見出し画像

☆作り方つき☆フライドポテトは、もう揚げなくていい。豊作じゃがいもで作る「揚げないポテト」

今年は、じゃがいもが豊作だ。
毎週せっせと畑から掘ってきては、台所で蒸して、切って、オーブンに並べる。油はほとんど使わない。それでも子どもたちは台所まで味見に来て、気づけば皿が空になっている。
我が家でいま一番人気の、「揚げないフライドポテト」の話。
(この記事は約2400文字です。)

じゃがいもの畑の話は、こちらの記事に書いている。よかったらあわせて読んでみてほしい。




掘るのは、1週間で食べる分だけ

我が家には、じゃがいもを保管しておく場所がない。蔵もなければ、暗くて涼しい貯蔵庫のような場所もない、ふつうの住宅だ。だから毎年、食べる分や注文をもらった分だけをちょこちょこ掘って、あとは畑に置いたままにしている。

ところが、長野の冬は寒い。-10℃くらいになる日も結構あって、畑は標高が高いので、なおさら冷える。

地面が凍ると、掘り出さないうちにじゃがいもが凍みて、ダメになってしまう年がある。
掘り起こしておいても冬のうちに食べきれず、春を迎えるころには中がふにゃふにゃになっていたり、寒い年は玄関に置いておいても凍みてしまったり。

せっかく育てたじゃがいもを、結局無駄にしてしまう。
それが毎年の小さな心残りだった。

そこで今年の目標のひとつは、夏のうちからじゃがいもを食べること。
例年、夏はほかの野菜も採れるので、じゃがいもは冬に回しがちだった。今年は毎週、その週に食べる分をせっせと掘っている。


きっかけは、ヨガ教室の友だちの家で

いま、インスタなどでオーブン料理が流行っている。揚げないフライドポテトのレシピも、よく見かけるようになった。

ただ、インスタで見た料理をそのまま作っても、私の作り方が悪いのか、なかなかその通りにいかないこともある。作ろうかどうしようか、しばらく迷っていた。

そんなとき、仲良くしているヨガ教室のお友だちの家で、揚げないポテトを出してもらった。その家の畑で採れたじゃがいもで作ったものだ。

これが美味しかった。
よし、やるぞと思って、今年さっそく試してみた。

じゃがいもは蒸したものを使う

揚げないフライドポテトの作り方

いくつかやり方を試して、一番簡単だった方法を書いておく。

①まずは蒸す

最初は電子レンジで柔らかくするのかなと思っていた。皮付きのままでも作れるのだけれど、味覚が敏感な6歳の長男は、皮の苦みが気になるらしい。
かといって茹でると、柔らかくなりすぎたり、栄養が逃げてしまったりする。

それで、蒸すことにした。
泥つきのジャガイモもたわしでごしごし洗った後、
鍋に水を張って、ざるや蒸し器に入れ、
10分から15分ほど火にかける。

じゃがいもの大きさにもよる。

蒸すと、皮がつるんときれいにむける。これがありがたい。

②大きめに切って、袋でシャカシャカ

皮をむいたら、大きめに切る。飲食店でよく見かける冷凍のフライドポテトとちがい、この大きさがちょっと贅沢な感じ。太めの拍子木切りでも、乱切りでもいい。

切ったじゃがいもを、キッチン用のポリ袋に入れる。そこに

・塩
・少しの油(我が家はココナッツオイル)
・片栗粉
・米粉

を入れて、袋ごとシャカシャカと適当に混ぜる。

小麦粉でも作れると思うけれど、なるべくお腹に負担がかからないように、うちは片栗粉と米粉にしている。

お好みで、バジルなどのスパイスを入れても美味しいと思う。子どもたちはまだスパイスがそこまで好きではないので、我が家は基本、塩だけ。大人用なら、生姜などを入れてもきっと美味しい。

③重ならないように並べて焼く

オーブンの天板、もしくは魚焼きグリルにクッキングシートを敷いて
じゃがいもを並べる。
220度以上のオーブンで、10分から15分焼く。

ここで一番大事なのは、重ならないように、きれいに並べること。
それだけで、カリッとうまく仕上がる。

片栗粉と米粉なので、小麦粉で作るよりも白っぽい仕上がりになる。

オーブンへ行ってらっしゃい!奥はミートローフ

揚げないポテトの、いいところ

実際に作ってみて、揚げないポテトにしてよかったと思うことがいくつもある。

①ヘルシーで、罪悪感がない

油で揚げないので、そのぶん油の量がぐっと減る。

②中身がわかる、無添加のおやつになる

材料は、畑のじゃがいもと塩、片栗粉、米粉だけ。
市販のポテトやスナック菓子のように、裏の原材料表示を見て考え込むこともない。農薬も化学肥料も使わずに育てたじゃがいもだから、なおさら安心して食べさせられる。

③調理が楽

揚げ物のいちばん面倒なところは、鍋の前に立ちっぱなしになることと、油の後始末だと思う。
揚げないポテトは、並べてオーブンに入れたら、あとは待つだけ。そのあいだに洗い物もできるし、赤ちゃんの相手もできる。

④大人の胃にもやさしい

子どもはいくらでも揚げ物を食べられるけれど、親の胃はそうもいかない。
夜に揚げたてのポテトをつまむと、次の日まで胃が重たい。そんな年齢になってきた(笑)

揚げないポテトなら、それがない。
片栗粉と米粉にしているのも、少しでもお腹に負担をかけないため。子どもと一緒に、親も気兼ねなく食べられる。

出来上がり 米粉なので白っぽい出来上がり

翌日のおかずのつもりが、1食で消える

できあがったポテトを台所に置いておくと、子どもたちがそばから味見をしに来る。
1本、また1本と、どんどん減っていく。

皮をむくのも少し手間なので、多めに作って、翌日の私と夫のお昼ご飯のおかずにしようかな、なんて思っている。
でも、だいたい1食で速攻なくなる。

まあ、美味しく食べてもらっているなら、それでいいかと思っている。


豊作のじゃがいもに、ありがとう

毎年、夫が種芋を買ってきて、植え付けて、世話をしてくれている。
今年は三人目の子の育休のおかげで畑の手入れがしっかりでき、じゃがいももしっかり育った。

揚げないフライドポテトは、豊作のじゃがいもを美味しく食べきるための、我が家のちょうどいい答えだった。

油の鍋を出すのが億劫な日にこそ、ぜひ試してみてほしい。


つまみ食いする子どもたち

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集