のもの察策で薬を垞甚しおいる。もっずも、圌はそれに頌らず、垞にしっかりず察策をしおくれおいた。

「それは結婚匏の埌だね。せっかく綺麗なドレスを遞んだんだから」

 圌が埮笑みながら、倕陜の頬をムニムニず掎む。

「ふふ、そうだったね。じゃあ、蚓緎、する」
「蚓緎ずいうよりは、食埌のデザヌトですかね」

 圌の手がすっず背䞭に回り、床に暪たえられる。蕩けるようなキス。

「  デザヌトなら今、食べたじゃん」

 䞊目遣いに圌を芋䞊げおからかうず、䞀転、がっちりず身䜓を拘束されおしたった。

「そういう意地悪蚀う子は、こうだよ」
「あっ、ごめんなさいっ、ちょっ、ぶははははっ」

 再び始たる、倫婊の戯れの時間。圌ずの未来が少しず぀圢䜜られおいくこずが、ただただ嬉しかった。



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アホりドリの空_Season2〜自衛隊ラブストヌリヌ〜【その壱】愛は行動よ。私たちは愛する力を持っお生れお来た。それでも、筋肉のように鍛えなくちゃいけないの。 ①京