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【条文の曞き方#】条文の文章䞻語・述語・目的語の眮き方

    「こういう内容を契玄曞に曞きたいんだけど、そもそもどう曞けばいいんだろう 」ず頭をよぎったこずはないでしょうか

    法什䜜成には䞀定の決たった「型」がありたす。䌚瀟では法什を䜜るわけではないので瞛られる必芁はありたせんが、こういうのを知っおおくず、契玄曞や瀟内芏皋を読み曞きする際にも圹立ちたす。

    条文の文章の䜜り方䞻語・述語・目的語などには、䜕かの型やパタヌンがあるのでしょうか。今回は、条文の文章構造に぀いお解説したす。

    この蚘事は、以䞋のブログ蚘事を再線集したものです。


    # 条文の文章䞻語・述語・目的語

    「䞻語」の基本ルヌル

    䞻語は、条文においお暩利・矩務の䞻䜓を衚すため、文章の基本構造ずしお重芁です。

    ⑮ 基本圢

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    䞻語の基本圢は、

    〇〇は、

    ずいう圢です。぀たり、䞻語には「は」を甚い、その盎埌に読点「、」を打぀のが基本ルヌルです。

    ⑵ 䞻語の省略

    普通の文章ず同じように、条文でも䞻語が省略されるこずがありたす。 動䜜の䞻䜓が重芁でない堎合や、曞かなくおも意味が通じる堎合です。

    地方自治法89条1項
    普通地方公共団䜓に、その議事機関ずしお、䞭略議䌚を眮く。
    ※「囜は」などの䞻語が省略されおいたす

    ⑶ 䞻語の䜍眮

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    䞻語は、文章の冒頭に眮くのが基本です。

    Sは、Vするこずができる。 ※S=䞻語、V=述語

    「〜のずきは」ずいった条件文が入る堎合でも、䞻語は冒頭に眮くのが基本です。

    Sは、ホニャララのずきは、Vしなければならない。

    ただし、条件文が非垞に長い堎合には、䞻語を埌ろに配眮するこずもありたす。

    ホニャララホニャララホニャララのずきは、Sは、Vしなければならない。 ※条件文が長いのに䞻語を冒頭に眮くず、「Sは、ホニャララ のずきは、Vしなければならない」ずなり、䞻語ず述語が離れすぎお読みにくくなるためです

    ⑷ 条件文の䞻語

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    条件文〜のずきはの䞭にも䞻語ず述語がある堎合、䞻たる文の䞻語には「は」を甚い、条件文の䞻語には「が」を甚いたす。たた、条件文の䞻語には読点「、」を打ちたせん。

    S1は、S2がV2するずきは、V1しなければならない。

    民法233条1項
    土地の所有者は、隣地の竹朚の枝が境界線を越えるずきは、その竹朚の所有者に、その枝を切陀させるこずができる。

    もし、条件文の䞻語が冒頭の䞻語䞻たる文の䞻語ず同じ堎合、条件文の䞻語は省略されたす。

    S1は、S1がV2するずきは、V1しなければならない。

    個人情報保護法43条1項
    個人情報取扱事業者は、匿名加工情報を䞭略䜜成するずきは、䞭略圓該個人情報を加工しなければならない。

    「述語」のバリ゚ヌション

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    䞻語に察しお、述語は条文の末尟にきたす。述語や文末衚珟には、その条文で定めようずする内容に応じおさたざたなものがありたすが、特に法的効果暩利矩務の発生・倉曎・消滅などず結び぀いたものは重芁です。

    契玄曞や法什で兞型的な述語の衚珟は、以䞋のずおりです。

    • 暩利を衚す衚珟

      • 「するこずができる」法埋䞊の暩利や胜力などがあるこずを瀺す

      • 「するこずができない」法埋䞊の暩利や胜力などがないこずを瀺す

    • 矩務を衚す衚珟

      • 「しなければならない」䜜為矩務〜しろずいう呜什を瀺す

      • 「しおはならない」䞍䜜為矩務〜するなずいう犁止を瀺す

    • その他の衚珟

      • 「する」「しない」などその内容のルヌル芏範を創蚭・確定する

      • 「するものずする」゜フトなニュアンスでの矩務付けや、原則・方針を瀺す

    「目的語」の眮き方

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    法什や契玄曞では、意味䞊の䞻語本来の䞻語が省略されたり埌ろに䞋がったりしお、本来は目的語であるものが䞻語の䜍眮にくる圢目的語の倒眮がよく䜿われたす。

    民法94条1項
    盞手方ず通じおした虚停の意思衚瀺は、無効ずする。
    ※本来は「法が虚停の意思衚瀺を無効ずする」

    もちろん、本来の䞻語がそのたた存圚し぀぀倒眮される堎合もありたす。

    民法224条
    境界暙の蚭眮及び保存の費甚は、盞隣者が等しい割合で負担する。
    ※本来は「盞隣者は、境界暙の蚭眮及び保存の費甚を等しい割合で負担する」

    なぜこのような曞き方をするかずいうず、「境界暙の費甚」がこの条文のテヌマであるこずが䌝わりやすいように、目的語を䞻語にもっおきお匷調しおいるからです。 英語であれば受動態受け身を甚いお蚘述されるような内容ですが、日本の法什では胜動態で蚘述されたす。

    💡【ポむント】「これを」の䜿われ方
    本来の目的語を前に出した埌、元の䜍眮にも圢匏的な目的語ずしお「これを」ずいう文蚀を残しおいる堎合がありたす。
    ▜民法448条1項
    「保蚌人の負担が債務の目的又は態様においお䞻たる債務より重いずきは、これを䞻たる債務の限床に枛瞮する。」
    これは、挢文口調で語感をよくするために挿入されおいた、昔の法什の名残です。省略しおも十分に意味は通じるため、戊埌以降の珟代の法什では基本的に䜿われなくなりたしたが、既存の法埋や契玄曞などではただ芋かける衚珟です。

    結論だけを曞く

    通垞、条文には結論こういう決めごずになったずいう結果芁件ず効果だけを曞き、経緯や意図、趣旚のようなものは曞きたせん。法什でも契玄曞でも同じです。

    あれこれず無駄なこずを曞くず、意味内容にブレが生じたり、解釈で揉めたりする原因になる可胜性があるからです。

    契玄曞でも経緯や意図は普通曞きたせんが、もし背景にある基本的な考え方などをどうしおも蚘茉したいシチュ゚ヌションがあれば、「鑑みかんがみ」などの法什甚語を䜿うず䟿利です。なお、経緯や意図のようなものをしっかり曞きたい堎合は、普通の条文の䞭ではなく、前文や目的芏定第1条に曞くのが䞀般的です。

    結び

    今回は、法什䜜成の芖点から、条文の文章構造に぀いお芋おみたした。

    実際の法什や契玄曞の文章には、先ほど芋おきたパタヌンの組み合わせなどでいく぀もバリ゚ヌションがありたす。そのため、すべおを型にはめようずするのは無理がありたすが、「䞻語ず述語の基本」「目的語の倒眮」「条件文の䜍眮関係」ずいった基本的なパタヌンを抌さえおおくず、耇雑な契玄曞もずっず読み曞きしやすくなりたすよ

    ぜひ、業務での文曞䜜成やレビュヌの際に圹立おおくださいね。同じシリヌズの関連蚘事は、以䞋のずおりです。


    プロフィヌル
    ずある法埋職法埋ファンラむフ

    法埋をもっず身近に 契玄や法務のメモランダムnoteでは、条文の読み方や契玄レビュヌの芖点、コンプラ関連、時事トピックなどを曞いおいたす。耇数瀟でのむンハりスロヌダヌ・転職経隓などをもずに、ブログ「法埋ファンラむフ」で䜓系的に解説しおいたす →https://houritsushoku.com/


     
     
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