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Photo bywake_labo

【じーじは見た!】前編:SDGsから10年 ~ 日本の成績表(VNR)を見てみた! ~

    Z世代応援団、未来世代応援のじーじです!

    2015年と言えば、SDGsが国連で採択され、気候変動問題に関してはCOP21でパリ協定が採択された節目の年でした。
    それから10年、2030年目標を掲げたSDGsもパリ協定もトランプ政権の誕生によって、今、大転換を迫られています。

    SDGs目標に関してこれまでの実績を各国が自主的に国家レビューを行い、レポートを発行しています。日本のレポートの目次はこんな感じです。

    1.巻頭メッセージ
    2.要約
    3.報告書作成方法
    4.SDGs達成に向けた日本のビジョンと取組の評価
    5.各目標の達成状況
    6.各ステークホルダーの評価と取組
    7.今後の方向性
    コラム特集

    この中から17の目標に対する達成状況を記した第5章を見ていくことにしましょう。

    1️⃣ 持続可能な開発目標(SDGs)に関する自発的国家レビュー(VNR)2025

    どんな視点でSDGsの目標の達成度を評価しているのか?
    興味深いですよね。

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    VNR2025より抜粋①

    残念ながら、評価未整備のグレーと下向き矢印の数の多さから、どう見ても落第の成績ですね。ガッカリです。

    2️⃣ 目標1~目標4について

    目標1:あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる
    目標2:飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な 農業を促進する
    目標3:あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促 進する
    目標4:包摂的かつ公正な質の高い教育の提供と生涯学習の促進に向けた取組


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    目標1:貧困をなくそう
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    VNRより抜粋②

    子育て世帯の年収は確実に上向いているものの、全世帯の平均は、むしろ貧乏になっているよね。目標1の成績が黒々(評価未整備のグレーばかり)としているのも頷けますね。

    シニアポリティックスとか言われて、年寄りしか選挙に行かないので若者が犠牲になっているというのが定説ですが、上記の表を見ると子ども(児童)のいるご家庭だけが豊かになって年寄りは置き去りにされているというのが現実なんですよね。

    VNR2025が教えてくれています。怒れ高齢者!


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    目標2:飢餓をゼロに

    2022年に実施した「生活と支え合いに関する調査94」によれば、過去1年間に金銭的な理由で家族が必要とする食料が買えない経験があったと答えた世帯は、11.1%であった。前回VNRに記載した2017年における値の16.9%と比較すると改善が見られる。

    VNR2025より引用①

    努力していることは確かなのでしょう。


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    目標3:すべての人に健康と福祉を
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    VNR2025より抜粋③
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    VNR2025より抜粋④
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    VNR2025より抜粋⑤

    この分野(健康と福祉)の目標に対する実績は、日本が誇るべき点でしょうから、成績表も上向き矢印が多い好成績です。

    しかし、良く見ると平均寿命の伸びは止まり、こども自殺者が増えているという現実もあり、まだまだ努力の足りない面が多そうですよ。


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    目標4:質の高い教育をみんなに
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    VNR2025より抜粋⑥

    校長・副校長に占める女性比率:25.2%
    准教授に占める女性比率:26.9%
    教授等(学長、副学長及び教授)に占める女性比率:19.2%
    教育委員会における女性委員ゼロの教育委員会:52(全1,853委員会中)

    これが日本の令和における教育現場の現実です。

    3️⃣ 目標5~目標8について

    目標5:ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児のエンパワーメン トを行う
    目標6:すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する
    目標7:すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギ ーへのアクセスを確保する
    目標8:包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する


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    目標5:ジェンダー平等を実現しよう
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    VNR2025より抜粋⑦

    教育を受ける機会に男女差はなくても、政治家は、圧倒的に昭和人男性が牛耳る世界というのが日本。ジェンダーギャップ指数で、韓国や中国よりも下の順位というのは、何か恥ずかしいような。。。


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    目標6:安全な水とトイレを世界中に

    ターゲット6.1が定める全ての人々に安全で安価な飲料水の普遍的かつ平等なアクセスの達成について、日本はもともと水準が高く2023年値は98.2%となっている。さらに、水質 汚濁防止法に基づく調査によれば、2021年と2022年の公共用水域における健康項目の達 成率は99.1%となっている。一方、生活環境項目については、有機汚濁の代表的な水質指標 である生物化学的酸素要求量(BOD)又は化学的酸素要求量(COD)の環境基準の達成率は、 2023年度は89.2%である。水域別では、河川93.8%、湖沼52.6%及び海域80.5%であ り、湖沼の水質改善にはなお努力が必要な状況にある。

    VNR2025より引用②

    日本の武器になる「淡水」、半導体・データセンターを求めて日本の豊富な淡水が見直されています。


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    目標7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに

    すぐに使える資源に乏しく、国土を山と深い海に囲まれるなどの日本の固有事情を踏まえれば、 エネルギー安定供給と脱炭素を両立する観点から、再生可能エネルギーを主力電源として最大限導入するとともに、特定の電源や燃料源に過度に依存しないようバランスのとれた電源構成を目指している。

    VNR2025より引用③

    良いこと言っているんですよね。
    「特定の電源や燃料源に過度に依存しないようバランスのとれた電源構成を目指している。」

    もっと広く国民に訴えないと。


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    目標8:働きがいも経済成長も
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    VNR2025より抜粋⑧

    給料の上がらなかった30年を脱して、給料の上がる時代に突入したことだけは、統計の数字上は明らかです。

    問題は、その傾向を続けて、デフレに戻らない産業競争力の高い次代の基盤づくりが進んでいるかどうかですね。

    目標9からは、後編で確認していきましょう。

    つづきを読む

    話変わって、昨日、高市政権目玉の戦略17分野の「主要な製品・技術等」における官民投資額が2040年までに370兆円であると発表がありました。
    本日、いよいよ「骨太の方針」が発表されるようです。2040年には、国内民間設備投資額は年間230兆円、GDPは1,100兆円に迫る経済成長が実現できることが示されているそうですよ。

    最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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    還暦を過ぎたじーじが、2021年3月に始めたnoteです。2025年にミレニアル世代以降の生まれの人が労働生産人口の過半数を超える時、明治維新のような若い力による変革が始まると信じています。そんな「Z世代応援団」をテーマにしたじーじのnoteに興味を持ってもらえたら嬉しいです。

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