見出し画像

世界一周|Day156-185|スリランカ🇱🇰〜セイロン島ほぼ一周編〜

前回はコチラから。


旅の概要

8月14日から9月12日までの30日間でかかった費用は、2人で216,089円でした。
内陸部の沿岸部の名所があるので、観光していて飽きない国でしたね。八百屋で売っているバナナの品種が多いこと、野生のゾウを普通に見れることなど思い出はたくさんですが、1番は農村エリアでセイロンシナモンの生産現場を見学させてもらったことが印象に残っています。
主要観光地の入場料(二重価格)や飲食店のメニューは高く設定されている一方、ローカルバスの運賃がめちゃくちゃ安い。交通費を抑え、他で使うのがスリランカ旅でのポイントだと思いました。

旅程・ルート

実際の旅程とルートは下記と下図のとおりです。

8/14-16 アヌラーダプタ→8/17-18 トリンコマリー→8/19-20 ポロンナルワ→8/21-24 シーギリヤ→8/25 ダンブッラ→8/26-27 キャンディ→8/28 ヌワラエリヤ→8/29 エッラ→8/30-9/2 コロンボ→9/3-4 マータラ→9/5-8 ゴール→9/9-11 ジャフナ→9/12 ネゴンボ

都市間移動はローカルバスが便利かつ安かったです。例えば、コロンボ-マータラの(およそ180キロ)の運賃は600ルピー(≒300円)。
ちなみに、車内にエアコンはなく、満員で座れないばかりか、窮屈な環境で長時間立ちになることがしばしばあります。

感想

アヌラーダプラ

インド・ナーガパッティナムからフェリーでスリランカ・ジャフナに入国しました。
スリランカの観光ビザ(ETA)は事前に取得済み。スマホで簡単に申請可能で、即日結果がわかるのが良かったです。
しかも日本人は30日間のETAが無料。ありがたいです。

南国特有の空の青さと暑さがスリランカに来たのだと実感させてくれました。
ジャフナからは電車に乗ってアヌラーダプラに移動。チケットの購入は現金のみ対応可でした。

アヌラーダプラに限らずですが、スリランカのローカルマーケット散策がめちゃくちゃ楽しいです。南国特有の農産物が並んでいる様子を見るだけでテンションが上がりました。インドのように「ここで買うのは流石に嫌だなぁ〜」というような不衛生さもなく、気持ちよくショッピングすることができます。

スリランカ最古の古都で、仏教の聖地であるだけあって、ストゥーパなどの遺跡が点在しています。歩くのは時間がかかるし、トゥクトゥクをチャーターするのも金がかかる。ということでレンタサイクルで回ることにしました。楽しかったですよ。

トリンコマリー

北東部にある世界有数の天然港を持つ港湾都市なので、大型タンカーがひっきりなしに通過。その手前を漁船や手漕ぎボートが通る。いい光景だな〜と思いました。

内戦後にリゾート地として注目され始めたらしく、欧米人の観光客が多かったです。今後、大規模なリゾート開発が行われるかもしれません…。

外国の(ローカルマーケットで売っている)魚介類って、水揚げしてからの鮮度や衛生管理に不安を覚えるし、日本人の感覚からして美味しそうなものがない…という印象を持っているのですが、ここ、トリンコマリーのお魚は「食べたい!」と思えました。イワシ、サバ、カツオ、イカなど日本でもよく食べる魚が並んでいました。

ポロンナルワ

宿に着いて早々、オーナーから「今の時期、水場にゾウが集まるからボートツアーに参加しないか?」と提案を受けました。一旦保留にしてスマホで調べると、たしかに乾季にゾウが水場や草地を求めて一ヶ所に大集結する現象(エレファントギャザリング)が発生するみたい。提案にのることにしました。

手漕ぎボートに乗り国立公園を散策。牛が泳いで渡る様子や大本命のゾウをしっかりと見ることができました。動物園以外でゾウを見るのは人生初。普通に楽しかったです。

ゾウを見れてウキウキするのは外国人くらいみたいで、話をした現地の人は「危険な生き物」「農作物を荒らす獣害」と言っていました。ヒューマン・エレファント・コンフリクトという、人間とゾウの生活圏の重複によって引き起こされ、互いに否定的な影響を及ぼしあう対立関係が深刻な社会問題になっているようです。日本のクマ問題と似てますね。

集落を囲うように張られたゾウ用の電気柵

ポロンナルワはシンハラ王朝(11〜13世紀)の首都として栄えた中世の古都。仏教遺跡が多数ありました。
アヌラーダプラの遺跡とは毛色が違うので、ここはここで面白かったです。

シーギリヤ

シーギリヤといえばシーギリヤ・ロック。森が開けたところならどこからでも見れます。どこから見ても、いつ見ても映えるので、つい写真を撮ってしまう。スマホの写真ホルダーがシーギリヤ・ロックばかりになってしまいました笑

シーギリヤ・ロックを登るためには入場料35ドル(≒5,600円)がかかります。スリランカ人は100ルピー(≒50円)。
率直に「高すぎやろ!」と思うとともに、日本も二重価格を設定してもいいのかもしれないなと思いました。魅力がある場所には高くても入りますから。

頂上には王宮跡が広がっていて壮大でした。マチュピチュに近いものを感じました。

ダンブッラ

ヘリタンス・カンダラマという、世界的建築家であるジェフリー・バワというが設計した5つ星リゾートホテルに宿泊しました。建築に興味があるわけでないので、今までバワなんて知りませんでしたが、スリランカのことを調べると必ず彼が紹介されている。日本人の旅行記を読むと結構な人がここに滞在している。知らず知らずのうちに行ってみたい、
泊まってみたいと思っていました。ある種の洗脳…?
「建築に興味があり、前々からバワのことを知っていて、一度泊まってみたいと思っていたんだよねぇ〜」と格好つけたかったものです…

建設時に周囲の木を伐採せず、巨大な岩肌やジャングルをそのまま建物の構造に取り入れたようです。
自然と調和された素晴らしいホテルでした。バルコニーにサルがよく遊びに来ていました。あ、メシもうまかったです。

朝、外を眺めているとゾウ4頭、ウマ、水牛が多数いました。野生動物の宝庫っすね。

キャンディ

お次は、かつてシンハラ王朝の首都であり、街全体が世界遺産に登録されているキャンディに行きました。
仏歯寺とペラメラ祭りを見るのが目的です。
仏歯寺には朝5時に行きましたが、お祈りをするスリランカ人で溢れていました。煌びやかな装飾と祈る人の神聖さが印象的でした。かなり良かったです。

ペラヘラ祭りも面白かったです。無料ゾーンでの立ち見(2時間)で十分楽しめました。他国の祭りをあまり見たことがなかったので、いい経験になりました。にしても、人が多かったですね。人疲れしましたわ。

ヌワラ・エリヤ

紅茶で有名やヌワラ・エリヤ。標高1,800メートルにある街なので8月末なのに寒かったです。ここで長袖、長ズボンに履き替え。

山という山が茶畑化されていてビックリ。人間が作った景観に霧がかかり、幻想的で美しかったです。
道路のすぐ近くに茶畑があるので、茶畑の中を車で通っている感覚になりましたね。

途中、有名な紅茶工場を見学しました。工場見学はお土産を買わせるための撒き餌で、見学内容は微妙でした。行く価値なしだと思います。もっとローカルな工場に凸ればよかったのかもしれません…。

街の中心部では多品種のバナナを購入。シュガーバナナ、サワーバナナ、エレファントバナナ、モラード、キャベンディッシュを食べ比べました。バナナが吊るされた八百屋のこの光景が私は好きです。美しい。

エッラ

ヌワラ・エリヤから路線バスを3回乗り継ぎ、エッラへ。有名なナインアーチブリッジという橋を見に行きましたが、正直ビミョーでした。具体例を咄嗟に挙げられませんが、なんか既視感があるんですよね。エッラ自体はいい場所でした。

コロンボ

振り返ってみると、これといって印象に残ることはなかったですね。キリテーと呼ばれる、濃厚な甘みとたっぷりの泡が特徴のミルクティーが美味しかったことぐらいですかね。

マータラ

これといった名所はなかったように思えます。いい写真がない。写真とともに書けるようなことがあまりない…。
でも、夕日が綺麗だった。そういえば、宿のオーナーが優しくておやつにパパイヤを分けてくれた。部屋のなかに全長30cmほどのオオトカゲが入ってきて、めっちゃビビったなぁ。

思い出して分かりましたが、写真におさめるほどでないけど、そこに行ったからこそ味わえた体験や感情の動きはある。写真ベースで思い出そうとすると、写真で撮ったこと以外の些細なことを忘れてしまう。
写真に頼らずに思い出すって大事だと再認識しました。
面倒なんで書き足しませんが、コロンボもめっちゃ思い出ありましたわ笑 

ゴール

スティックフィッシャーマンという、海に立てた細い棒に跨って魚を釣る、伝統的な杭上漁師がいます。第二次世界大戦後、食料が足りない中で生まれた生活の知恵のようです。
現在はただのフォトスポットになってしまっていて、偽漁師が釣りをしているようにパフォーマンスしています。一緒に撮りたい人はチップを払えというシステムでした。下の写真を見てください。釣る気がないのが分かります。

ゴールは、16世紀のポルトガルの統治に始まり、オランダイギリスといった欧州諸国による支配を受けたため、コロニアル様式や教会、モスクが混ざり合うほか、高さ10メートル近くある壁が取り囲んだ街並みになっています。この高い壁がスマトラ沖地震による津波の被害を防いでくれたそうです。外敵の攻撃から守るために作られた壁が、結果的に津波の被害を防いでくれた…興味深い歴史だと思いました。

エルピティヤ

エルピティヤはかなり良かったです。ホームステイさせてもらいながら、セイロンシナモンの園地や生産過程を見学しました。大変良い学びになりましたし、スリランカ人の普通(たぶん中流階級)の生活を見れたのが良かったです。

ホームステイ先の近所のキッズ達が親切で、集落のアテンドやシンハラ語のレクチャーをしてくれました。
国内外問わず、やっぱり農村エリアは落ち着きますね。性に合っていますわ。

ジャフナ

北部の街ジャフナに戻り、フェリーで出国。これにてスリランカ旅は終了。
のはずが、機材の故障でフェリーが欠航に…運航再開の見通しが立たないのに、30日のETA期限が迫っている…。
フェリーを諦め、飛行機でインドに戻ることにしました。残念…

10時間かけてジャフナに来たのに、9時間かけて空港があるネゴンボに移動することに。いやぁ〜疲れましたね。
計画を変更しなければならないですし、無駄な時間や交通費も発生するわでムカつくといえばムカつきましたが、「こういうトラブルがあってこそ旅。オモロいわ」と俯瞰になっている自分もいました。

ネゴンボ

ジャフナから9時間かけてバンダラナイケ国際空港に到着。早朝の便でインドのコチに向かいました。
陸路・海路での国境越えをポリシーとしていたのに飛行機に乗ってしまいました。
縛りをかけていたわけではないですし、空路にせざるを得ない状況だったので、しょうがないですよね…泣

総括

主要な観光地を回れればいいかなぁ〜と思っていたスリランカに30日も居てしまいました。そのくらい居心地は良かったってことですかね。最後の最後にフェリー欠航がありましたが、トラブルに遭ったり嫌な思いをしたりすることなく、純粋に楽しい旅でした。あざした。

費用

30日間でかかった費用は以下のとおりです。一人当たり1日3,601円でした。
ヘリタンス・カンダラマに泊まったのを筆頭に、財布の紐が緩みましたかね。当初の予定以上の支出になってしまいました。

  • 交通費…44,707円
    →フェリー、鉄道、路線バス、トゥクトゥクなど

  • 宿泊費…105,858円
    →ホテル代

  • 食費…41,625円
    →朝〜夜ご飯代、お酒、お菓子代など

  • 雑費…27,757円
    →トイレ、eSIM・VPN代、体験代、入場料、日用品、ギフト

  • 合計…216,089円

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集