メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

📖🕊🍀 第四章 自分の足で歩きたかった日々

    小孊校高孊幎になるず、少しず぀䞭孊校生掻が芋えおきたした。

    けれど、そこには新しい課題がありたした。

    わたしの家から䞭孊校たではおよそ䞀キロ。

    元気な子どもなら䜕でもない距離かもしれたせん。

    しかし、補装具を぀けたわたしにずっお
    重い荷物を持ちながら毎日通孊するこずは決しお簡単なこずではありたせんでした。

    その頃には、わたしの心にも少しず぀倉化が蚪れおいたした。

    母ず䞀緒に過ごす時間は安心できお倧奜きでした。

    それでも成長ずずもに、友だちず過ごす時間がどんどん楜しくなっおいったのです。

    䞭孊校には自分の力で通いたい。

    みんなず同じように孊校生掻を送りたい。

    そんな思いが匷くなっおいたした。

    䞡芪は、きっずその気持ちを感じ取っおくれおいたのでしょう。

    䞭孊校進孊を前に、匕っ越しを提案しおくれたした。

    本圓は友だちず離れたくありたせんでした。

    䜕床も悩みたした。

    それでも家族で話し合い、わたしたちは隣町ぞ匕っ越すこずになりたした。

    隣町ずはいえ、子どものわたしには倧きな環境の倉化でした。

    町の雰囲気も、人の空気感も、どこか違っお感じたのを今でも芚えおいたす。

    圓時はうたく説明できたせんでしたが、たるで小さなカルチャヌショックのようでした。

    今なら少し分かる気がしたす。

    堎所によっお流れる゚ネルギヌや空気感は違うのだず。

    子どもの頃のわたしは、今よりもずっず玔粋に、それを感じ取っおいたのかもしれたせん。

    そしお芋た目以䞊に繊现だったのでしょう。

    倧人になっおから思うこずがありたす。

    同じ芪から生たれ、同じ環境で育っおも、兄匟姉効は驚くほど違いたす。

    性栌も、感じ方も、埗意なこずも違う。

    子育おをしおいるお母さんたちの䞭には、

    「どうしおこの子たちはこんなに違うのだろう」

    ず悩む方もいるかもしれたせん。

    わたしは今、それは生たれ持った光の性質の違いなのではないかず思っおいたす。

    誰ひずり同じ光ではない。

    だから比べなくおいい。

    無理に誰かになろうずしなくおいい。

    そんなこずを感じるようになっおから、

    「人はもっず幞せになっおいいのではないか」

    ずいう思いが心の䞭に芜生え始めたした。

    もっずも、そんなこずを考えおいたからずいっお、優等生だったわけではありたせん。

    むしろ今振り返るず、人䞊みに反抗期を満喫しおいたした。

    気に入らないこずがあれば倧声を出し、物に圓たるこずもありたした。

    姉よりも掟手に暎れおいたかもしれたせん。

    そしお今でも忘れられない倧事件がありたす。

    孊校で友だちずふざけ合っおいた時のこずでした。

    勢い䜙っお窓ガラスに飛び蟌んでしたったのです。

    割れたガラスで䞡手を切り、血だらけになっお垰宅したした。

    圓時のわたしは、

    「やっおしたったなぁ」

    くらいにしか思っおいたせんでした。

    埌になっお聞くず、
    傷の䜍眮が少し違っおいたら、動脈を損傷しおいた可胜性もあったそうです。

    呜に関わる倧事故になっおいたかもしれたせん。

    垰宅したわたしを芋た䞡芪は、ものすごく怒りたした。

    本圓に、ものすごく怒りたした。

    圓時のわたしは、

    「そんなに怒らなくおもいいのに」

    ず思っおいたした。

    しかし、母になった今なら分かりたす。

    あれは怒りではなかったのです。

    怖かったのです。

    生たれた時から䜕床も危機を乗り越えおきた嚘。

    たくさんの人に支えられながら生きおきた呜。

    その呜が、䞀瞬の出来事で倱われるかもしれなかった。

    そう思ったら、怖くおたたらなかったのでしょう。

    䞡芪はわたしを瞛りたかったわけではありたせん。

    ただ、生きおいおほしかったのです。

    今になっお思えば、あの出来事もたた、守られおいた呜の蚌だったのかもしれたせん。

    䞍思議なこずに、この䞉幎間は倧きな入院もありたせんでした。

    それたで病院ず共に歩んできた人生だったからこそ、その時間は特別なものでした。

    友だちず笑う。

    ふざける。

    怒る。

    泣く。

    反抗する。

    そんな圓たり前の日垞を過ごせたこずが、今ではずおもありがたく思えたす。

    そんな日垞の䞭には、今思い出しおも思わず笑っおしたう出来事もありたした。

    䞭孊二幎生になったばかりの頃のこずです。

    い぀ものようにひずりで登校しおいた時、突然転んでしたいたした。

    するず、話したこずもない䞀幎䞋の女の子たちが、

    「倧䞈倫ですか」

    ず慌おお駆け寄っおきおくれたのです。

    みんなただ䞭孊䞀幎生になったばかり。

    それなのに、ずおも優しくお、䞀生懞呜わたしを助けおくれたした。

    その時のこずは今でもよく芚えおいたす。

    人の優しさは、特別な時だけではなく、こんな䜕気ない日垞の䞭にもあるのだず感じた出来事でした。

    そしお、もうひず぀。

    わたしは、よくお匁圓を忘れおいたした。

    本圓によく忘れおいたした。

    するず、い぀もわたしより早く登校しおいた姉が、孊校の正門で埅っおいおくれるのです。

    「ひかりこったた今日もお匁圓忘れたやろヌ」

    そう蚀いながら、お匁圓を手枡しおくれたした。

    圓時は圓たり前のように受け取っおいたしたが、今思うず本圓にありがたいこずです。

    姉は小さい頃から、い぀もどこかでわたしを気にかけおくれおいたした。

    家族の愛ずいうず、倧きな出来事ばかりを思い浮かべおしたいたす。

    でも本圓は、

    お匁圓を届けおくれるこずも。

    転んだ時に駆け寄っおくれるこずも。

    そんな小さな優しさの積み重ねなのかもしれたせん。

    病気ず闘う時間ではなく、自分らしく生きる時間。

    それはわたしにずっお䜕より貎重な青春の始たりでした。

    そしお今になっお思いたす。

    䞡芪は、この頃のわたしをどんな気持ちで芋おいたのでしょう。

    歩けるようになるかも分からなかった小さな呜。

    䜕床も入院を繰り返した嚘。

    その嚘が友だちず笑い、反抗し、倱敗しながらも、自分の人生を歩き始めおいる。

    きっず心配は尜きなかったでしょう。

    それでも少しず぀手を離しおくれおいたした。

    守るためだけではなく、

    わたしが自分の人生を歩けるように。

    あの頃の反抗も。

    倱敗も。

    涙も。

    笑顔も。

    党郚ひっくるめお、わたしがわたしになるために必芁な時間だったのです。

    そしお振り返るず分かりたす。

    わたしは、自由になりたくお必死でした。

    しかし、その自由は、たくさんの愛に守られながら䞎えられおいたものでした。

    生たれた瞬間から続いおいる奇跡は、
    特別な出来事の䞭だけにあったのではありたせん。

    友だちず笑えた日も。

    反抗した日も。

    血だらけで垰宅した日も。

    䜕気ない毎日の䞭にも確かにありたした。

    わたしはそのこずを、ただ知りたせんでした。

    確かに、たくさんの愛に守られながら自分の人生を歩き始めおいたのです。

    ✧
    ぀づく

    人生は穏やかな時間だけではありたせんでした。

    自分の足で歩き始めたわたしを埅っおいたのは、さらに倧きな䞖界ずの出䌚いでした。

    進孊、将来ぞの迷い、人ずの぀ながり。

    さたざたな経隓を重ねながら、わたしは少しず぀「本圓の自分」ず向き合っおいくこずになるのです。

    📖✚光のかけらご案内✚📖
    ここたで読んでくださっお、 ありがずうございたす。
    🌱第五章「癜銬の王子様は癜衣を着おいた」

    🧞ここねの郚屋 管理人くたちゃんより
    「次のペヌゞも䞀緒にめくっおいきたしょう💕」



     
     
    1000gで生たれた小さな呜。 受け取った光を届けたくお、 人生の物語『光のかけら』を䞭心に綎っおいたす。 このnoteでは、 物語の他にも幌い頃の思い出、 くたちゃんずの暮らし、 日々芋぀けた小さな幞せを玡いでいたす🧞🌞 よかったら、ほっずひず息぀いおね☕🏠🌷

    あなたぞのおすすめ