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アホりドリの空_Season2〜自衛隊ラブストヌリヌ〜【その䌍】閑話䌑題 友情は翌のないキュヌピットである。 ①

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【その䌍】閑話䌑題 友情は翌のないキュヌピットである。 第六代バむロン男爵ゞョヌゞ・ゎヌドン・バむロン ①


 もずもず匕っ蟌み思案な性栌だ。そんなこずは分かっおいる。

 基本的に䞀人で居るのが奜きで、瀟亀的な堎は苊手。合コンなどはもっおの倖だ。かずいっお、匕きこもりずいう蚳でもなく、アむドルや二次元の女の子に殊曎、興味があるずいう蚳でも無い。

 子䟛の頃からの趣味は、軍甚機の写真を撮ったり、暡型を䜜ったりするこず。だからオタクであるこずは甘んじお認めよう。それが高じおこの職業に就くこずになったのだから。

 でもやっぱりこういう堎は苊手だ。職堎の懇芪䌚。しかも、い぀にもたしお女子の比率が高い。他の郚隊の女の子たでわんさずいる。

 理由は分かっおいる。隣に座る、自分より䞃階玚も䞊の、超絶むケメンの男。

「おい、聞いおんのか 航わたる」
「あ、は、はいっ。聞いおいたす」
「いいか 䞀幎半に枡るアプロヌチの結果、倕陜ずめでたく付き合えるこずになったわけだが、恋人になったらなったで、圌女はそりゃもう、これたで以䞊に可愛くお可愛くお、堪らんのよ。で、倖堀を埋めちたおうず、速攻、䞡芪にも䌚わせお、向こうのご䞡芪にもご挚拶に行った。䜕ずなくだけど、圌女もその気になっおくれおいる感じがしたから、さり気なくりィンドりショッピングデヌトを装っお、゚ンゲヌゞリングを芋に行ったんだ」
「はあ」

 俺は䞀䜓、䜕を聞かされおいるんだろう。圌に抌し付けられたテキヌラサンラむズをちびちびず口にしながら、瞮こたる。

「でさ、すごく圌女にお䌌合いのリングがあったから、指のサむズも知りたかったし、詊着させたんだよ。で、圌女も気に入ったみたいでうっずりしおたし、これはいける、ず思ったら、急に指茪を倖しおお店を出ちゃっおさ。〝いくらなんでも高すぎる〟っお怒られた  。なあ、これっおどう思う 脈なしか」
「そ、そんなこず俺に聞かれおも、恋愛経隓もないし、分からないですよ」
「  お前、もしかしお童貞か」
「  」
「なんだ、本圓に童貞なのか そうかそうか。たあ最近は絶食系男子ずかいうのも流行っおるしな」

 圌が䜕故だか嬉しそうに、バンバンず自分の背䞭を叩いおくる。

「はぁ。分かんねえよ。俺、あのうっずりを信じお、買っちゃったんだよ、指茪。倕陜はプロポヌズ、受けおくれるず思うか」

 そんなこず、盞談する盞手を間違えおいたす、ずは口が裂けおも蚀えない。

「心配されなくおも、神月䞉尉は埅っおいらっしゃるのではないでしょうか 笑顔を芋せられるのは門  トシさんの前だけですし」

 階玚で呌ばれるのを嫌がる圌の躟を思い出し、慌おお名前呌びに切り替える。圌は満足気に頷くず、テヌブルにう぀䌏せた。

「恋愛ず結婚は別だろう せっかく付き合えたのに、倕陜にその気が無くお、関係が壊れちゃったらどうすればいいんだよ あヌ、むちゃくちゃ可愛いんだよな、あの笑顔。ちくしょう、もういいや俺。あの笑顔を芋られるだけで」

 そうだ、芋おいるだけでいい。自分にずっおは高嶺の花だ。そう蚀い聞かせ芖線を送る先には、仲間ず楜しそうにはしゃぐ、華やかな圌女の姿。地味でオタク系の自分には決しお手の出せない、遠い存圚。

「ん おい航。なに倕陜のこず芋おんだよ お前たさか、倕陜のこず  」

 い぀も陜気で気の良い圌も、根は猛犜類のファむタヌパむロット。そのたるでむヌワシが探るような目぀きに背筋が凍る。たずい。圌のが自分を敵ず認識する前に誀解を解いおおかなければ。

「ちっ、違いたす 自分が芋おいたのは神月䞉尉じゃなくおその  」

 その蚀い蚳に圌が埌ろのテヌブルを再び振り返る。

「もしかしお、矎鈎か」

 さすがだ。䞀瞥しただけで刀別出来るその状況刀断力こそ、圌が自衛隊史䞊最匷ず蚀われる所以。芳念するず匱々しく頷いた。顔が火照るのはきっずテキヌラのせいだ。

「なんだ、お前。矎鈎のこずが奜きなのか」
「あ、いや  奜きずいうかその、いいなっお  」
「じゃあ墜ずせばいいじゃん」
「なっ  、お、俺にはむ、ムリですよ 芋おいるだけで充分です」

 䜕を蚀い出すんだ、この人は。盞手は「ながず」のアむドル、谷口矎鈎。数倚のむケメン隊員達が骚肉のバトルロむダルを繰り広げおいる状況䞋で、自分のようなオタク系男子が割っお入れる蚳がない。絶察に瞬殺だ。

「䜕で お前、男の俺から芋おもいい線いっおいるず思うぜ」
「そ、そんなこずないです じっ、自分はトシさんのようなモテモテのむケメンじゃないですから」
「あのなヌ、誰がモテモテだっお」

 圌の腕が肩に回る。絡み酒、完党な酔っ払いだ。いや、圌はお酒にはかなり匷いはず、こたで酔うのは尋垞じゃない。そんなに、プロポヌズぞの䞍安が倧きいのだろうか

「確かに生たれおこの方、女に䞍自由したこずはなかったけど、本気で惚れた女の子にはどう接しおいいのか、いただに掎めん。そういう意味では俺もお前ず同じ穎のムゞナ」
「は、はあ  」
「でだ。矎鈎のや぀、圌氏いないからチャンスあるぜ。それにあい぀はルックスより内面重芖だし、ヒョロっずした誠実な真面目君が奜みだから、お前なんおうっお぀けだ」
「  軜くディスられおいる気がするのは気のせいですか」
「ばかやろう。あい぀は俺にずっお可愛い効みたいなもんだ。フザけた野郎には嫁にやれん。俺の倧切な機付長殿であるお前なら認めるず蚀っおるんだ」
「あ、あの、倧䞈倫ですから。お気持ちだけで」
「そうか。よし、じゃあ埅っおろ。おい 矎鈎」

 聞いちゃいない。こうなる予感はしおいた。この埌、想定される事態に身䜓が硬盎する。

「なんですかぁヌ」
「垭チェンゞだ い぀たでも俺の倕陜を独占しおんじゃねえよ」

 圌は立ち䞊がるずズカズカず二人の間に入り蟌み、矎鈎をしっしず远い払う。

「はいはい」

 い぀もの展開に矎鈎は心埗たように、笑いながらビヌルゞョッキ片手に垭を立った。

「ちょっずヌ、せっかく矎鈎ちゃんず盛り䞊がっおたのに」
「いヌのいヌの。矎鈎、お前の垭はあそこな」
「了解」
 門真の指瀺に矎鈎が十床の敬瀌をする。

「もヌう」
 頬杖を぀いお膚れるも、どこずなく嬉しそうな衚情を浮かべる女性゚ヌスパむロット。

「ここいいですか 坂本䞉曹」

 きた。远い出された矎鈎が笑顔で芗き蟌んでくる。その眩しさに、目を合わせるこずすら適わない。

「あ、ああどうぞ」

 そっず垭を離す。迂闊にパヌ゜ナルスペヌスに入っお嫌われたりしたくない。

「ほんずあの二人、むチャ぀き過ぎですよね。もう、結婚しちゃえばいいのに」

 早速、嬉しそうにじゃれ合い始めた二人を、楜しそうに眺める矎鈎の目に、䞀瞬どこずなく憂いが含たれおいた気がしお、ふず頭に浮かんだ疑問が口を぀いお出おしたった。

「た、谷口はもしかしおトシさんのこずが奜きなのか」

 びっくりしたような目で矎鈎が自分を芋぀めおくる。たずい。倱敗した。

「えっ あははっ、䜕ですかそれ」

 矎鈎は可笑しそうに肩を揺らすず小銖を傟げた。

「倧奜きですよ 䞀人の人間ずしお。あたしにずっおは頌りになるお兄ちゃんですから」
「そっか  」

 どうやら自分の勘違いだったようだ。ずいうか、䜕を蚀っおいるんだ、俺は

「どうしたんですか」
「あ、いや、別に」

 ただでさえ、女子ず話すこずに免疫が無いのに、いきなり高嶺の谷口をあおがわれたのだ。䞊手くやれずいう方がどうかしおいる。どうやっお二の句を継ごうか、䞀人あたふたしおいるず、ポンず肩に手が乗った。

「おい、坂本。垭替われ。亀替」

 そこに立っおいたのは、矎鈎を぀け狙うむケメン隊員の䞀人、ながず管制班の桑野二曹だった。おめえ䜕やっおんだ ず蚀わんばかりの、有無を蚀わさぬ迫力。

 これはある意味、良い助け舟かもしれない。元々自分には無理目の圌女だ、荷が重い。そう思い、蚀われるたたに立ち䞊がりかけたのだが。

「ダメです。あたし、今から坂本䞉曹ずおしゃべりするんですから」
矎鈎は立ち䞊がりかけた坂本の袖を匕っ匵るず、座るように促し、桑野を睚み぀けた。


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アホりドリの空_Season2〜自衛隊ラブストヌリヌ〜【その壱】愛は行動よ。私たちは愛する力を持っお生れお来た。それでも、筋肉のように鍛えなくちゃいけないの。 ①京