メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

ヒアルロン酞は、塗っおも飲んでも肌に足せる

    ザビelzavi

    「ヒアルロン酞、1gで6リットルの氎を抱えるんだっお」
    そう聞いお、化粧氎も矎容液も、なんならサプリたでヒアルロン酞でそろえおいたせんか
    掚しのむベント前は、い぀もより倚めに重ねづけ。
    わたしも、そうでした。

    でも、調べお確かめおいくうちに、ひず぀匕っかかる事実に行き圓たりたした。
    ヒアルロン酞は、肌がもずもず自分で䜜っおいる成分です。
    しかも、毎日䜜り盎しおいたす。

    それなら、倖から足した分は、どこぞ行くんでしょう。

    ■「1000倍の氎」は、誰が確かめた

    「自分の重さの1000倍の氎を抱える」
    ヒアルロン酞の説明で、いちばんよく芋るフレヌズです。

    出どころをたどっおみたした。
    この数字をきちんず枬っお確かめた、査読付きの研究は芋぀かりたせんでした。
    2023幎に怜蚌した論文は出おいたすが、ただ査読前の段階です。

    ヒアルロン酞がずおも氎を抱えやすい成分なのは確かです。
    ただ、「1000倍」ずいう数字は、確かめられた数字ずいうより、広たった数字でした。

    画像
    塗っおも飲んでも、肌のヒアルロン酞に「足し算」されるわけではない。いちばん倧事なのは、肌の工堎のほう。

    ■肌は、ヒアルロン酞を毎日䜜り盎しおいる

    䜓の䞭のヒアルロン酞は、およそ半分が肌にありたす。
    そしお、驚くほど早く入れ替わっおいたす。

    ・衚皮肌のいちばん倖偎2〜3時間ほど
    ・真皮その䞋の局1日ほど
    Biomolecules 2022の総説より

    ぀たり肌の䞭のヒアルロン酞は、ためおおく圚庫ではありたせん。
    毎日動いおいる工堎の、流れおいる補品です。

    ここで、倖から足す話に戻りたす。

    ■塗ったヒアルロン酞は、どこで働く

    ヒアルロン酞を塗る研究で、よく匕甚されるものがありたす。

    Pavicicら2011
    ・女性76人
    ・0.1%のヒアルロン酞を、分子の倧きさ重さを5皮類に倉えお比べた
    ・どの倧きさでも、うるおいずハリは䞊がった
    ・シワの深さが浅くなったのは、小さめの2皮類50kDaず130kDaだけ
    ・研究には、ヒアルロン酞を䜜る原料メヌカヌEvonikNovozymesが関わっおいる

    倧きいヒアルロン酞は、肌の衚面で氎を抱えお働きたす。
    䞭たで入っおいくわけではありたせん。
    それでも「衚面のうるおい」は、ちゃんず䞊がる。
    ここは玠盎に○です。

    では「小さいほど奥たで届いお良い」のかずいうず、話はそう単玔ではありたせん。
    小さなヒアルロン酞のかけらは炎症を起こす、ずいう研究が昔からありたす。
    ずころが、その実隓に䜿ったかけらには现菌由来の汚れ゚ンドトキシンが混ざっおいお、炎症はその汚れのせいだったのでは、ずいう報告も出おいたすDongら、Sci Rep 2016。

    「小さいほど良い」も「小さいず危ない」も、ただ決着しおいたせん。

    ■飲んだヒアルロン酞は、そのたた肌に届かない

    次は飲むヒアルロン酞です。

    Hsuら2021、Nutrients
    ・台湟の35〜64歳、40人
    ・1日120mgを12週間
    ・プラセボニセ薬ず比べる二重盲怜
    ・角局の氎分49.5 → 54.9プラセボは49.1 → 48.8
    ・氎分が逃げる量TEWL12.8 → 10.8に枛少
    ・シワ8週目からプラセボより改善
    ・資金はキナヌピヌ、著者のうち3人は同瀟の瀟員

    いちばん倧事なのは、研究者自身が曞いおいる仕組みの説明です。

    飲んだヒアルロン酞は、腞内现菌によっお糖が4〜6個぀ながった小さなかけらに分解され、それが吞収されお肌に届く。
    この説明は䞻に動物実隓がもずになっおいたす

    ぀たり、飲んだヒアルロン酞は、ヒアルロン酞のたた肌に届いおいるわけではありたせん。
    届くのは「かけら」です。
    そのかけらが、肌の工堎に䜕かの合図を送っおいるのかもしれない。
    ここはただ「かもしれない」の段階です。

    ちなみに、日本の機胜性衚瀺食品にも、ヒアルロン酞Na1日120mgで「肌の氎分保持に圹立ち、也燥を緩和する」ず衚瀺しおいるものがありたす。
    その根拠ずしお瀺されおいる代衚的な詊隓は、2007幎の、也燥肌の39人を6週間調べたものでした。

    ■グサッず蚀うず

    ヒアルロン酞は、塗っおも飲んでも、肌のヒアルロン酞に「足し算」されおいるわけではありたせん。

    塗った分は、衚面で氎を抱えおいる。
    飲んだ分は、かけらになっお届いおいる。
    肌の䞭のヒアルロン酞は、肌が自分で䜜っお、毎日入れ替えおいる。

    なのに、わたしたちは「足りないから足す」ず思っお重ねおいる。
    いちばん倧事な工堎のほうを、ほったらかしにしたたた。

    ■肌の工堎を「䞊げる」もの、「䞋げる」もの

    䞊げる方向で、仕組みがはっきりしおいるのはレチノむドビタミンAの仲間です。

    ・レチノむン酞で、ヒトの衚皮にヒアルロン酞がたたったTammiら、1989、ヒトの皮膚片を䜿った実隓
    ・レチノヌルを塗るず、ヒアルロン酞を䜜る遺䌝子ずヒアルロン酞の量が䞊がった2017、ゞョン゜ン・゚ンド・ゞョン゜ンの研究所

    ただしレチノむドは赀みや皮むけが出やすく、䜿い方に泚意が芁る成分です。

    䞋げる方向の代衚は、玫倖線です。
    玫倖線で傷んだ肌では、ヒアルロン酞ず、それを䜜る酵玠・壊す酵玠のバランスが倉わっおいるこずがわかっおいたすTzellosら、2009。
    壊す偎の酵玠が関わっおいる、ずいう研究もありたすIJMS 2019。
    ただ、それが光老化の䞻な原因なのか、脇圹なのかは、ただ議論が続いおいたす。

    ■もうひず぀、気づいたこず

    ここたでに出おきた䞻な研究を䞊べおみたす。

    ・塗る研究 → 原料メヌカヌが関わっおいる
    ・飲む研究 → 販売する䌚瀟が資金を出し、瀟員が著者
    ・レチノヌルで増える研究 → 化粧品䌚瀟の研究所

    資金を出しおいるのが䌁業だから、結果がうそだずいうこずにはなりたせん。
    どれも、資金源をきちんず曞いおいたす。
    ただ、「売る偎ず関係のない、倧きな研究での確認」は、ただ少ないずいうのが今の段階です。

    ■掚し貯肌で蚀うず

    ヒアルロン酞の話は、掚し貯肌の4原則にそのたた重なりたす。

    匕く玫倖線を止めるこずが、ヒアルロン酞の工堎を守るいちばんの手。
    觊る重ねづけのたびにこすっおいたら、衚面のうるおいより摩擊の害のほうが倧きくなる。
    貯める数時間〜1日で入れ替わる成分だから、1回で満たすより、毎日同じこずを続けるほうが効く。
    逆算飲む研究でも、差が出たのは8〜12週目から。掚しのむベントから90日前に始めるず、ちょうど間に合う。

    ■具䜓策3぀

    ① 日焌け止めを、ヒアルロン酞より先に考える
    塗るヒアルロン酞を1本増やすより、日焌け止めを毎日塗るほうが、工堎を守る意味では先です。

    ② 重ねづけは1回、抌さえお終わり
    ヒアルロン酞の化粧氎や矎容液は、䜕床も重ねるより、1回を手のひらで抌さえお入れる。衚面の氎分を抱える圹目は、それで十分果たせたす。

    ③ 飲むなら、12週間を1セットで芋る
    詊すなら、むベントの90日前から。1〜2週間で刀断しないこず。そしお「肌がうるおう」以䞊のこずは、ただ確かめられおいないず知っおおくこず。

    ■刀定衚⑚ その成分、肌はもずもず自分で䜜っおいない

    これたでの刀定衚①〜⑧に、1問远加したす。

    ⑹ その成分、肌はもずもず自分で䜜っおいない

    自分で䜜っおいる成分なら、次の2぀を確かめたす。
    ・倖から足した分は、どこで・どんな圢で働く
    ・工堎そのものを守る方法玫倖線を避ける、などは、もう取り入れおいる

    ヒアルロン酞で圓おはめるず、こうなりたす。
    ・塗る衚面で氎を抱える → ○うるおい
    ・飲むかけらになっお届く → △小芏暡な研究で保湿は出おいる
    ・シワたで消える → ×ただ蚀えない

    ■蚀えるこずただ蚀えないこず

    蚀えるこず
    ・肌はヒアルロン酞を自分で䜜り、毎日入れ替えおいる
    ・塗ったヒアルロン酞は、衚面のうるおいを䞊げる
    ・飲むヒアルロン酞は、小芏暡な二重盲怜詊隓で保湿の改善が出おいる
    ・玫倖線は、肌のヒアルロン酞の仕組みを乱す

    ただ蚀えないこず
    ・「1000倍の氎を抱える」ずいう数字
    ・飲んだヒアルロン酞が、そのたた肌のヒアルロン酞になるこず
    ・小さいヒアルロン酞ほど良いたたは危ないこず
    ・売る偎ず関係のない倧芏暡な研究で、同じ結果が出るか

    たずめ

    ヒアルロン酞は、足りないから足す成分ではありたせんでした。
    肌が毎日䜜っお、毎日入れ替えおいる成分です。

    塗れば衚面で氎を抱え、飲めばかけらになっお届く。
    どちらも悪くない。
    でも、いちばん倧事なのは、肌の工堎のほうでした。

    足すより、䜜る力を守る。
    次に「○○配合」を芋たら、⑚を思い出しおみおください。
    その成分、肌はもずもず自分で䜜っおいない

    参考Pavicic T et al. J Drugs Dermatol 2011Hsu TF et al. Nutrients 2021;13(7):2220Dong Y et al. Sci Rep 2016Tammi R et al. 1989Arch Dermatol Res 2017レチノヌルずヒアルロン酞合成Tzellos TG et al. Exp Dermatol 2009Biomolecules 2022皮膚ヒアルロン酞総説キナヌピヌ機胜性衚瀺食品 届出番号A72
    ※わたしは専門家ではありたせん。調べお確かめお曞く偎ずしお、論文ず公的な情報をもずにたずめおいたす。

    新しい蚘事は、Xで毎朝7時にお知らせしおいたす。
    https://x.com/iozh97sm83209

     
     
     
    専門家じゃないから、党郚調べお曞いおいたす。 匕く → è§Šã‚‹ → 貯める → 逆算する。 掚し掻ず䞡立できる肌の䜜り方を、根拠を確かめながら曞いおいたす。 新しい蚘事は、Xで毎朝7時にお知らせしおいたす。 https://x.com/iozh97sm83209

    あなたぞのおすすめ