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おばあちゃんず、がくらのサバむバル日蚘 第6話 カレヌうどんず桜

    【月日】
     あいかわらず、電気が䜿えない。

     おばあちゃんは、朝ご飯を食べた埌、奥の郚屋でなにかゎ゜ゎ゜探しはじめた。

    「あったあった」

     ず、出しおきたのは黒い機械。

    「なにそれ」

     僕ず぀かさは機械を芋぀める。数字がぐるっず䞞く䞊んでいる。

     おばあちゃんは、䞊の郚分を持っお耳にあおる。

    「あヌ電話だヌ」

     ぀かさが倧きな声で答える。

    「せいかヌい。これは昔の電話やねぇ。今の電話は停電だず䜿えないからねぇ。こっちで詊しおみようず思っお」

     電話の線を぀ないで、おばあちゃんはゞヌコ、ゞヌコ、ず穎に指を入れお回す。

     耳に受話噚をあおお、
    「やっぱりだめかねぇ」
     ず、銖をかしげるおばあちゃん。

    「パパ、明日、迎えに来るかな  」
     僕は心配になっお぀ぶやく。

    「たぶん、  、パパもこっちに電話しおいるず思うよぉ。぀ながらないから心配しおるかもしれないねぇ」

     蚀葉を遞びながら、おばあちゃんが話しおいるのがわかっお、かえっお䞍安になる。

     電話しお぀ながらないなら、心配しお早めに迎えに来おるず思う。

     でも、助けは来ないし、䞋の道もふさがったたんた。
     明日になっお、予定どおりにパパが迎えに来るずは思えなかった。

     でも、よけいなこずを蚀っお、぀かさを䞍安にさせない方がいい気がしおきた。

     なにか楜しいこず  。
     僕はいろいろず頭の䞭を探しおみる。

    「そういえば、サクラ咲いおたね」

     家のうらに倧きなサクラの朚があった。さっき、ニワトリの゚サやりの時に、サクラが咲いおるのに気づいたのだ。

    「昚日から急にあったかくなったからねぇ」

     ず、うなずくおばあちゃん。

    「じゃあ、お花芋しようか」

     ぀かさはうれしそうに立ち䞊がった。

     それから、おばあちゃんにおにぎりのお匁圓を䜜っおもらい、サクラの朚の䞋でお昌ご飯にした。

     ぜかぜかした陜ざしず、ゆるやかな颚がきもちいい。

     こんなにのんびりしおいるなら、ずっずこのたたでもいいかな。

     いや、いいわけないな。

     なんおこずを僕はいろいろず考える。

     そんな僕の悩みを打ち消すように、優しくおばあちゃんが聞いおくる。

    「倜はカレヌうどんにしおみるかねぇ」

    「いいね」

     ニッコリずする぀かさ。

    「じゃあ、うどん打っおみるから、手䌝っおくれるかねぇ」

    「え、うどんを、おばあちゃんず䜜るの」

     ぀かさはおどろいおいる。

     䞭力粉ずいう小麊粉ず塩ず氎。

     たったこれだけで、うどんが䜜れるなんお。

     粉に入れる氎の量は、その日の倩気で決めた方がいいらしいけど  。

    「おきずう、おきずう」

     そう蚀っお、塩に氎を足しおいくおばあちゃん。長幎のカンらしい。

     小麊粉に塩氎を混ぜお、党䜓になじたせる必芁があるんだっお。
     ドバッず氎が入らないように、おばあちゃんの蚀うタむミングで氎を入れおいく。

     い぀もはのんびりずしゃべるおばあちゃんが、別人のようにすばやく䜜業する。
     ボヌルの䞭で、粉の小麊粉がだんだんず、かたたりになっおいく。

     ビニヌル袋に小麊粉を入れたら、僕ず぀かさも足でふんでお手䌝い。

    「そうそう、じょうず、じょうず」

     グニュっずした感觊が、なんだかおもしろくお、終わったずきには、しっかり汗だくになっおいた。

     こね終わったら、時間ぐらい『寝かせる』。

    「うどんちゃんしっかり寝おくださいねヌ」

     赀ちゃんを寝かし぀けるみたいに、぀かさはうどんに声をかける。

     うどんのおねんねの間、僕ず぀かさはお颚呂に入った。
     二人ずも服が粉だらけになったけど、停電䞭は掗濯が倧倉なので粉をキレむに払っお、たた着るこずにする。

     お颚呂から䞊がるず、おばあちゃんが包䞁でうどんを切っおくれおいた。

     グラグラず沞いたお湯に、うどんが飛び蟌んでいくのを、僕ず぀かさはちょっずはなれお、ながめおいる。

     茹で䞊がったうどんは、山からの冷たい氎の䞭を泳いだ埌でピカピカず光っお芋えた。

     アツアツのカレヌうどんは、モチモチでツルツル。

     おばあちゃんが新聞で䜜っおくれた゚プロンに、カレヌの぀ゆを飛ばしながら倢䞭で食べる。

     山の䞭は䞍䟿だ。
     でも、おばあちゃんがいれば、䟿利で楜しくなる。

     おばあちゃんちで過ごしおいるず、毎日毎日が、生きるための䞀日っお感じがしおきた。


     
     
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