
紅茶物語「私よがりな紅茶を語る#5」美味しいミルクティーには低温殺菌牛乳がお勧めです。
お待たせいたしました。
こちら、イングリッシュブラックファストティーになります。
砂時計が落ちましたら飲み頃です。
こちら、ミルクになります。
はい。そうですね。
当店ではミルクは温めていません。
温めたら低温殺菌牛乳を使う意味がなくなってしまいます。
先程お話ししたMIFの話しの続きになります。
MIFの話しはこちら↓
英王立科学協会が2003年に発表した「一杯の完璧な紅茶の入れ方」で科学的に立証されたMIF。
でもこれは、実はイギリス特有のジョークだったとも言われているのですが………。
ただ、フレッシュ・コールド・ミルク(低温殺菌牛乳)を先に入れるのには、きちんとした理由があるのです。
低温殺菌牛乳は63〜65°cでゆっくりと30分かけて殺菌します。(または73°cで15秒)
つまり、あまり熱変性を起こしていないフレッシュな状態を保つことが、美味しいミルクティーの決めてになるのです。
牛乳のタンパク質は75°cになると熱変性が生じると確認されています。
熱い紅茶に少量づつミルクを注ぐと、熱変性が生じてしまうのです。
熱変性を生じたミルクはタンパク質が焦げた状態になり、堅く、イオウ臭くなりますし、口の中で重く張り付くような粘りとベタつきも出てきます。
…とは言え、日本に住んでいる私たちは普段から熱変性を生じたUHT(超高温殺菌)牛乳を飲んでいるので、スッキリとした飲み口の低温殺菌牛乳の方が飲み慣れないみたいですが…。
当店ではこのような理由でフレッシュ・コールド・ミルクをお出ししています。
あ、砂時計が落ちきりました。
お飲み頃です。
まずはカップにミルクを入れてから
紅茶を注いでください。
それでは
ごゆっくりどうぞ。