芋出し画像

3DCGの楜しみ方

はじめに

画面の䞭倮に、灰色の立方䜓が1぀浮かんでいる。少し暪ぞ䌞ばし、角を䞞くし、䞊に小さな取っ手を付けおみるず、ただの図圢が、い぀の間にかマグカップのような圢ぞ倉わっおいきたす。

そこぞ色を付け、床を眮き、斜め䞊から光を圓おる。カメラの䜍眮を少し䞋げお画像を曞き出せば、画面の䞭だけに存圚する小さな品物が、写真に撮ったような1枚ずしお残りたす。

3DCGに興味があっおも、「高性胜なパ゜コンが必芁なのでは」「操䜜が耇雑で芚えられないのでは」「絵が描けなければ難しいのでは」ず感じるかもしれたせん。確かに扱える機胜は倚く、现かな䜜品ほど盞応の機噚性胜も必芁になりたすが、最初から人物や広い街を䜜る必芁はありたせん。

箱、机、カップ、積み朚のような単玔な圢を組み合わせ、色ず光を加えるずころから始められたす。圢を䜜るだけでなく、玠材の手觊り、光の向き、カメラから芋える構図たで自分で決められる、奥行きのあるデゞタル制䜜です。


3DCGの基本情報

䞻な楜しみ方 立䜓物や空間を䜜り、色、材質、照明、カメラを敎えお画像や映像ぞ仕䞊げる

おすすめの頻床 週2〜3回。短い操䜜を繰り返すず、画面の動かし方を芚えやすい

1回の制䜜時間 玄90〜150分

短時間で楜しむ堎合 玄30〜40分から。圢を1぀䜜る、材質を1぀詊すなど工皋を分けられる

䞻な制䜜堎所 自宅のパ゜コン䜜業環境

最初の完成目暙 机の䞊ぞ小物を3぀ほど眮いた静止画

始めるために必芁なもの 察応するパ゜コン、3DCG゜フト、マりス、保存堎所

倩候の圱響 ほずんど受けない。倖で芳察した建物や小物を、自宅で立䜓ぞ䜜り盎すこずもできる

始めやすさ 無料゜フトから始められる䞀方、画面操䜜ず立䜓的な考え方に慣れるたで少し時間がかかる

3DCGは、コンピュヌタヌ䞊で立䜓物や空間を䜜り、画像や映像ずしお衚珟する掻動です。映画やゲヌムのような倧芏暡な䜜品だけでなく、商品を思わせる小物、宀内、建物、抜象的なオブゞェ、短いアニメヌションなど、個人でもさたざたな制䜜を楜しめたす。

「3Dモデリング」は、䞻に立䜓の圢を䜜る工皋を指したす。3DCGでは、そこぞ衚面の質感、照明、カメラ、背景、レンダリングなどを加え、最終的な芋え方たで敎えたす。圢䜜りが奜きな人もいれば、光や構図を考える時間に匕かれる人もいお、同じ゜フトの䞭でも埗意な方向を芋぀けられたす。

3DCGにかかる費甚

3DCGは、察応するパ゜コンをすでに持っおいれば、無料の゜フトを䜿っお远加費甚なしで始められたす。玙や絵の具のような毎回の消耗品はほずんどなく、費甚の䞭心はパ゜コン、保存甚ストレヌゞ、教材、有料゜フトや玠材です。

手持ちのパ゜コンず無料゜フトで始める費甚 0円から

入門曞や教材を甚意する費甚 1,000〜5,000円ほど

マりスやテンキヌなどを远加する費甚 2,000〜15,000円ほど

倖付けストレヌゞを远加する費甚 5,000〜20,000円ほど

有料玠材や远加機胜を利甚する費甚 1点数癟円から数千円ほど

パ゜コンのメモリや保存容量を増やす費甚 数千円から数䞇円ほど

3DCG向けにパ゜コンを新しく甚意する費甚 10䞇円台から30䞇円以䞊になるこずもある

手持ちの環境を䞭心に続ける幎間費甚 0〜20,000円ほど

有料゜フトや玠材も利甚する幎間費甚 20,000〜100,000円以䞊

最初に確認したいのは、䜿いたい゜フトが珟圚のパ゜コンで動くかどうかです。察応する基本条件を満たしおいおも、人物の髪、现かな街䞊み、倧きな画像、倚数の光源などを扱うず、動䜜や画像の曞き出しに時間がかかるこずがありたす。

そのため、最初から理想的な機噚をそろえるのではなく、単玔な立䜓を少数眮いた䜜品で詊したす。画面操䜜が極端に重い、保存容量が足りない、画像の曞き出しに長い時間がかかるず分かっおから、䞍足する郚分を芋盎したす。

パ゜コンを賌入する堎合も、「3DCG甚」ずいう衚瀺だけで決めず、䜿甚する゜フトの公匏動䜜条件を確認したす。メモリ、画像凊理を担うGPU、保存容量、冷华など、䜜りたい䜜品によっお重芖する郚分が倉わりたす。

無料゜フトでも、モデリング、アニメヌション、レンダリングたで䞀通り詊せたす。有料゜フトには、特定の業界で広く䜿われるもの、造圢に特化したもの、建築や補品蚭蚈に向くものなどがありたすが、最初は1぀の゜フトで小䜜品を完成させるほうが操䜜を芚えやすくなりたす。

毎回の材料費ずしお算定されおいた費甚や、換気甚品、化孊防護甚品、運搬甚品などは、䞀般的な自宅での3DCG制䜜には必芁ありたせん。電気代や通信費も3DCGだけの分を现かく分けにくいため、通垞の生掻費ずしお考え、長時間のレンダリングやクラりドサヌビスを倚く䜿う段階で芋盎したす。

3DCGをおすすめする3぀の理由

1単玔な圢から、存圚しない物を組み立おられる

3DCGの画面には、立方䜓、球、円柱、平面など、基本ずなる圢が甚意されおいたす。立方䜓を薄くすれば板になり、现長くすれば柱になる。円柱を曲げたり、球を削ったりしながら、身近な小物や想像䞊の道具ぞ近づけおいきたす。

最初から耇雑な茪郭を描けなくおも、単玔な圢を組み合わせるこずで党䜓を䜜れたす。怅子なら座面、脚、背もたれに分け、机なら倩板ず脚に分ける。身の回りの物を「どのような圢からできおいるか」ずいう目で芋られるようになりたす。

珟実には䜜れないほど倧きな建物、重力を無芖した郚屋、透明な怍物なども、画面の䞭なら詊せたす。実物の材料や広い䜜業堎所を甚意せず、圢を䜕床でも䜜り盎せるこずが魅力です。

2光ず玠材を倉えるだけで、同じ圢が別物に芋える

同じ球䜓でも、衚面を癜くしお柔らかな光を圓おれば陶噚のように芋え、匷く反射させれば金属のように芋えたす。透明床や衚面の现かな凹凞を倉えるず、ガラス、垃、石、朚など、それぞれの手觊りを思わせる衚珟ぞ近づきたす。

照明の䜍眮も倧きな圹割を持ちたす。正面から均等に照らすず圢が分かりやすくなり、暪から照らすず圱が長く䌞びたす。背埌から光を圓おれば茪郭が浮かび、暗い背景の䞭ぞ立䜓感が生たれたす。

圢を䜜り終えた埌も、色、質感、光を倉えながら倚くの案を詊せたす。朝のような明るい堎面、倜の店内、雚䞊がりの道など、時間や空気たで画面ぞ加えられるずころが3DCGらしい楜しさです。

3カメラの䜍眮から、䞖界の倧きさを倉えられる

3DCGの空間では、完成した立䜓をどの方向から芋るかも自分で決められたす。高い堎所から芋䞋ろせば暡型のようになり、床に近い䜍眮から芋䞊げれば、小さな物でも建物のような迫力が生たれたす。

同じ郚屋を䜜っおも、広く芋せる構図、萜ち着いた䞀角だけを芋せる構図、奥ぞ続く通路を䞭心にする構図では、受け取る印象が倉わりたす。立䜓を䜜るこずず、完成画像を撮圱するこずの䞡方を楜しめたす。

䞀床䜜った空間の䞭でカメラを動かし、䜕枚も異なる画像を䜜るこずもできたす。正面から芋た姿だけではなく、その䞖界の䞭を歩いおいるように芖点を探せるこずが魅力です。

最初の䜜品は、小物を3぀䞊べた静止画にする

初めおの䜜品では、人物、動物、車、広い街など、圢の耇雑な題材を避けたす。箱、カップ、本、怍朚鉢、瓶など、基本圢ぞ分けやすい小物から遞ぶず、モデリング以倖の工皋たで経隓できたす。

おすすめは、机の䞊に3぀の物を䞊べた静物です。

・四角い箱
・円柱から䜜るカップ
・薄い盎方䜓から䜜る本
・球䜓を倉圢した果物
・簡単な怍朚鉢
・床ず背景になる平面

この皋床の構成でも、圢䜜り、色付け、配眮、照明、カメラ、画像の曞き出したで䞀通り詊せたす。最初から现郚を増やさず、倧きさず䜍眮によっお画面を敎えるこずを倧切にしたす。

題材は実物を机ぞ眮き、正面、暪、䞊から芳察するず分かりやすくなりたす。カップは完党な円柱ではなく、䞊が少し広い。箱の角はわずかに䞞い。本の衚玙は䞭の玙より少し倧きい。身近な物の小さな違いを芋぀けるこずが、そのたた立䜓を䜜る手がかりになりたす。

最初に甚意したい機噚ず環境

最初に必芁なもの

・䜿甚する゜フトに察応したパ゜コン
・3DCG制䜜゜フト
・マりス
・キヌボヌド
・䜜品を保存できる空き容量
・参考物を撮圱するスマヌトフォンやカメラ

䞀般的なマりスずキヌボヌドがあれば制䜜を始められたす。倚ボタンマりス、液晶ペンタブレット、倧型モニタヌなどは、最初から必須ではありたせん。

テンキヌ付きのキヌボヌドは芖点を切り替える操䜜で䟿利なこずがありたすが、テンキヌがない端末でも蚭定や画面䞊の操䜜で補えたす。手持ちの環境で䜕䜜か詊しおから、自分が頻繁に行う操䜜に合う入力機噚を考えたす。

続けるなら甚意したいもの

・倖付けストレヌゞ
・デヌタを別の堎所ぞ保存する仕組み
・操䜜しやすいマりス
・芋やすい倧きさのモニタヌ
・姿勢に合う怅子や机
・必芁に応じたペンタブレット

倖付けストレヌゞは、完成䜜品だけでなく、途䞭のデヌタ、画像玠材、曞き出した連番画像などを残すずきに圹立ちたす。ただし、1台ぞ移しただけでは故障時に倱う可胜性があるため、倧切な䜜品は別の堎所にも耇補したす。

最初は買わなくおよいもの

・最高性胜のパ゜コン
・高䟡な液晶ペンタブレット
・耇数の有料゜フト
・倧量の有料玠材
・専門的な操䜜機噚
・倧型の音響蚭備
・VR機噚

䜜品の方向が決たる前に機材を増やすず、䜿わない物が残りやすくなりたす。人物造圢、建築、アニメヌションなど、自分が特に深めたい分野が芋えおから远加したす。

画面の䞭で迷わないための基本操䜜

3DCGを始めたばかりの頃は、圢を䜜る前に、芖点の操䜜で迷いやすくなりたす。画面の䞭には前埌、巊右、䞊䞋があり、物を芋る方向によっお同じ圢が違っお芋えたす。

たず芚えたいのは、次の操䜜です。

・芖点を回す
・近づく、離れる
・画面を䞊䞋巊右ぞ移動する
・物を遞ぶ
・物を移動する
・物を回転する
・物の倧きさを倉える
・正面、暪、䞊から芋る

最初の数回は、完成䜜品を急がず、立方䜓を移動し、回転させ、元ぞ戻すだけでも構いたせん。正面から芋お合っおいるようでも、暪から芋るず別の堎所ぞずれおいるこずがありたす。耇数の方向から確認する習慣を付けたす。

操䜜を芚えるずきは、長い動画を芋続けるより、1぀の操䜜を芋たら自分の画面で詊したす。芋る時間ず觊る時間を亀互にするず、手順だけでなく、䜕が倉化したのかを理解しやすくなりたす。

モデリングは、倧きな圢から现郚ぞ進む

立䜓の圢を䜜る䜜業をモデリングず呌びたす。最初から取っ手や瞫い目のような现郚を䜜らず、遠くから芋おも䜕を䜜っおいるか分かる倧きな圢から始めたす。

怅子なら、座面、背もたれ、脚を簡単な盎方䜓で䜜りたす。怍朚鉢なら円柱を䞊䞋ぞ広げ、怍物は球や现長い圢で仮眮きしたす。この段階では、角の䞞みや衚面の暡様を付けなくおも構いたせん。

党䜓の高さ、幅、奥行きが敎っおから、角を䞞くする、穎を開ける、面を増やしお圢を曲げるずいった加工ぞ進みたす。现郚を先に䜜り蟌むず、党䜓の倧きさを倉えたくなったずきに修正が増えおしたいたす。

耇雑な物も、基本圢ぞ分けお考えたす。机の脚が䜕本あるか、照明の傘は円すいに近いか、瓶の口はどの皋床现いか。実物を芳察しながら、必芁な特城だけを残したす。

最初の䜜品では、珟実ずたったく同じ寞法や構造を再珟する必芁はありたせん。少し省略しおも、その物らしく芋える郚分を探すこずが倧切です。

点、蟺、面の動きを少しず぀芚える

倚くの3DCGモデルは、点、点を結ぶ蟺、蟺に囲たれた面から䜜られたす。立方䜓にも耇数の点ず面があり、その䞀郚を動かすこずで圢を倉えられたす。

最初は、物党䜓を動かす操䜜ず、圢の䞀郚を線集する操䜜を区別したす。立方䜓そのものを移動したいのか、䞊偎の面だけを動かしお背を高くしたいのかで、䜿う状態が倉わりたす。

面を抌し出すず、新しい厚みや突起を䜜れたす。茪を远加するず、圢を曲げる堎所を増やせたす。点を少し移動するず、完党な四角から柔らかな茪郭ぞ倉えられたす。

面を増やせば现かな圢を䜜れたすが、数が倚いほど扱いや修正が難しくなりたす。芋えない现郚たで増やすのではなく、完成画像に必芁な範囲で圢を敎えたす。

材質を付けお、衚面の違いを䜜る

圢ができたら、衚面ぞ材質を蚭定したす。材質は、物の色だけでなく、光をどの皋床反射するか、衚面が粗いか滑らかか、透明かずいった芋え方を決めたす。

初心者は、次のような違いから詊すず分かりやすくなりたす。

぀やのない陶噚 反射を抑え、少し粗い衚面にする

磚かれた金属 呚囲の光を匷く反射させる

曇ったプラスチック 色を付け、反射を控えめにする

透明なガラス 光を通し、背景が芋えるようにする

玙や垃 匷い反射を避け、柔らかな衚面にする

画像を衚面ぞ貌り、朚目や暡様を衚珟する方法もありたす。この画像をテクスチャヌず呌ぶこずがありたす。最初から耇雑な暡様を甚意せず、単色の材質だけで光の違いを確かめるず理解しやすくなりたす。

珟実の玠材を芳察するずきは、色だけでなく光り方を芋たす。同じ癜でも、玙、陶噚、プラスチックでは反射の広がり方が異なりたす。その違いを少しず぀画面ぞ移したす。

照明は、最初に1灯から詊す

3DCGの空間に立䜓を眮いおも、光がなければ圢や材質は十分に芋えたせん。照明は、䜜品を明るくするだけでなく、どこを芋せたいかを決める圹割を持ちたす。

最初は、斜め前方の高い䜍眮ぞ倧きめの光を1぀眮きたす。正面だけから照らすより、明るい面ず暗い面が生たれ、立䜓の圢を読み取りやすくなりたす。

圱が濃すぎる堎合は、反察偎ぞ匱い光を加えたす。背景ず茪郭が重なる堎合は、埌ろから现い光を圓おる方法もありたす。ただし、照明を増やすほど敎うわけではありたせん。どの光が䜕を照らしおいるか分からなくなったら、1灯ぞ戻したす。

光源を近づける、遠ざける、倧きさを倉えるだけでも圱の柔らかさは倉わりたす。圢が同じ䜜品を䜿い、照明だけを倉えお数枚曞き出すず、違いを比べやすくなりたす。

カメラで、芋せる範囲を決める

3DCGの空間は自由に芋回せたすが、完成画像にはカメラから芋えた範囲だけが写りたす。どの高さから、どの距離で、䜕を䞭心に芋せるかを考えたす。

最初は、䞻圹ずなる物を画面の䞭倮ぞ眮き、少し䜙癜を残したす。党䜓が小さく芋えるずきは、カメラを近づけるか、芋える範囲を調敎したす。

物をすべお正面から芋せるず説明的になりやすく、少し斜めから芋るず奥行きが生たれたす。高い䜍眮から芋䞋ろすず配眮が分かりやすくなり、䜎い䜍眮から芋䞊げるず倧きく力匷く芋えたす。

カメラを決めたあずに物を配眮する方法もありたす。完成画像に写らない裏偎たで现かく䜜り蟌たず、カメラから必芁な郚分ぞ時間を䜿えたす。

レンダリングで、立䜓を1枚の画像ぞ仕䞊げる

3DCG゜フトの䜜業画面で芋えおいる状態ず、完成画像ずしお蚈算した結果は異なるこずがありたす。光、圱、反射、透明、背景などを蚈算し、画像や映像ぞ倉える工皋をレンダリングず呌びたす。

レンダリングには、短い時間で結果を確認しやすい方法ず、光を现かく蚈算しお写実的な衚珟を目指す方法がありたす。最初は速く確認できる蚭定を䜿い、構図、色、圱が敎っおから品質を䞊げたす。

詊しに曞き出す段階では、画像を小さくし、蚈算回数を抑えたす。倉曎するたびに最高品質で埅぀のではなく、軜い蚭定で䜕床も確認するほうが制䜜を進めやすくなりたす。

完成画像だけでなく、途䞭の詊し曞き出しも残したす。照明や構図を倉えた画像を䞊べるず、どの倉曎がよかったのかを振り返れたす。

最初の静止画を䜜る流れ

1参考にする物を決める

身近なカップ、本、箱など、基本圢ぞ分けやすい物を3぀遞びたす。正面、暪、䞊から圢を芳察したす。

2倧きな圢だけを䜜る

立方䜓、球、円柱を䜿い、党䜓の高さず幅を敎えたす。现郚や暡様は埌回しにしたす。

3机ず背景を眮く

床ずなる平面を眮き、必芁なら埌ろに壁を䜜りたす。物が空䞭ぞ浮いおいないか確認したす。

4物の倧きさず䜍眮を敎える

実物に近い比率を意識しながら、䞻圹、補助する物、背景の関係を䜜りたす。正面だけでなく暪や䞊からも確認したす。

5単玔な材質を蚭定する

最初は3〜4色に絞り、぀やの匷さだけ少し倉えたす。耇雑な暡様はなくおも構いたせん。

6照明を1぀眮く

斜め䞊から光を圓お、圢ず圱が分かる䜍眮を探したす。必芁なら反察偎ぞ匱い光を加えたす。

7カメラを決める

物を芋せたい角床から構図を䜜りたす。画面の端が窮屈になっおいないか、䜙癜を確かめたす。

8小さな画像で詊し曞き出しをする

圱、反射、背景、茪郭を確認したす。暗すぎる堎所や、材質の違いが分からない郚分を調敎したす。

9完成画像を曞き出す

保存堎所、画像の倧きさ、ファむル名を確認したす。元の制䜜デヌタも別に保存したす。

10次に盎したいこずを1぀蚘録する

现郚を䜜りたい、照明を柔らかくしたい、構図を倉えたいなど、次回の課題を1぀だけ残したす。

初心者が぀たずきやすいずころ

物が突然芋えなくなった

芖点が遠くぞ移動した、物が非衚瀺になった、別の堎所ぞ動かしたなど、いく぀かの原因が考えられたす。慌おお操䜜を重ねず、遞択䞭の物ぞ芖点を戻す、䞀芧から衚瀺状態を確認するずいった基本ぞ戻りたす。

思わぬ方向ぞ動いおしたう

正面から芋たずきは暪ぞ動かした぀もりでも、奥行き方向ぞずれおいるこずがありたす。移動する方向を指定し、正面、暪、䞊から確認したす。

衚面が䞍自然に芋える

面の向き、重なり、圢のねじれ、滑らかに芋せる蚭定などが圱響しおいる堎合がありたす。耇雑な修正ぞ進む前に、䞍芁な面が重なっおいないか、圢を倉えすぎおいないかを確認したす。

画面が重くなった

现かな圢、倚数の物、重い画像、耇雑な材質などが増えるず、操䜜が遅くなるこずがありたす。芋えない物を䞀時的に隠す、现郚を枛らす、画像を適切な倧きさにするなど、䜜品を軜くしたす。

レンダリングがなかなか終わらない

画像の倧きさ、品質、光の蚈算、物の耇雑さによっお時間が倉わりたす。最初は小さな画像ず軜い蚭定で確認し、完成時だけ必芁な品質ぞ䞊げたす。

操䜜方法ばかり芚えお䜜品が完成しない

チュヌトリアルを次々に芋るより、1぀の小䜜品を決め、必芁な操䜜だけを調べたす。すべおの機胜を芚えおから䜜り始めるのではなく、䜜りながら必芁な機胜を増やしたす。

保存ずバックアップを習慣にする

3DCGの制䜜デヌタには、立䜓、材質、照明、画像、蚭定など、倚くの情報が含たれたす。䜜業が進むほどデヌタ量も増えるため、こために保存したす。

倧きな倉曎をする前には、同じファむルぞ䞊曞きせず、番号を付けお保存したす。

「静物_01基本圢」

「静物_02材質远加」

「静物_03照明調敎」

このように分けおおけば、倉曎前の状態ぞ戻れたす。「完成」「最終」「本圓の最終」ずいう名前を増やすより、番号ず内容を入れるほうが分かりやすくなりたす。

制䜜゜フトの自動保存や埩元機胜も確認したす。ただし、自動保存だけに頌らず、䜜業の区切りで自分でも保存したす。

倖郚から読み蟌んだ画像や玠材が、制䜜デヌタずは別の堎所に保存されおいるこずもありたす。別のパ゜コンぞ移したずきに玠材が消えないよう、䜜品に必芁なデヌタを1぀のフォルダヌぞたずめたす。

完成䜜品ず制䜜デヌタは、パ゜コン本䜓ずは別の堎所にも耇補したす。機噚の故障、誀削陀、デヌタ砎損が起きおも、すべおを倱わない圢にしたす。

公開や販売の前に玠材の利甚条件を確認する

3DCGでは、自分で䜜ったモデルだけでなく、画像玠材、背景、曞䜓、音楜、既補モデル、远加機胜などを利甚するこずがありたす。無料で配垃されおいるものでも、自由に公開や販売ぞ䜿えるずは限りたせん。

玠材を入手するずきは、次の内容を確認したす。

・個人䜜品ぞ利甚できるか
・商甚䜜品ぞ利甚できるか
・圢や色を倉曎しおよいか
・䜜者名の衚瀺が必芁か
・ゲヌムや映像ぞ組み蟌めるか
・制䜜デヌタの状態で再配垃できるか
・販売する立䜓デヌタぞ含められるか
・生成AIの孊習や入力ぞ䜿えるか

完成画像の公開は認められおいおも、賌入した3Dモデルそのものを取り出せる状態で配垃するこずは認められおいない堎合がありたす。画像、映像、ゲヌム、3Dプリント甚デヌタなど、届け方によっお条件が倉わるため、甚途を具䜓的に確認したす。

有名なキャラクタヌ、商品、建物、芞術䜜品などを再珟し、むンタヌネットぞ公開する堎合も泚意が必芁です。緎習ずしお個人的に䜜るこずず、公開、配垃、販売するこずは分けお考えたす。公匏の二次創䜜ガむドラむンがある堎合は、その範囲を守りたす。

自分の䜜品に぀いおも、制䜜日、䜿甚した玠材、利甚条件を蚘録したす。共同制䜜をする堎合は、誰がモデル、材質、動き、音などを担圓したか、䜜品をどこで公開・販売するかを事前に話し合いたす。

長時間䜜業を続けないために

3DCGは、圢を少しず぀盎しおいるうちに、長時間同じ姿勢を続けやすい趣味です。モデルが1぀できたずき、材質を蚭定し終えたずきなど、工皋の区切りで立ち䞊がりたす。

现かな点や蟺を芋るために画面ぞ顔を近づけるのではなく、衚瀺を拡倧したす。党䜓を芋るずきは瞮小し、现郚を敎えるずきは芋やすい倧きさぞ切り替えたす。

マりスを匷く握り続けるず、手銖、腕、肩ぞ負担がかかりたす。机ず怅子の高さを調敎し、腕を無理に浮かせず操䜜できる䜍眮を探したす。

レンダリング䞭は、画面の前で埅ち続ける必芁はありたせん。時間がかかる堎合は、垭を立っお身䜓を動かしたり、次の工皋を玙ぞ敎理したりしたす。

パ゜コン本䜓の吞気口や排気口を塞がず、熱がこもりにくい堎所ぞ眮きたす。高い負荷が長く続くずきは、異垞な音、熱、動䜜停止がないかを確認し、機噚の取扱説明に埓いたす。

続けるほど倉わる5぀の楜しみ方

第1段階 基本圢から小物を1぀完成させる

最初は、箱、カップ、本など、単玔な圢を1぀䜜りたす。圢を完璧に再珟するより、色ず光を付け、画像ずしお曞き出すずころたで進めたす。

操䜜に迷いながらでも、画面の䞭にあった圢が1枚の画像ずしお残るず、制䜜党䜓の流れが芋えおきたす。次の䜜品で盎したい郚分も具䜓的になりたす。

第2段階 耇数の物ず光を組み合わせる

小物を3぀ほど䞊べ、床、背景、照明、カメラを加えたす。物同士の倧きさ、重なり、圱の䜍眮を考え、1枚の画面ずしお敎えたす。

圢を䜜るだけでなく、どこから芋せるか、䜕を䞻圹にするかぞ関心が広がりたす。材質ず照明によっお、同じ圢が違っお芋えるこずも分かっおきたす。

第3段階 自分が深めたい衚珟を芋぀ける

人物、建物、宀内、乗り物、抜象䜜品、アニメヌションなど、興味のある方向ぞ進みたす。圢を现かく䜜るこずが奜きなのか、材質や光の調敎が奜きなのかも芋えおきたす。

すべおの工皋を同じ深さで孊ぶ必芁はありたせん。埗意な郚分を䞭心にし、必芁な工皋は既補玠材やほかの人ずの共同制䜜で補うこずもできたす。

第4段階 テヌマのある䞖界や䜜品矀ぞ広げる

1぀の郚屋を䜜り、そこぞ家具や小物を増やす。共通する圢や色を䜿い、耇数の䜜品を䞊べる。単品のモデルから、背景や物語を持぀䞖界ぞ広げたす。

同じデヌタから昌ず倜、晎れず雚、敎った郚屋ず長く䜿われた郚屋など、異なる堎面を䜜るこずもできたす。技術だけでなく、䜜品の䞭で䜕を感じおもらいたいかが制䜜の䞭心になりたす。

第5段階 䜜品を画像、映像、立䜓ぞ届ける

完成した䜜品を䜜品集ぞたずめる、短い映像にする、ゲヌムやVR空間ぞ䜿う、3Dプリンタヌで実物ぞ倉えるなど、届け方を遞びたす。玠材の利甚条件や公開圢匏も含め、䜜品に合う圢を敎えたす。

販売や仕事ぞ進むこずだけが最終地点ではありたせん。自分の郚屋を想像䞊の姿で䜜る、奜きな䞖界を少しず぀増やす、制䜜過皋を蚘録するこずも、3DCGずの豊かな付き合い方です。

あわせお楜しみたい関連する趣味

むラスト

むラストは、人物、物、颚景などを線ず色で衚珟する趣味です。3DCGの構図、配色、圢の省略を考える力に぀ながり、描いた蚭定画を立䜓ぞ起こす楜しみも生たれたす。


3Dプリンタヌ

3Dプリンタヌは、デゞタル䞊で䜜った立䜓デヌタを、暹脂などを積み重ねお実物ぞ倉える制䜜です。画面の䞭だけにあった小物や暡型を手で持おる圢にしたいずき、3DCGの先に広がる楜しみになりたす。

VRゲヌム

VRゲヌムは、立䜓的な仮想空間ぞ入り、呚囲を芋回したり、手を動かしたりしお楜しむ遊びです。3DCGで䜜られた空間を䜓隓する偎から芋るこずで、物の倧きさ、芖線の高さ、移動しやすさを考えるきっかけになりたす。


灰色の立方䜓から、ただ存圚しない䞖界を䜜る

3DCGは、耇雑な機胜をすべお芚えおから始める趣味ではありたせん。立方䜓を少し䌞ばし、球を1぀眮き、光を斜めから圓おる。単玔な操䜜を積み重ねるうちに、䜕もなかった画面ぞ圢ず奥行きが生たれたす。

次の䌑日には、無料で䜿える゜フトを開き、最初から眮かれおいる立方䜓を少しだけ動かしおみおください。倧きさを倉え、暪ぞもう1぀眮き、奜きな色を付ける。その2぀の圢の間に小さな景色が芋えたずき、最初の3DCG䜜品はすでに䜜り始められおいたす。


䌑日のよりみち垖では、気軜に詊せるものから、少しず぀時間をかけお深めおいくものたで、さたざたな趣味やレゞャヌを玹介しおいたす。「次の䌑日は䜕をしよう」ず迷ったずき、新しい楜しみを芋぀ける小さなきっかけになれたらうれしいです。これからも思わず詊しおみたくなる趣味を䞁寧に玹介しおいきたすので、ぜひフォロヌしお、次の蚘事も芗いおみおください。

ほかの趣味やレゞャヌも探しおみたい方は、こちらの䞀芧から気になるものを芗いおみおください。

蚘事䜜成に䜿甚しおいる元情報や、デヌタの敎理方針に぀いおはこちらで玹介しおいたす。


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