
あなたの料理が変わる①|基本とは何か?
料理における自由とは、
何でも好き勝手にできることではない…
と思っています。
基本があるから自由になれる。
私は、基本があって、経験を深めたからこそ、
見えるものがあると感じています。
料理を始めたばかりの頃は、
レシピ通りに作ることで精一杯でした。
材料を量り、
手順を確認し、
時間を計り、
ミスがないように作る。
それだけで大変です。
けれど、経験を重ねるうちに、
レシピには書かれていないことが見えてきます。
切り方、大きさはあっている?。
この野菜は水分が多い。
この魚は脂がのっているな。
火力は大丈夫?。
そんな小さなちょっとした違いです。
その微差が、大差を生むのです。
例えば、パン職人は、
その時の温度や湿度を考慮して配合を変えるそうです。
出来上がりの差をなるべく少なく抑えるために。
同じレシピであっても、
毎日まったく同じ条件ではないからです。
料理も同じだと思います。
レシピは大切です。
けれど、自然の中で育った食材は、
一つとして同じものがありません。
作る季節も違えば、食べる人も違う。
だからこそ、その日の状況に合わせて考える力が必要になります。
それは知識だけでは身につきません。
実際に作り、失敗し、
工夫しながら積み重ねた経験の中から育っていくものです。
自由とは、基本を無視することではなく、
基本を身につけた先にあるもの。
それは、いろんな技術も同じだと思います。
まずは、軸を決めて、つまり基本に添って、
作ること。
何度も繰り返す内に、その差の中に「気づき」がある。
出来上がりという結果から、それに対する原因が知識となる。
それが、経験を深めるということ。
多くの経験の中で、
理論を実感することになって、
さまざまな状況に、
自分なりに変化に対応することができるようになる。
経験を深めたからこそ見える景色があり、選べる道があります。
料理の面白さは、まさにそこにあるのではないでしょうか。
料理をしていると、人生と同じだと感じるのです。
すぐに答えをだすこともあれば、
今は、煮込み中で、答えに時間がかかっている?とか。
だから、急がずに「待つ」時間だ!と…。
話は、脱線しましたが、
今回のお伝えしたいことは、
「まずはレシピ通りに作ること。」
さぁ、基本のレシピ通りに作りましょう。
レシピ通りに作ることは、型にはめられることではありません。
基本という土台を、自分の中につくることです。
その土台があるからこそ、小さな違いに気づき、
自分で考え、料理を育てていけるようになります。
経験は、繰り返した人だけが手にできる財産です。
だから今日も、まずは基本のレシピ通りに作ってみませんか。
そこから、あなただけの「気づき」が始まります。
料理は、レシピを読む力で変わります。
「レシピ精読講座」については、クリエイターページでご案内しています。