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「○○配合」はどれくらい入っている?化粧品のルールを確かめたら、成分表に「1%の目印」があった

「ナイアシンアミド配合」「セラミド配合」「ビタミンC配合」。
パッケージの一番目立つところに、話題の成分の名前。
それを見て、「これが入ってるなら」と選んでいました。

でも、調べてみたら、「配合」には量の決まりがありませんでした。
ほんの少しでも、「配合」と書けるんです。

そして、手元のボトルで量を見分ける「目印」も見つかりました。

■ 「配合」と書くのに、量の決まりはなかった

化粧品の業界のルールでは、特定の成分を目立たせて書くときは、
「ヒアルロン酸(保湿成分)配合」のように、配合目的を必ず添えることになっています。
(日本化粧品工業連合会「化粧品等の適正広告ガイドライン」2020年版)

でも、何%以上入っていれば「配合」と書けるか、という決まりは、調べた範囲では見つかりませんでした。

海外では、効き目が出ないくらい、ほんの少しだけ入れて、名前だけ目立たせるやり方に呼び名があります。
「エンジェルダスティング」。天使が粉をひとふりするくらい、という意味です。

もちろん、しっかり入れている商品もたくさんあります。
問題は、パッケージの表だけでは見分けがつかないことでした。

■ 成分表は「多い順」。でも1%以下はバラバラ

裏の全成分表示には、並べ方の決まりがあります。
(化粧品成分オンラインの解説)

・たくさん入っている順に書く
・1%以下の成分は、順番はバラバラでいい
・色をつける成分は、最後にまとめて書いていい

つまり、1%より多い成分は、必ず前のほうに並びます。
そして後ろのほうは、1%以下の成分が、順番に関係なく並んでいます。

でも、どこから1%以下なのかは、成分表には書いてありません。

■ 「1%の目印」は、フェノキシエタノール

ここで使えるのが、防腐剤です。

国の化粧品基準では、防腐剤のフェノキシエタノールは、100gあたり1.0gまで、と決まっています。
つまり、どんな化粧品でも1%以下です。
(厚生労働省「化粧品基準」)

1%より多い成分は、1%以下の成分より前に書かれます。
だから、フェノキシエタノールより後ろに書かれた成分は、必ず1%以下です。

成分表の中に、フェノキシエタノールを探す。
話題の成分が、その前にあるか、後ろにあるか。
それだけで、量の目安がわかります。

(フェノキシエタノールが入っていない商品もあります。その場合、この目印は使えません)

グサッと言うと、
パッケージの表で一番大きく書いてある成分が、裏では目印のずっと後ろにいることがあります。

「配合」は、量の約束ではなかった。

■ 1%以下なら、意味がないのか

そうとは限りません。
少ない量で働く成分もあります。

ただ、量が効き目に関わる成分もあります。
前の記事で書いたとおり、ナイアシンアミドの試験で使われていたのは5%でした。
ピュアビタミンCも、肌に入る研究では高い濃度が使われていました。

その成分が「どれくらいで働くのか」と、「どれくらい入っているのか」。
両方を知って、はじめて比べられます。

■ 推し貯肌で言うと

引く:表の名前より、裏の順番を見る。
触る:量がわからないものを、何本も重ねない。
貯める:目印の前に、欲しい成分がある1本を続ける。
逆算:買う前に、裏返す。

■ 1. フェノキシエタノールを探す

成分表の中から、フェノキシエタノールを見つける。
それが「ここから後ろは1%以下」の線です。

■ 2. 話題の成分が、線の前か後ろかを見る

前なら、1%より多く入っている可能性があります。
後ろなら、1%以下です。

■ 3. 「%」が書いてあるかを見る

「ナイアシンアミド5%」のように、%を書いている商品もあります。
書いてあるなら、それがいちばん確かな情報です。

■ 言えること、まだ言えないこと

言えること
・特定の成分を目立たせて書くときは、配合目的を添える決まりがある
・「配合」と書くための最低の量の決まりは、見つからなかった
・成分表は多い順。ただし1%以下は順番バラバラでいい
・フェノキシエタノールは、国の基準で1%まで

まだ言えないこと
・それぞれの商品に、話題の成分が何%入っているか
・1%以下で、その成分がどれくらい働くか(成分によって違う)

まとめ

「○○配合」。
それは、量を約束する言葉ではありませんでした。

でも、成分表には「1%の目印」がありました。
フェノキシエタノールより後ろは、全部1%以下。

表の名前より、裏の順番。
買う前に、ボトルを裏返す。

私は専門家ではありません。国の基準や業界のルールを読んで、確かめた範囲で書いています。
この記事は、特定の商品が良い・悪いと言うものではありません。

ビタミンCの「濃度」と「古さ」の話は、こちらで確かめました。

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ザビ(elzavi) 専門家じゃないから、全部調べて書いています。いただいたチップは、次の論文を読む時間に使わせてもらいます🫧