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🍁なんとなく疲れる・不安が続く人へ。それ、呼吸が浅いせいかもしれません🍀呼吸は「自らの心」【息】🌸― 浅い呼吸と「深い呼吸」について考えてみる ―

🍀呼吸は「自らの心」【息】🌸― 浅い呼吸と「深い呼吸」について考えてみる ―

今月は、春季大祭の月。
いくつかの大祭に参拝させていただく中で、ふと胸に残った感覚がありました。

みかぐらうたを唱和しているときのことです。

「あれ……? 皆さんの声が、少し小さい?」

はっきりとした違和感ではないのですが、そんな感覚を覚える場面が何度かありました。

そのとき、自然と浮かんできたのが

「呼吸が浅くなっている人が増えている?」

という思いでした。

実はこの感覚、私だけの印象ではないようです。
医学的な研究や臨床の現場でも、コロナ以降、

・息苦しさ
・呼吸のしづらさ
・少し動いただけでの息切れ

などを感じる人が、感染経験の有無にかかわらず、今も一定数いることが報告されています。これは「ロングコロナ(コロナ後遺症)」の代表的な症状の一つとも言われています。

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けれど、興味深いのは、検査をすると

「肺そのものには、大きな異常が見られない」


というケースが多い点です。

肺は元気なのに、うまく使われていない。


呼吸の「量」や「質」、「巡り」が、いつの間にか変わってしまっている。。。
そんな状態が、広がっているそうです。

🍀「肺の1/3しか使われていない」
  という言葉の奥にあるもの

以前、テレビの番組で

「呼吸が浅く、肺の1/3程度しか使われていない」

そんな人が多い。ということを話していたことを聞いたことがあります。

これは医学的な正確な数値というよりも、肺の稼働率が極端に落ちている状態を、分かりやすく伝えた言葉なのだと思います。


ご自身の呼吸に意識を向けたとき、

「息が浅いかな」
「深く吸おうとすると、少し苦しい」

そんな感じはありませんか。

呼吸は、生きている限りずっと続いているものなのに、あまりにも当たり前すぎて、私たちは普段、無意識で息をしています。

ですから、

「自分の呼吸(息)が、少し浅いかな?」


と気づけたときは、「内なるサイン」なのだと思います。

浅い呼吸とは、

胸の上のほうだけが動き、
肺の下のほうまで、酸素が届いていない状態。

横隔膜が十分に動かず、本来もっとも血液と酸素の交換が行われる、肺の下部が、眠ったままになってしまいます。

すると。。

呼吸の回数はあるのに、少し苦しい。
全身に酸素が満たされない。

そんな感覚になってしまうそうです。

🍀マスクと呼吸、そして無意識のクセ

マスクをつけていると、「深く息が吸いづらい」と感じることはありませんか。それは、決して気のせいではありません。

マスクの生地やフィルターは、呼吸のたびに、ほんのわずかな「抵抗」を生みます。

また、吐いた息の温かさや湿気がマスク内にこもることで、「新鮮な空気が入ってこない感覚」が強くなります。

研究では、マスクが呼吸機能そのものを損なうことはない一方で、「体感としての息苦しさ」を感じやすくなることが示されています。

この「息がしにくい感覚」が、知らず知らずのうちにマスクによるフィルター抵抗を感じにくい、浅い呼吸のパターンを「クセ」づけてしまうことも、あるようです。

体は順応性が高く、とても正直です。
苦しさから逃れようとするあまり、無意識に、呼吸を浅くしてしまうことがあるということなののです。

🍀浅い呼吸が、心にもたらすもの

浅い呼吸が続くと、体はゆっくりと緊張を溜め込んでいきます。

・疲れが抜けにくい
・常に気が張っている
・眠りが浅い
・首や肩がこわばる
・理由の分からない不安感

これらは、自律神経のバランスが、「休めない状態」に傾いているサインとも言われています。

浅い呼吸は、肺の一部がフル回転していて、ずっと力を入れ続けている状態です。

その結果、体だけでなく、心まで疲れてしまうのだそうです。


🍀「息」という漢字が教えてくれること

呼吸は、「息」と書きます。

【自らの心】。

この漢字には、先人たちの経験が宿っているように感じます。

心が乱れると、息は浅くなり、
心が落ち着くと、息は自然と深くなる。

そして、息を深くすることで、
心が静まっていきます。


呼吸は、体の働きであると同時に、心の状態を映す鏡でもあります。


私たちは、呼吸を通して、自分の内側と、いつも対話しているのかもしれませんね。

🌸呼吸は、意識と無意識をつなぐ架け橋

気功やヨガ、ヒーリングの世界では、呼吸がとても大切にされています。

それは、呼吸が
・意識してコントロールできる。
・無意識でも続いている。

という、人体の中では、とても不思議で特別な性質を持っているからです。

🍀呼吸は【顕在意識と潜在意識】をつなぐドア。

息が整うと、考えすぎていた思考が静まり、
意識は、ゆっくりと自分の内面へ向かっていきます。

呼吸は、心と体、
そして、自分と世界をつなぐ架け橋なのです。

🍀私がお薦めしている「全神呼吸法」

私がお薦めしているのが全深呼吸法です。
▼昨年出版した書籍の中にも、他のトレーニングと合わせて、詳しく掲載させていただきました。

これは、「体と心を」やさしく結び直すための呼吸法です。

① 椅子に座り、力を抜きます。
② 体を揺すぶりながら前屈みになり、肺の中の空気をすべて吐き切ります。
③ ゆっくり身体を起こしながら、静かに吸い始めます。
④ 両腕を上へ、ゆっくり持ち上げながら吸い続けます。
⑤ 両腕をひらき、胸と肺を解放するように、さらに吸い続けます。

回数は1回だけでも良いです。
目標は、60秒間、ゆっくりと吸い続け、全ての肺を使うこと。
指先がビリビリとしてくるかもしれません。

最初は30秒でも苦しく感じるかもしれません。
それは、しばらく使ってこなかった「肺」を目醒めさせようとしているから。

繰り返すうちに、体は慣れてきます。
「ここまで吸っても、大丈夫なんだ」と。

すると、呼吸は自然と深まり、
体と心が、静かにほどけていきます。

🍀呼吸は「魂」とつながっている

60秒かけて吸い切ったとき、 そこにはきっと、普段の忙しない呼吸では感じられない「静寂」があるはずです。

『息』は、『自』らの『心』。

もし、日常の中で不安や焦りを感じたら、 それは「少し息が浅くなっているよ」という、内なる自分からのサインかもしれません。

そんな時は、この呼吸法を思い出してください。
呼吸を整えることは、乱れた心を整え、本来の自分へと立ち還るための儀式のようなもの。

浅い呼吸から、深い呼吸へ。
それは、無意識に頑張りすぎている自分を、優しく許し、解き放つ時間でもあります。

あなたのその一呼吸が、 明日への健やかな架け橋となりますように。

最後までお読みいただきありがとうございます🌸

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