新しいものを作るはずが、過去のアプリが動き始めた
最近、自作のゲームやnoteの記事、過去のアプリなど、
作ったものを見てもらえる機会が少しずつ増えてきた。
作っているものはバラバラだと思うが、
「雰囲気がいい」
「世界観が好き」
と言ってもらえることがある。
自分の中では、
毎回別のものを作っているつもりだった。
でも、もしかすると自分のコードにも、
癖のようなものが自然と出ているのかもしれない。
自分のコードを調べてみた
そこで、これまで作ってきたアプリやゲームのコードを並べて、
共通している部分を探してみることにした。
画面の作り方。
タップしたときの反応。
文字の出し方。
ちょっとした動きの間。
見比べてみると、
やっぱり何度も同じような書き方をしていた。
それなら、自分がよく使う動きや仕組みを最初からまとめておけば、
次からもっと気軽に作れるのではないか。
そうして作ったのが、
「SukimaStock Engine」。
自分専用のアプリエンジンだった。
さて、何を作ろう
ひとまずエンジンができた。
当然、次に考えたのは「これで何を作るか」ということだった。
新しいアプリを作れば、ちゃんと動くか試すこともできる。
そこでふと手が止まった。
よく考えると、手元にはすでに20個以上の自作アプリがある。
これまで自分のためだけに作って、
iPhoneの中に置いていたものたち。
新しいものを作る前に、
まずはこれをこのエンジンで動かしてみたらどうなるだろう。
DotWeatherを移植してみた
最初に選んだのは、
『DotWeather』というお天気アプリだった。
少し前にXで紹介したところ、
ありがたいことにたくさんの人に見てもらえた。
同じアプリを数か月前に投稿したときは、
6いいねくらいだったのを覚えている。
アプリ自体は何も変わっていない。
それでも、作ったものを発信し続けているうちに、
見てもらえる人が少しずつ増えていた。
せっかくなら、動画や画像で見せるだけじゃなくて、
実際に手元で触ってもらいたい。
そんな気持ちになって、Webへの移植作業を始めた。
半日で、やることがなくなった
SukimaStock Engineを土台にして、少しずつコードを移していく。
最初は一週間ぐらいで出来ればいいなと思っていた。
ところが、作業を始めて半日ほど経ったところで、
早くもやることがなくなってしまった。
画面の中では、元のアプリとほとんど変わらず、
普通に動いている。
自分がよく使う仕組みをまとめたエンジンだったからこそ、
過去のコードと驚くほどすんなり噛み合った。
せっかくなので、その勢いのまま、
その日のうちに公開した。
ずっと自分のiPhoneの中にしかなかったアプリが、
リンクひとつで、誰でも触れるようになる。
思っていた以上に嬉しいことだった。
20個のアプリが、違って見えてきた
これまで、自分が欲しいものを自分のためだけに作ってきた。
20個以上ある過去作も、
少し「作り終えたもの」という感覚があったかもしれない。
でも、DotWeatherがブラウザで動いたとき、
見え方がかなり変わった。
まだ触ってもらえる。
まだここから続きを作れる。
また別のものが生まれるかもしれない。
ずっとしまっていた過去作が、
急に息を吹き返したように見えた。
作ったものから、また始める
これからも無理のないペースで過去作を移植していきたいと思う。
急いで全部を移す必要はない。
ひとつずつ外に出して、誰かに触ってもらう。
そこから、また続きを考えていけばいい。
新しいものを作るためにエンジンを作ったつもりだったが、
最初に動き出したのは、昔作ったアプリだった。
これまで作ってきたものが、また動き始めた。
