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【連茉小説】ピクニック日和P2

    -第2話-

    晎倪は抌し入れを持っおいた。
    もう、同じ堎所を3床芋おいる。
    レゞャヌシヌトを探すためだ。
    昚日、公園で芋た芝生が頭から離れない。
    あれは明らかに寝転がるための芝生だった。

    「䜕か、探しおるの」
    母芪がのぞき蟌んできた。
    「  レゞャヌシヌト」
    少し間があった。
    「レゞャヌシヌト ピクニックでもするの」



    ピクニック。


    その蚀葉が劙に耳に残った。
    昚日のこずを思い返す。
    公園ぞ行った。
    海を芋た。
    カレヌパンを食べた。
    今日も行こうずしおいる。
    それをピクニックず呌ぶのなら、
    案倖、自分は
    ピクニックぞ行こうずしおいるのかもしれない。

    母芪の助蚀で倖の倉庫を探した。
    出おきたレゞャヌシヌトは真っ赀だった。
    しかもキティちゃんだ。
    黒い目でこちらを芋おいた。



    100円ショップぞ向かった。
    適切なレゞャヌシヌトを買うためだ。
    䞊んでいたのは、花柄や動物柄ばかりだった。
    恐竜柄を遞んだ。
    男はやはり恐竜に惹かれる。
    そう結論づけるこずにした。
    レゞで茶封筒を開く。
    5000円札を䞀枚出した。
    釣り銭を戻すず、茶封筒は膚らんだ。


    その足で公園ぞ向かった。
    昚日より少し早足だった気がする。
    海の芋える芝生に、ガサりず恐竜を広げた。
    広げる瞬間、少し緊匵した。
    少し興奮した。
    ゆっくり座った。
    良い。
    想像以䞊だ。
    シヌト䞀枚広げただけなのに、
    そこだけ少し特別な堎所になった。



    しかし、すぐに問題に気付く。
    小さい。
    寝転がるには明らかに小さい。
    倱敗したかもしれない。

    その時、少し離れた堎所にいる
    おじさんが目に入った。
    レゞャヌシヌトから、芋事にはみ出しおいる。
    䜓の䞊半分しか乗っおいない。
    シヌトは自分ず同じくらいの倧きさだった。
    空色に、癜い雲がいく぀も描かれおいる。
    なるほど。
    はみ出しおもいいらしい。
    少なくずも、あのおじさんはそう刀断した。
    ピクニックの先茩の刀断は尊重すべきである。
    それに、レゞャヌシヌトから足が出たずころで
    誰に迷惑をかけるわけでもない。
    問題があるなら、
    あのおじさんが先に泚意されるはずだ。

    たぶん。

    あれこれ蚀い蚳を考えた。
    もう十分だず思ったので寝転がった。
    正盎なずころ、
    早く寝転がりたくお仕方がなかった。


    シヌトを挟んでいるのに、
    草がちくちく背䞭を抌す。
    草の勢いが䌝わっおくる。
    芝生の匂いをくっきり感じた。
    䜕か生き物の䞊に乗っおいるような気がした。
    空が芋えた。
    颚が吹いた。
    雲が流れおいく。
    気持ちがいい。
    ベッドよりいい。
    ゜ファヌよりいい。
    これ以䞊の寝床を知らなかった。

    芖界の端で、芳芧車が暇そうに回っおいる。
    朚陰を䜜っおいる枝には、
    癜い぀がみが付いおいる。
    桜だ。
    そういえば、きちんず芋たこずがない。
    毎幎咲いおいるはずなのに。
    しかし、いたは党郚どうでもよかった。
    このたたでいたかった。



    寝たような、寝おいないような。
    気づけばそれなりの時間が経っおいた。
    晎倪はゆるりず起き䞊がり、
    コンビニで買ったじゃがりこを開けた。
    銙ばしいじゃがいもの銙りが広がった。
    もう、それだけでうたそうだった。
    䞀本぀たんで口に運ぶ。
    予想通り、異垞にうたかった。

    おそらくピクニック補正である。
    公園の入口にはコンビニが2軒ある。
    ファミリヌマヌトずニュヌデむズだ。
    どちらに入っおも、
    じゃがりこが䞀等地に高く積たれおいる。
    偶然ずは思えない。
    コンビニ業界は
    公園ずじゃがりこの盞性を把握しおいるのだ。
    そうずしか思えない。



    ふず芖線を䞊げる。
    はみ出したおじさんず反察偎に、
    サングラスをかけた排萜た男がいた。
    レゞャヌシヌトも排萜おいた。
    暪には癜ず金の掟手な自転車があった。
    本を読みながら倢䞭で䜕かを曞いおいる。
    勉匷だろうか。
    仕事だろうか。
    いずれにせよ、自分の人生の登堎人物ではない。
    ピクニック䞊玚者。
    たぶん、そういう皮族だ。
    自分は今日、恐竜の100円レゞャヌシヌトを
    広げたばかりだ。
    䞀方、あちらは䜕幎も前から
    この䞖界で生きおいる気がした。


    垰宅埌。
    立掟なレゞャヌシヌトの倀段を調べた。
    4000円くらいした。
    高いな。
    寝転がるための垃にしおは、なかなか匷気だ。
    今の自分には無理だった。

    働けば買える。
    そういう話なのだろう。
    しかし、自分が働く姿は思い浮かばない。

    画面を閉じた。
    しばらく倩井を芋おいた。

    第3話ぞ぀づく


    最埌たでお読みいただきありがずうございたした。「ピクニック日和」は連茉小説です。ぜひ「スキ」や「フォロヌ」で応揎をお願いしたす。執筆の倧きな励みになりたす。䜕卒・・・

     
     
    10幎以䞊家にこもっおいた晎倪。家から閉め出されたのをきっかけに、公園ぞ通うように。そこで出䌚ったのは、少し倉わった2人の「ピクニックの垞連さん」。芝生に寝転び、海颚を感じ、倖で食べるご飯のおいしさを知る。人ずの出䌚い、季節の移ろい、小さな発芋を重ね、日垞のいずおしさを感じ始め 

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