「noteは、フォロワーの数じゃない。」──50人でいい理由
Noteを初めて1ヶ月が過ぎました。
「もっとたくさんの人に読んでもらいたいな……」
noteを書き続けていると、ふとそんな風に思うこと、ありますよね。
せっかく書いた記事のスキが少なかったり、ダッシュボードの数字があまり動かなかったりすると、少し寂しい気持ちになることもあるかもしれません。
私も以前は、「フォロワーがたくさんいないと、誰にも読んでもらえないのかな」と不安になることがありました。
でも、ある出来事をきっかけに、「本当に読んでくれる人が50人いれば、noteは十分に楽しくて、豊かな場所になる」と心から思えるようになったんです。
実は少し前、私は思い切って、自分のフォロー数を800人から300人へと大幅に整理してみました。それに伴って、私自身のフォロワー数も150人ほど減ってしまったんです。
数字だけ見れば、「読まれなくなるのでは」と焦るかもしれません。でも、実際に起きたことはまったく逆でした。
全体的な数字は減ったはずなのに、いつも読んでくださる「常連さん」たちが変わらずにスキやあたたかい言葉を届けてくれたおかげで、私の書く短編小説やポエムが、毎回「急上昇」や「人気」の記事に選ばれるようになったのです。
そしてもう一つ、色々な方のnoteを読んでいて気がついたことがあります。
「こんなに面白くて、胸を打つ文章を書く方なのに、どうしてフォロワーさんやスキが少ないんだろう?」
そう驚いてしまうような、隠れ家のような素敵なクリエイターさんとの出会いがたくさんあるのです。
逆に、何万人もフォロワーがいる有名な方の記事を読んだとき、「綺麗な文章だけれど、今の自分の心にはあまり響かないな……」と、ふと感じてしまうこともありました。
この経験から気がついた、「noteは人数じゃなくて、50人でいいんだ」と思える理由と、私が大切にしている楽しみ方を、少しお話しさせてください。
1. 万人に向けた言葉より、体温の伝わる距離感
フォロワーさんが何万人もいると、どうしても「誰にでも嫌われない、無難で整った文章」になってしまいがちです。それは立派なことですが、どこか遠くのスピーカーから聞こえてくる放送のように感じてしまうことがあります。
でも、50人くらいならどうでしょう。
「あ、またあの人がスキをくれた」「この方の感想、いつも優しいな」と、お互いの顔(アイコン)を思い浮かべながら、手紙のように言葉を紡ぐことができます。
万人ウケを狙った文章よりも、「あの人に届けたいな」と常連さんの顔を思い浮かべながら書いた不器用で熱い文章のほうが、ずっと心に刺さる、私が書いた短編小説やポエムが「人気」に入るようになったのも、この「体温が伝わる距離感」のおかげだと思っています。
2. 通り過ぎるたくさんの人より、立ち止まってくれる50人
SNSを見ていると、どうしても数字の大きさに目が行きがちです。
でも、タイムラインをさっと通り過ぎていく1万人の方よりも、心を込めて書いた作品を最後までじっくり読んで、「この表現が好き」と立ち止まってくれる50人の方がいてくれたら……書き手として、こんなに嬉しいことはないですよね。
数字が少なくても、圧倒的に面白い記事を書く人がいるのは、そこに「深く立ち止まってくれる読者さんとの、濃密なやりとり」があるからです。
表面的な数字の大きさよりも、じんわりと心を通わせる熱量。それこそが、書き続けるための何よりのエネルギーになります。
3. 安心して「本当の自分」を出せる、小さな居場所
たくさんの人に受け入れてもらおうとすると、「こんなこと書いたら、変に思われないかな」と、言葉がよそ行きになってしまいがちです。
でも、「自分のことを分かってくれる50人」が集まる小さなカフェのような空間なら、どうでしょう。
そこは、とても安心できる場所です。自分の中にある繊細な感情も、少しだけ恥ずかしいようなポエムも、「ここなら受け止めてくれる」と素直に表現することができます。
背伸びせず、等身大の自分のままで言葉を紡げる環境は、書く人にとって、とても心地よい居場所になります。
4. まずは自分が、誰かの「常連さん」になってみる
50人のあたたかい居場所をつくるために、もう一つおすすめしたいことがあります。
それは、まずは自分が好きな作家さんを見つけて、その人の「常連さん」になってみることです。
noteは「書く」ことも楽しいですが、実は「読む」こともものすごく楽しい場所なんですよね。
スキの数に関わらず、「この人の文章、すごく好きだな」と思える人を見つけて、毎回読みにいく。そっとスキを押して、時々コメントを残してみる。
そうやって自分が「誰かの読者になる喜び」を知ると、数字への焦りは自然と消えていきます。
それに……あわよくば、大好きなその作家さんが私のnoteにも遊びに来てくれて、私の「常連さん」になってくれたら。そんな素敵な繋がりが生まれたら、もう最高ですよね。
5. まとめ:とりあえずは「常連さん20人」でいい
「まだフォロワーが少ない」「あんなに面白い記事を書いているのに、どうして」
もしそんな風に数字のことでモヤモヤしているなら、どうか落ち込まないでください。
「50人」という数字すら、最初は大きく感じるかもしれません。
それなら、とりあえずの目標は「いつも読んでくれる常連さんが20人」。
まずは、それくらいでいいと思うんです。
20人だって、リアルの空間に集まったら、小さなカフェがいっぱいになるくらいの人数です。それって、ものすごく素敵なことですよね。
あとのことは、それからゆっくり考えればいいです。
フォロワーを「増やす」ことより、今あなたの記事を楽しみに待ってくれている目の前の人を「全力で大切にする」ことに、少しだけ目を向けてみませんか。
そして、あなた自身も誰かのお気に入りの読者になってみませんか。
あなたの言葉を待ってくれている人たちへ、今日もあなたらしい記事を届ける。
「あとは、それから」。
そのくらいの心地よいペースで、これからも一緒にnoteを楽しんでいきませんか?
続きを書きました、よろしければ、こちらもご覧ください。
これまでの物語は、こちらのマガジンにしまってあります。
眠れない夜のお供に、お好きな方を覗いてみてください。
