
#1 今夜も、子供の寝顔にしか会えなかった。だから、絵本を作ることにしました。
【琥珀の森の、ちいさな味方 ー 制作日記 #1 】
今夜も、子供の寝顔にしか会えませんでした。
共働きで子育てをしている方なら、この感覚、わかってもらえるでしょうか。
妻も仕事と家事でヘトヘト。お互い、気がつけばスマホの画面ばかり見つめています。「土日こそは」と頑張ってはいるけれど、心のどこかに、拭いきれない罪悪感があります。
——いつも寂しい思いをさせているんじゃないか。
同じような思いを抱えているパパやママ、今の時代、きっとたくさんいるんじゃないかと思います。
だから、絵本を作ることにしました。
タイトルは『琥珀の森の、ちいさな味方』。2026年、今年の七夕までに完成させて、Amazon KDPで出版します。

なぜ、七夕なのか
この絵本は、七夕の物語だからです。
七夕の短冊のルーツをご存じですか。もともとは「梶(かじ)の葉」という葉っぱに願いを書き、枕の下に敷いて眠る、というのがルーツです。笹に吊るすようになったのは、ずっと後の時代の話です。
物語の主人公は、ナナとユウという姉弟。忙しくて遊んでくれないパパとママを想って、ふたりはこっそり「本当の願い」を梶の葉に書き、夜の森へ出かけていきます。



森の奥で出会うのが、コロという小さな存在。さみしさのあまり、自分の殻に閉じこもってしまった、梶の葉の赤ちゃんです。
この3人が、大人たちの「いそがしさ」が固まってできた氷のように冷たい琥珀の壁と、どう向き合うのか。
——続きは、完成した本で読んでください、と言いたいところですが。
完成したら、全ページ無料でnoteに公開します
「え、せっかく作ったのに?」と思われるかもしれません。
でも、物語そのものは、一人でも多くの親子に届いてほしいんです。お金で届く範囲を狭めたくない。
そのうえで、紙の絵本には「スマホの画面では絶対に体験できない仕掛け」を用意しています。
巻末の「梶の葉」をハサミで切り取り、お子さんと一緒に願いを書いて、枕の下に入れて眠る。そして、おうちの人だけが読み込める秘密のQRコード。
物語をスマホで読んだあと、「今夜、うちの子にこの魔法を体験させてあげたい」——そう思ってくださった方だけ、紙の本を手に取っていただければ、それで本望です。
絵が描けない父親の、最強の相棒
正直に書きます。僕は、絵が描けません。
子供の頃から物語を書くのは大好きでしたが、絵本という形にする力だけが、どうしても僕にはありませんでした。大人になっても、そのもどかしさは消えませんでした。
でも今、強力な相棒が現れました。画像生成AIです。
AIは冷たい機械だと言う人もいます。でも僕にとっては違います。不器用な僕の頭の中にある「子供たちへの思い」を、温かい水彩画のタッチで形にしてくれる、最高の魔法の筆でした。
昨夜も、ナナの目に宿る「お姉ちゃんの強さ」をAIに伝えるのに、気がつけば2時間が経っていました。何度もやり直して、ようやく出来上がった一枚を見たとき——あの瞬間のことは、うまく言葉にできません。
このnoteで、やっていくこと
今日から七夕まで、約3ヶ月。
AIと試行錯誤しながら絵本を作っていくプロセスを、このnoteで少しずつ発信していきます。うまくいった日も、全然進まなくて悩む日も、正直に書きます。
プロの絵本作家でもイラストレーターでもない、ただの一人の父親が、仕事の合間に夜な夜な不器用に絵本を作り上げていく——その産声の瞬間まで、もしよければ一緒に見届けてもらえると、とても嬉しいです。
今夜も、子供の寝顔を見ながら、この絵本を書き続けます。
フォローして、ときどき様子を見に来てくれたら、励みになります。
【続きを読む】