木々がすっかり冬の眠りについて
足音だけが乾いた道に響く
足早に通り過ぎていく時間を見送るように
どこか心休める場所が欲しくて ふと立ち止まる
つめたい空気は 頭の中を静かに整えてくれて
あたたかい光は 強張った心をゆっくり溶かしてくれる
正反対のふたつだけれど どちらも私に必要で
そっとポケットに手を入れて 空を見上げる
ふっと気持ちが軽くなって また歩き出せる
冬が落としたやさしい欠片を ひとつひとつ拾い集める午後
𝑭𝒊𝒏.
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