
【しっくいDIY②】壁の穴と汚れに挑む
こんにちは、椿みきこ🌸季節の花ごよみです。
しっくいの話の続きです。
前回は穴に紙を貼ったところまででした。
とにかく古本だらけの部屋を片づけながらの作業なので、一日に壁一面ずつしか進められません。
まず、いちばん気になっている箇所から取り組みます。
いちばん大物の穴

このままでは、しっくいを塗ることができないので、まず穴をふさぎます。
マスキングテープを使って、紙を貼ってみました。
たいらにして、上からしっくいで固める作戦です。
紙だけで、この大きさの穴をふさぐことは可能でしょうか。
本来はネットテープなどを使うのが正攻法かもしれません。
でも1か所だけなので、とりあえず手近にあるものでやってみました!
穴は見えなくなったけど

このままでは、ぺらぺらなので、すぐに破けてしまいます。
この上から、たいらに塗ることができるか、不安です。
やはり、1回目は紙が波打って、うまく塗ることができません。
2回塗っても、下の紙が見えているので、乾かしてから3回か4回は塗りつけました。
何回か重ねて塗る

かなり無理やり感がありますが、とにかく穴はふさがりました。
分厚く塗りすぎたので、もしかするとヒビ割れるかもしれません。
左官屋さんが見てたら、怒られる仕上がり。
でも、大きな穴が開いたままにしておくよりは、ずっといいです。
しっくいを塗っていると、エドガー・アラン・ポーの短編小説『黒猫』を思い出します。
たしか、酒に溺れて理性を失い、変貌していく男の恐怖を描いた物語です。
動物好きだった主人公の男は、アルコール依存症によって性格が豹変し、可愛がっていた黒猫を絞め殺そうとします。
止めに入った妻を誤って殺害してしまった男は、遺体を地下室の壁の中に塗り込めて隠蔽します。
ここ、ここで男はしっくいで死体を壁に埋め込むのです。こわっ。
警察の捜索が入った際、男は完全犯罪を確信して壁を叩き自慢しますが、壁の中から異様な叫び声が響きます。警察が壁を壊すと、そこには妻の遺体と、一緒に塗り込められていた黒猫が座っていたのでした。
死体を隠すために「壁の中に塗り込める」という点が、「しっくいを塗って穴をふさぐ」という作業と少し重なる部分があり、ドキドキしながら塗っていました。
ムラがあってもいい
自分で塗ることを決めたときから、仕上がりに関しては、まったくこだわってないのです。
「塗りむらは、味わい」
「プロバンス風!」
と言って、夫の反対を押し切ってきました。
とにかく、しっくいはすべてのものを覆い隠してくれるから。
こんな便利な壁材はない、と思ってます。
ここまで大きな穴に紙を貼って重ね塗りしたのは、初めてです。
しかし、しっくいは穴の補修だけではありません。
壁紙に汚れや剥がれがあっても、しっくいを塗ればキレイになります。
壁が汚れていても

子ども部屋だったので、絵の具や書道セットの汚れも残っていました。
もう、この壁紙はお役ごめんの時期になっているんだと思います。
全体的に黄ばんで、くすんだ感じになっています。
家自体が30年以上経っているので、経年劣化はしかたがないですね。
さようなら、汚れたち。
今日から、真っ白になるからね。
壁紙が剥がれかけても

地震や湿気の影響で、壁紙は継ぎ目から剥がれかけてきます。
部分的なら接着剤で補修できますが、私は今回は、一気にしっくいを塗って解決します。
あらゆる傷を覆い隠せるのが、しっくいの良い点です。
テープは万能

ただし、ヒビが大きい場合は、しっくいを塗る前にマスキングテープを貼っておくほうがたいらに塗りやすいです。
テープの上から塗れば、しっくいが薄くてもなめらかに仕上がります。
壁の汚れをキレイにしてくれるしっくいは偉大です。
そういうわけで、私はしっくいを塗るのが趣味なのです。
今回使ったのは「うまーくヌレール」の白です。
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すでに練られたしっくいが入っています。
フタを開けたら、すぐに塗れるのが素人向きでした。
しっくい塗りのイメージ映像

こての形などは違いますが、しっくいの柔らかさは、このくらいのイメージです。ペンキ感覚で塗ることができます。
アルカリ性が強いので、軍手よりもゴム手袋で皮膚を保護することをお勧めします。夏でも長袖のほうが安全です。
こてを使って、壁に押しつけるようにして広げるのがコツです。
白い壁が広がっていくのは楽しいですが、手が痛くなるので、休みながら塗ります。
じつは下準備がたいへん
しっくいを塗るためには、壁面を出さなくてはいけません。
いちばんたいへんだったのは、大量の本やおもちゃの片づけでした。
次回は、壁を塗るまでの苦労についても、記録しておきたいと思います。
ホントに寿命が縮むほど、たいへんだったのです。
でも、苦労しただけ、キレイな壁面ができあがったときの満足感も大きいです。これが楽しいので、やっぱり自分で塗りたくなります。
実際にやってみる人のために、壁塗り本番のコツと注意点もお伝えする予定です。
仕上がり写真は、次回にご紹介しますね。

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