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芋出し画像
Photo bysatouimoko

短線ふう「ペブ蚘」ず芋習い悪魔

    旧玄聖曞に蚘されたペブの物語「ペブ蚘」に悩む。

    ペブは非垞に敬虔な人物で、家族や財産に恵たれおいた。神を信じ、悪から遠ざかっお生掻しおいた。

    ある時、神ずサタンが䌚話する。
    「ペブがお前神を信じおいるのは、圌がお前に祝犏され、䜕の困難も経隓しおいないからだ。苊難に遭えば、今床はお前を呪うだろう。」
    「そんなこずはない。ペブの信仰は本物だ。」
    「ふん。では、詊しおみようか」
    「よかろう。」
    「では。」
    そう蚀っお、サタンはペブの子䟛たちを党員事故で奪う。

    曎には、ペブは、党財産も略奪され、その䞊、党身にひどい皮膚病を患い、苊しむこずになった。

    そうしたペブの様子を芋た劻や友人たちが蚀う。
    「い぀たで神さたなんお敬っおいるのこんなにたでされお神さたなんおいないのよ」
    ず劻が叫び、ペブのもずを蚪れた友人たちは、こう諭す。
    「眪の報いかもしれないから、眪を悔いお謝眪のこころを持぀のだ。そうすれば赊されるにちがいない。」等々。

    なんで俺が私が䜕かそんなに悪いこずしたか
    神様なんおいないのか
    病や灜害などの䞍条理な䞍幞に芋舞われた時、誰もが自問するにちがいない問いに、ペブは自分を振り返りながら圌らに応える。

    応えは、劻の悲痛な叫びにも、友人の救おうずする蚀葉にも揺るがない。
    家族も財産も、健康も、もずより䞎えられたものを倱っただけ。眰でもなんでもない。自分はなんの眪も犯しおいない。謝眪するこずは䜕もない。
    信仰を捚おるこずはない。

    それでも疑問は残っおしたう。
    どうしお、こんな苊しみに遇わなければならないのかこの自分が

    嵐の䞭に神が珟れ、぀いにペブは神に自分の苊しみの理由を問い正す。
    「なぜ、自分は、このような䞍幞に芋舞われればならないのか」

    実は、サタンず実隓をしたのだ、ずは蚀わない。

    「お前は䜕も過ちを犯しおいない。同意しよう。なのに、お前は倚くの䞍幞に芋舞われた。その通りだ。しかし、理由を問うべきではない。それが宇宙の䞇物を統べる摂理なのだ。」

    ペブはこの時、悟り、こころの内から溢れでる信仰心で感涙する。

    サタンは、実隓の結果を認めざるを埗なかった。

    改めお神に祝犏されたペブは、財産も家族も、健康も取り戻した。

    

    芋習い悪魔は図曞宀の掃陀圓番だった。
    人間であれば、10歳皋床の少幎に芋える。

    担圓は児童曞区画だ。
    圌の背䞈ほどの䜎い曞棚の間を、数冊の本を抱えお巡っおいる。
    返华された本を戻しおいるのだ。
    図曞宀の利甚率はあたり高くないので、床掃陀は衚面の埃をモップで拭きずれば終わりだし、返华䜜業も倚くおも30冊皋床だ。
    芋習い悪魔は、胞に抱えた数冊のうち、䞀冊を棚に戻そうず、その他は巊手で抱えた。右手で抜き取った䞀冊が「ペブ蚘」だった。

    興味を惹かれお、片手のたた、䞭に目を通した。
    倧きな掻字で、たくさんの挿絵がある。
    ただ、この本も芋習い悪魔がずっず知りたいず思っおいる郚分は、あっさりずしおいた。
    祖父が語っおくれた物語では、ペブず友人蚪問者ずの察話で、いろいろに感じるこずがあった。
    䜕かを感じたのだが、意識しようずするず、それは茪郭を持たず、萜ち着くずころを知らなかった。

    倧自然の党おの息吹に神がある、ずいう自然厇拝のような蚀葉があったかず思うず、自分の無知を悟るべし、ずいう゜クラテスのような蚀葉もあった。

    結局、神ずの察話でペブが䜕を悟ったのか、自分にはわからず、こころにひっかかっおいるのだ。

    ペブは䜕を悟っお、神はなぜ再び祝犏を䞎えたのか

    やっぱりわからない。

    そう思っお児童本「ペブ蚘」を曞棚に戻そうずしお、無理な姿勢で巊わきに抱えおいた数冊を床に萜ずしおしたった。

    したった、ず屈んだ芋習い悪魔に、萜ちた拍子に開いた䞀冊の写真ペヌゞが目に入った。

    柄んだ青空を背景に、ぜっかりず空掞が空いた黄土色の岩壁が写っおいた。

    空掞は人口的に圫られたもののようだ。

    拟う手を䌞ばしながら芋習い悪魔は、その写真に匷く惹き぀けられた。

    「バヌミアン枓谷ですね。」

    埌から声がした。
    叞曞のドロむドだ。
    本を萜ずした音に気付いお、様子を確認しに来たらしい。

    芋習い悪魔の少幎は、萜ずした本を拟い集めお、振り返った。

    「そこの空掞には、か぀お倧仏が立っおいたした。50メヌトルもの高さがありたした。」
    そう蚀っお、ドロむド叞曞は、手の平の䞊に空䞭ディスプレむを広げお芋せた。
    ディスプレむの䞭には、確かに空掞の䞭に無衚情にも芋える薄目の倧仏が、畏れるこずはないですよ、ず、招くような右手をしお立っおいた。法衣の襞が䞁寧に、枓谷の颚にそよぐように圫られおいる。
    たくさんの人手が、䜕幎もかけお完成させたに違いない。

    ひずの信仰ずいうものは、わからない 。
    どういう情熱で、こんなものを䜜るのか

    「5䞖玀頃に造られたした。わたしのデヌタベヌスにその画像はありたせんが、完成圓時は矎しく圩色されおいたそうです。」

    「けれど、21䞖玀の初め、この地域を支配しおいたタリバン政暩によっお砎壊されたした。」
    ドロむド叞曞は、画像をただの空掞が残る岩壁に替えた。

    「  、颚化しお厩れたんじゃないの」
    「はい。人間の手で砎壊されたした。」
    「人間が造ったのに」
    「偶像厇拝だ、ずしお蚱さなかったのです。神を芋えるかたちに衚そうずするこずは、党おを超越した神の本質を誀解するこずだからです。」

    光沢のある床に、傟いた陜が窓のかたちに萜ちおいる。

    「もう時間です。あずは、わたしがやりたしょう。」
    抱えおいた数冊をドロむドが抜き取っお蚀うのを聞いお、芋習い悪魔は、自分が呆然ず固たっおいたのに気づいた。

    ほんずうに、わからない。。

    ―了―

    わたしは聖曞をしっかり読んだこずも、その他宗教に関しおの芋識もありたせんので、倚分に誀解や曲解が混じっおいるず思いたす。どうぞご容赊ください。床重なる灜害に芋舞われる胜登地方の様子や病院の埅合宀で䌚う倚くの人たち、様々な介護の颚景に遭い、なんずなく消化しきれない䜕かを感じ、それを探りながら曞いおみおいる蚘事です。結局、今回も䜕を感じおいるのか、うたく蚀い衚せたせん。たた、チャレンゞたしす。
    最埌たでお読み頂き、ありがずうございたした。

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    身の回りの出来事や、がんやりず思い違いも混ざった蚘憶に、空想をたじえお、䞍定期に綎っおいたす。頭のなかの脈絡のない感想のこずもありたす。ドラマチックな内容はありたせんが、読んでみお䞋さい。

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