
毳けばという漢字を彼が書いたならば
社の知人、チョモランマ石井。彼の超人的逸話は以前お話したばかりだが、ご興味ある方は遡って読んで頂きたい。
その石井の今を悩ます懸念材料が、今春配属されて来た新人くん、その彼の書き記す手書き文字が空前絶後に個性的であるという。
私はその作品を見ていないのだが、石井曰く、「ゲシュタルトの子」、漢字ひと文字があたかも
2文字3文字であるが如く書き記されるらしい。
「調」が言と周の2文字、「整」などは束と又と正の3文字が同居することなく、仲違いして居座ってるような、すべてがそんな佇まいに姿形を変えるのだという。
なんとなく分かる。
その新人くんの場合、バランスという概念が少し不足しているのかもしれない。
バランス感覚は大切だ。文字面は意外と人の中身を写し出す。一事が万事そうなる前に今からでも改善の手助けをしてあげたいところだ。
ちなみにタイトルの毳、これで「けば」らしい。
そのまんまだ。
キーボード入力が当たり前である今、日常手書きで記述を要する場面はまだまだ多い。
ひとまず、他者が容易に読解できるところ、そのあたりを維持するのは最低限のマナーとして持ち合わせていたいと思うのだが、ひとつ漢字で言うと、もっとも造作的バランスを要すると言われてる文字が「心」であるらしい。
これもなにやら示唆に富んでいるではないか。
いつになくお行儀良く着地してしまった。
なにかふざけた事をちょっと口にしたい、そんな衝動に駆られ心がゲシュタルトピーチタルト
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