お肌のゴールデンタイムは22時〜2時って本当?
「22時から2時がお肌のゴールデンタイム」
一度は聞いたことがあると思います。私もずっと信じていて、23時を回るたびに「今日もダメだった」と思っていました。
推し活をしていると、22時就寝はほぼ不可能です。配信は夜にあるし、遠征から帰る日は日付が変わる。
それで毎回、罪悪感だけが残っていました。
■ なぜ「22時」なのか
先日、皮膚科医の方がXでこの話に触れていました。なぜ22時なのか、と。
きっかけをもらって調べてみると、昔の日本人の平均就寝時間が22時〜0時ごろで、そこから3〜4時間後がちょうど2時。つまり「22時〜2時」という時間帯は、当時の生活リズムから逆算された数字だった、という説明でした。
時刻そのものに意味があったわけではなさそうです。
■ 今言われているのは、深さのほう

成長ホルモンが多く出るのは、入眠してから最初の深い眠りのときだとされています。
つまり何時に寝たかではなく、寝てから深く眠れたかどうか。
23時でも1時でも、その後しっかり眠れているなら条件は変わらない、という考え方です。
※私は専門家ではないので、気になる方は睡眠の一次情報も見てみてください。
■ では、何が効くのか
2015年、臨床・実験皮膚科学誌に載った研究があります。
女性60名を2群に分けて、肌の状態を比較したものです。ピッツバーグ睡眠質問票のスコアが5を超え睡眠時間5時間以下の群と、スコア5以下で睡眠時間7〜9時間の群。
分け方に注目してください。「何時に寝たか」では分けていません。質と長さだけです。
結果、睡眠の質が良い群のほうが、内因性の肌老化スコアが低かったと報告されました。
■ ただし、書いておくべきことがあります
この研究の被験者は白人女性60名で、日本人のデータではありません。
そして著者に、化粧品会社の研究者が含まれています。
だから「これで証明された」とは書きません。ただ、研究者が時刻で分類していないという事実は、それ自体が答えだと思っています。
(Oyetakin-White P, et al. Clin Exp Dermatol. 2015;40(1):17-22)
■ 22時信仰が、邪魔をしていた
厳しい言い方をすると、時刻を気にすることで損をしていました。
「もう23時だから今日は手遅れ」と思って、そこから夜更かしする。
「間に合わない」と思って、ケアそのものを飛ばす。
守れない基準は、破ったあとの自暴自棄を呼びます。基準が厳しすぎると、行動そのものが止まる。
■ 続かない理由は、2つ
ひとつめは、基準が生活と合っていないこと。
推し活をしている人の夜は、22時に終わりません。合わない基準は、必ず破られます。
ふたつめは、達成が0か100かになっていること。
22時に寝られたら成功、それ以外は失敗。この設計だと、ほとんどの日が失敗になります。失敗が続くと、人はやめます。
■ 引くべきなのは、時刻という基準
推し貯肌の1つ目は「引く」でした。
減らすのはアイテムだけではありません。守れない基準も引く対象です。
22時という数字を手放して、代わりに「寝る前の30分をどう使うか」に置き換える。
これなら何時に寝る日でも実行できます。
■ 1. 寝る直前の30分を暗くする
時刻ではなく、寝る前の30分だけを条件にします。
部屋の照明を一段落とす。スマホを見るなら明るさを下げる。
深く眠れるかどうかは、寝る前の光の量に影響を受けると言われています。何時でも実行できるので、遠征帰りの日でも守れます。
■ 2. ケアを「寝る直前」から切り離す
夜遅くなる日は、帰った瞬間に落として洗う。
トリガーは時計ではなく、玄関の鍵を閉めたこと。
行動を行動に紐づけると、時刻に左右されなくなります。前回書いた常在菌の話でいえば、洗う回数を増やさないことも大事です。
■ 3. 遅く寝た翌日を、責めない
睡眠は貯められませんが、平均で見ることはできます。
1日崩れても、次の日に戻せばいい。0か100をやめて、週単位で見る。
「今週は4日ちゃんと眠れた」で十分です。
この見方に変えてから、私は夜更かしの日にケアを飛ばさなくなりました。
まとめ
22時に寝られないことを、責めなくていいです。
見るべきは時計ではなく、寝る前の30分と、寝てから最初の眠りの深さ。ここなら推し活と両立できます。
私は専門家ではありません。今回もXで専門家の投稿を読んで、そこから調べて確かめた内容です。気になる部分はご自身でも確認してください。
そもそも「いつケアするか」より、
「何を続けるか」で肌は決まります。
やることは4つのままです。引く、触る、貯める、逆算する。
4つの中身は、こちらにまとめています。
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専門家じゃないから、全部調べて書いています。いただいたチップは、次の論文を読む時間に使わせてもらいます🫧