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外見改善を始めて変わったこと・変わらなかったこと


    第3話から前回の第9話まで、薄毛対策・ヒゲ脱毛・ダイエットと、自分がやってきた外見改善の中身を書いてきました。

    フェーズ1の締めくくりとして、今回は少し立ち止まって、まとめのような話を書きます。

    外見を変えて、何が変わったのか。

    そして、何が変わらなかったのか。

    正直に書きます。


    変わったこと:女性への苦手意識が消えていった

    一番大きかったのはこれだと思います。

    ただ、正確に言うと「自分が変わった」というより、「相手の反応が変わって、それを見て自分が変わっていった」という順番でした。

    改善する前の自分は、女性と接するとき、最初からひかれている感じがありました。
    ちょっと距離を取られる。引き攣った顔をされる。嫌そうなそぶりをされる。

    そういう経験を重ねると、こちらも身構えるようになります。

    「どうせひかれる」と思いながら接するから、ぎこちなくなる。
    ぎこちないから、相手はさらに警戒する。
    悪循環です。

    当時は「自分が笑ったらきもいと思われるんじゃないか」というところまで考えていました。
    笑うことすら怖かったんです。

    外見が変わってから、この悪循環が逆回転を始めました。

    ひかれない。だから身構えない。
    身構えないから、相手も変な警戒をしない。
    自然に対応してもらえる。笑顔を向けてもらえる。

    笑顔で向かってこられたら、こちらも笑顔を出せるんです。

    あんなに怖かった「笑うこと」が、自然にできるようになっていました。


    変わったこと:周囲の反応が、全部変わった

    仕事の場面でも同じことが起きました。

    改善前は、取引先の女性と1対1になると、距離を取られることが普通にありました。

    それが改善後は、まったくなくなった。
    それどころか、同じ相手がむしろ好意的に話しかけてくるようになったりしました。

    これを経験したとき、正直、複雑な気持ちになりました。

    「人って、見た目でこんなに簡単に好き嫌いが変わるんだな」と。

    中身は何も変わっていないのに、扱いだけが変わる。
    それを目の当たりにして、虚しい気持ちになった時期もあります。

    ただ、改善が進んでいく中で、考え方が変わりました。

    見た目を変えただけで好意的に見てもらえるなら、それって実はすごく簡単なことなんじゃないか、と。

    性格や中身を変えるのは難しい。
    でも、見た目は手順を踏めば変えられる。
    変えられるものを変えただけで、周囲との関係がこんなに楽になる。

    今は、良い方向で捉えています。


    変わらなかったこと:中身は、大人しいまま

    ここからが、今回一番書きたかった話です。

    外見が変わって、女性との接点が増えても、「俺はモテるんだぞ」みたいなオラオラした人間にはなれませんでした。

    元からイケメンの人がやるような、イケメン的な振る舞いも、やっぱりできないままです。

    性質的にイケメンじゃないので、しょうがないと思っています笑

    外見をどれだけ変えても、中身は昔の大人しい自分のまま。
    コンプレックスを抱えて生きてきた記憶も消えません。

    「外見を変えれば、性格も明るく社交的になって、別人になれる」

    もしそう期待しているなら、たぶんそうはなりません。
    少なくとも自分はなりませんでした。

    ただ、面白いことに。

    見た目がちゃんとしているのに中身が大人しい、という組み合わせは、むしろ安心材料になるようなんです。

    「ちゃんとして見えるのに、ぐいぐい来ない」

    それが理由で、好意的に向かってきてもらえることは、確実に増えました。

    だから、大人しい性格を無理に変える必要はなかったんです。
    外見が変わると、同じ性格が「弱点」から「持ち味」に変わる。

    これは、やってみるまで分かりませんでした。


    「外見を変えれば人生変わる」と聞かれたら

    この10話を読んでくださった方に、聞かれたとします。

    「外見を変えれば、人生変わりますか?」

    今の自分の答えは、こうです。

    人生が変わる、ではなくて。
    変わるきっかけは作れる、だと思います。

    外見を変えると、周囲の反応が変わります。
    それは経験上、ほとんどの場合プラス方向です。

    でも、その変わった世界を見て、感じて、生きていくのは自分自身です。

    周りがどれだけ好意的になっても、自分の内面が変わらなければ、それをプラスに受け取って前向きに生きられるかは、また別の問題なんです。

    じゃあ内面から変えればいいかというと、これも正直、厳しいと思っています。

    見た目が悪いままで、周囲にひかれて、距離を取られて、その環境の中で自分の内面だけを劇的に変える。

    それは、かなりハードな道です。
    少なくとも自分にはできませんでした。

    だったら、先に外見を変えて、周りの自分を見る視線を変えてしまった方がいい。

    向けられる視線が変われば、内面は後からゆっくり変わっていきます。
    自分の場合、笑えるようになったのも、女性への苦手意識が消えたのも、全部その順番でした。

    外見改善は、人生を変える「きっかけ」になります。

    しかも、内面を直接変えようとするより、ずっと簡単な方法で。

    そういう意味で、自分は外見から始めてよかったと思っています。


    次回からは、婚活編です

    ここまでの10話で、外見改善の実録は一区切りです。

    次回からは、変わった外見を引っさげて挑んだ「婚活・マッチングアプリ編」に入ります。

    37歳、ようやくスタートラインに立った男の記録です。

    うまくいった話より、失敗した話の方が多いと思います笑

    引き続き、正直に書いていきます。


    ▼ この連載を第1話から読む
    ハゲてたから女性に相手にされなかったわけじゃなかった話



     
     
     
    19歳から薄毛、ヒゲも濃い。AGA治療11年目(フィナステリド+ミノキシジル)、ヒゲ脱毛は12回で完了。薬をやめたら戻ったことも、続かなかったものも、使ったお金も全部書いています。

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