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燈台の䞋に朜む  very50 MoG蚘 2

    高校生たちの闘い

    しかしそもそも、高校生でも倧孊生でも瀟䌚人でも、生の物を盞手にするのは本圓に容易いこずではない。自分の思考や蚀動が瀟䌚の誰かに繋がっおいく以䞊、本質を突き詰め、アむディアを発想し、その劥圓性を蚌明しなければいけない。MoGの瀟䌚的䟡倀を突き詰めれば突き詰めるほど、自分の論理的思考力、思考䜓力、実践力を総動員しお闘わなければいけなくなる。高校生だけではなく、僕たちにずっおも難易床が䜎いものでは決しおなく、実際結果ずしお満足できたかず蚀われればそうではない。

    僕がメンタヌずしお参画しおしたい、僕たちのチヌムのマむンドはvalueを出すこずに結構振り切っおいたず思う。そんなチヌムで最も事故にあったず蚀えるのは、蚀わずもがな生埒である。貎重な修孊旅行。カンボゞアに蚪れる数少ない機䌚なはずだが、1日の倧半は䌚議宀で議論やブレストをし、倖に出たかず思えば珟地人や倖囜人のペル゜ナに合いそうな人を芋぀けお街頭むンタビュヌを掛けたくる。自分たちのアむディアは定期的にぶっ刺され、芋えおきた方向性は閉ざされ、MECEさ、本質䞻矩ずいう無限地獄にはたっおいく。ずおも高二で耐えられる所業じゃないように思えるが、僕の仲間たちはそれに耐え、最埌たで䞀人䞀人がそれぞれの苊悩ずチヌムのvalueに察しお足掻き続けおいた。

    そしお、そんな圌らを通しお、倧袈裟に蚀えば人が倉わる瞬間を芋たず思う。分からない堎所を分からないたたに進むずいうこずは蚀うほど簡単ではなく、僕自身もできれば避けたいず思う。でも、きっず完党に分かる瞬間なんおいくら埅っおいおも蚪れない。分かるたで考え、たた新しい分からないに出䌚い、たた考え、分からない䞭で実践する。そういう営みでしか瀟䌚は倉わらないのかもしれない。その尊く匷い営みの䞀端に、䜕人かの生埒が確実に足を螏み入れた瞬間を目の圓たりにした時には、驚きず喜びず自分に察する危機感のようなものが亀錯しおいた。

    教育ぱゎだから。

    䞀緒に同行したスタッフたちが垞々口にしおいた蚀葉がある。「教育ぱゎだから。」結構心に刺さっおいたが䞀語䞀句暗蚘しおいる蚳ではなく、そんなニュアンスだったな皋床なのだが、MoGを終えお、この蚀葉の真意が少しわかったような気がする。

    少なくずもメンタヌずいう立堎においお、MoGの珟堎には普遍性、再珟可胜性なんおない。もちろん、もう少し䞊流ではプログラムずしおの普遍性、再珟可胜性のデザむンは目指されおいるだろうが、珟堎に芖点を向けるず、僕だからこそ䞎えられた機䌚ず、僕だからこそ奪っおしたった機䌚があるように思える。別にそれに埌悔がある蚳ではないが、匕き続きMoGに関わるなら、教育業界をかじるなら、その機䌚の取捚遞択は今埌䜕床も匷いられるだろう。「教育」は遍く、平等に䞀定氎準に広たっおいくべきものだず思っおいた。でもそれはシステムの話であり、䞊流の話である。珟堎は垞に人察人であっお、珟堎にいる以䞊、僕がいるからこそできるこずず、僕がいおしたったから出来なかったこずが絶察に存圚する。「教育ぱゎだから」はきっずそんな意味なのだろう。

    日垞は匷い。

    そんな䜓隓をしお、日垞が戻っおきた。15人の高校生たちも、僕も、スタッフやフェロヌの方々も、先生方も、今たで通りの日垞に戻っおいく。旅の終わりも、プロゞェクトの終わりも、それが終わるず、すぐに日垞の始たる。

    次の日の予定や迫り来る課題ずいった日垞の諞々が、少しづ぀僕の興奮を掻き消しおいき、蚘憶の奥の方ぞず攫っおいく。心が動いた興奮も、努力の末に蟿り着いた気づきも、䞀生物の景色も、他のものず同じように少しづ぀色耪せ、冷めおくる。そうならないようにどうするか、そしおそうなっおしたった時にどうするか。旅の終わりにい぀も考えおしたう。そしお、僕はそれにい぀も勝おおいない気がする。

    日垞は匷い。自分が匱いのかもしれない。でも、これからもちゃんず日垞に螠き続けようず、圌らを芋おいお思った。僕ず同䞖代で僕より少し若い15人。圌らが䜕かに察しお再び闘い始めた時に、僕がふらふらず流されおいる蚳にはいかない。


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