「持たざる者」である僕は、「強がり」半分、「幸せ」半分。
借家住まい。
間取りは1K。
個人事業主。
車無し。
資産は現預金だけ。
バツイチ子無し。
彼女無し。
持たざる者の気楽さと身軽さを、
幸福として噛みしめる。
「それってただの強がりじゃない?」
たぶん、
そう。
半分は、
強がり。
でも、
もう半分は、
幸せ。
いや、
もう少し正確に捉えてみると、
孤独や羨望や嫉妬を押さえつけるための強がりと、
心から湧き出るような幸福感が、
シーソーの両端に腰を下ろしていて、
日によって、あるいはその瞬間瞬間で、
浮き沈みを繰り返しているような感じ。
いまこの瞬間の僕は、
どうだろうと、
胸に手を当てて考えてみる。
「シチサン」で、
幸せのほうが優勢だろうか。