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冬の落としもの

    木々がすっかり冬の眠りについて
    足音だけが乾いた道に響く

    足早に通り過ぎていく時間を見送るように
    どこか心休める場所が欲しくて ふと立ち止まる

    つめたい空気は 頭の中を静かに整えてくれて
    あたたかい光は 強張った心をゆっくり溶かしてくれる
    正反対のふたつだけれど どちらも私に必要で

    そっとポケットに手を入れて 空を見上げる
    ふっと気持ちが軽くなって また歩き出せる
    冬が落としたやさしい欠片を ひとつひとつ拾い集める午後


    𝑭𝒊𝒏.

    #詩
    #言葉
    #創作
    #のんびり
    #青空のポケット

    #創作大賞2026
    #オールカテゴリ部門


     
     

    H

     
     
    現実と空想のあいだで 言葉の温度を観察して そっと文字を紡ぐ 詩のような短編と、時々エッセイを書いていきたいです。

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