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偶然の出会いが、私の進路を変えた-noteという街との出会いの話-

    noteという素晴らしい街に出会ってから、実はまだ5か月ほどの新参者なのですが、気がつけばもう42記事も投稿してしまいました。

    現在私がメインとして執筆しているのは、「50代から退職までの10年リアル」という全23回(まだ続きます)の連載記事です。

    これは、役職定年を経て会社員を引退していく今のタイミングで、私自身が経験した数々のリアルな出来事(今振り返れば反省ばかりですが、人から見れば少々面白そうな話)をベースにしています。

    これまでの銀行員としての職業経験や、「学び直し」で必死に取得した「社会保険労務士(社労士)」の知見を少しばかり織り交ぜながら、世間で“働かないおじさん”などと揶揄されてしまいがちな世代の人たちを、金融や社会保険、社会保障制度の情報の面から実践的に応援したい、という意図で書き始めた連載です。

    1. noteとの出会い

    私は、未だにnoteの全体像や詳細な機能を十分には理解できていません。「有料記事」とはどういう仕組みなのか、それを自分のような初心者が本当に活用できるのか、まだまだ分からないことだらけです。

    そもそも、これまでの人生でSNSの利用履歴もわずかしかなく、自分の記事を拡散したいという気持ちはあっても、「X(旧Twitter)」のような媒体のスピード感あるメディアとは少し距離を置いてきました。

    そのため、いくら熱量高く机に向かって執筆しても、「結局どれだけの人に届くのだろうか?」と、最初はハラハラ心配していました😅

    そんな私とnoteの出会いは、まったくの偶然でした。

    先ほど申上げたように、私は「学び直し」の一環として社労士資格を取得していました。

    すでに勤務先での監査業務に役立て、知人や友人たちのプライベートな相談事(年金や介護など)にも多数応じてはいたのですが、「開業社労士」として有償でビジネスを展開するにはまだ準備が足りず、会社を完全に引退するまでは本格的な有償稼働を見送っていました。

    本格展開をためらっていた理由は他にもあります。
    ここ数年、士業の世界でも個人情報保護やサイバーアタックへの対策、インボイス制度への対応などの高度な準備が必要で、さらに決定的だったのは、生成AIの進化が超速で必須になってきたことです。

    一体、自分がいい歳になってまで、頑張って得てきた知識や職業経験は、これからの時代にどう活かせるのだろうか……。

    息子からは冷ややかに「お父さん、もう社労士なんてAIに代替されていらない時代になるよ……」と言われる始末。

    すでに多くの相談を受けてそれなりに自負があった身としては、もしこれが商売にならないのだとしたら、「あの学び直しに費やした膨大な時間を返してくれ!!」と心の中で叫びつつ、引退後の自分の在り方に少し迷いが生じていました。

    ところが、何の巡り合わせでしょうか。体調(重い腰痛)のせいで思うように仕事に動けない事情ができ、2か月ほどの空白期間が生まれてしまったのです。

    その療養中、ふとYahoo!で検索をしていたとき、検索結果の上位に「あるクリエイターの方のnote記事」を見つけました。

    「へぇ、noteか……」と思いながら読み進めていきました。

    今までは、公的機関のデータやマスコミの報道、シンクタンクの論文、あるいはマネー系の大手ウェブメディアの記事を見ることが多かったのですが、そこで出会ったnoteの記事は、非常に優れた、かつ圧倒的に読みやすいものでした😉

    自分の感性にぴったり合った(つまり、膨大な情報の中から“私に選択”された)その記事は、執筆者の方が自身の責任のなかで自由に見解を述べておられ、何よりリアルな体温が感じられました。
    私自身の知見と比較考量もしやすく、読んでいて引き込まれました。

    それで暇に任せて(笑)「自分もここで書いてみよう」と思い立ち、コンテンツ制作を続けていると、今度は嬉しいことに自分の記事が検索上位に表示されているのを発見しました!😃

    私自身のこれまでのキャリアや、息子に全否定された「社労士としての知見の価値」が、画面の向こうの誰かの役に立っている。それを数字や反応として確認できたことは、何よりの救いでした。

    つまり、noteと出会ってわずか5か月の間に、私の中でパラダイムシフトが起きたのです。価値観の変更です。

    noteを利用してみて何よりも感動したのは、その“手軽さ”と“発信力”です。別に仕事の依頼を受けるために、大仰で高額なホームページをイチから作る必要はありません。

    少し調べてみたら、これこそが私が求めていたアクティブシニアのための「コンテンツ配信プラットフォーム」そのものでした。

    アカウントを登録するだけの手軽さで、これほど広く世間に自分の言葉を届けることができる媒体(検索エンジンのアルゴリズムは私には不明ですが、その後の投稿で私の記事が上位にくることもあり、正直驚いています)はnote以外に見当たりません。

    おまけに、私はまだ実施していませんが、クリエイターを支援するための「収益化の仕組み」までが美しく内蔵されている。

    一般の個人が自分の著作物で対価を得る機会や、世間に自分の記事をお披露目できるチャンスなど、普通の生活ではそうそうありません。

    note事務局様は、クリエイターが安心して自己表現できる上質な「場」を提供し、そこから生まれる価値の循環を実によく練られたシステムで支えておられる。

    それが書き手の知的好奇心の出力先となり、記事に確かな力があれば、それが適切に評価されてクリエイターの「原動力(収益)」にもなる。

    書き手とプラットフォームが共に成長していける心地よいwin-winのエコシステム(仕組み)のアイデアには、一人のビジネスパーソンとしても深く感銘を受けました。
    もちろん、「収益化」などは、他易くない話で、自分の記事に力があれば……の話ですが(笑)。

    こうして偶然の出会いから一歩ずつ信頼感を深めながら、充実した5か月間が経過した次第です。

    まるで「大人の男女の素敵な出会い」のような言い方になってしまいましたが、私はまだ初心者ですので、このプラットフォームの奥深さや、本当の難しさを知るのも「コレから」だと思っています(笑)。

    2. 「本物」を紹介する場としてのnoteの優位性

    noteというテキストメディアの持つ魅力は、社会的な経験を積んだ大人が、自己責任のもとで発信するリアルな言葉にあります。

    だからこそ読み手は「自分事」として深い共感を持ちやすい。さらに、過去の記事がタイムラインで流れて消えることなく、綺麗にアーカイブされていくため、「ストック型の資産」として価値を持ち続ける点も優れています。

    レイアウト以外の過度な「型」に縛られない自由な形式だからこそ、備え付けの各種機能を自分なりに使いながら、白紙の原稿に向かう「作家」のような気分も味わえます。
    文章の冗長性を自覚している私でさえ、ついつい筆が乗ってしまいます(笑)。

    そして、プラットフォームに内蔵された課金の仕組みは、煽りやバズを目的としたものではなく、「この価値ある情報に対して、この本物の声に対して、敬意と共感の対価を支払う」という、読者の自発的でリテラシーの高い選択に基づいています。

    だからこそ、書き手は目先の数字に振り回されることなく、質の高いコンテンツ作りにじっくりと集中できるのだと思います。

    過度なバズ(拡散)を強制しない、この落ち着いたプラットフォームの空気感そのものが、書き手の「誠実さ」を自然と可視化してくれる。

    過剰な自主規制で少し元気をなくしてしまった既存メディアの報道でもなく、感情が荒れ狂う一般的なSNSでもない。
    「自分の言葉に責任を持つ当事者や専門家が、知性とリテラシーのある読者に向けて、真実を届ける発信場所」が、ここにはあります。

    私のようなビギナーは、まだまだ稚拙な頭脳で「メインタイトルをいかに魅力的にするか」程度のことを考えて右往左往していますが(笑)、その試行錯誤の中にある「読者への誠実さ」だけは、どうか感じ取っていただければ幸いです🫡

    情報が過剰にあふれかえる現代だからこそ、そうした血の通った「本物の言葉」と出会える稀有なプラットフォームとしてのnoteの存在感と、これからの益々の発展を心よりお祈り申し上げます。(終わり)

    全42記事の中で中心となっている連載「50代から退職までの10年リアル」のサンプル回のURLを添付いたします。これは、シニアの皆さんが、単なる知識の羅列ではなく「共感できるストーリー(実体験)」を求めておられ、同時に自分たちが直面するリアルな問題に使える生きた情報(労働法や、社会保険を含む年金・医療・介護関連、終活など)を期待しているという仮説の元に配信中の連載記事です。
    https://note.com/harachan_sr/n/n25907ef02429

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    経験と専門職知見を活かして、社会保障や経済の話を気軽に共有できる仲間をつくりたいと思っています。書籍では読めない「気づき」をテーマに。元銀行員。理事で退任し関連会社で役員・監査役の経験があります。資格は証券アナリスト、社会保険労務士、FP、NISA取引アドバイザーなどです。

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