
小説をwebtoonネームにしよう②:フキダシ編②
<前回のあらすじ>
フキダシ文字を改行した
小説の文章をそのままフキダシに入れ、
読みやすいように改行したのが前回までの工程でした。

全部中央に寄っているのは次々回あたりで直すとして、
マンガにするにあたり、小説に書いてある地の文も台詞も全部フキダシ化する必要はないですね。
というわけで群青的には、下記フキダシはカットします。
◆不要なフキダシを削除しよう

だいぶカットです。
結果がこちら。

かなりすっきりしましたね。
それぞれカットの理由をまとめておきましょう。
◆各フキダシカットの理由
原作にあたる小説をもとに場合分けをしましょう。

①赤枠:地の文
赤枠台詞群と内容が同じな為。
地の文は学園の生徒が噂している内容で、赤枠台詞群の方は実際に生徒達がマリエッタを見てひそひそ噂しているものです。
小説時点でなぜ地の文を入れてあるのかというと、間(ま)を取りたかったためということと、
「恐ろしい女だ」の後に黄緑枠まで飛ぶと、「どういうところが恐ろしいのか?」が赤枠台詞まで出てこないので
文字として読んだときに、噂の内容までが遠いな…と感じました。
ではマンガにした時にはなぜ抜くのか?というと
黄緑枠部分をカットすることも関係します。
②黄緑枠:地の文
絵のみで表現できる為。
マリエッタが廊下を歩く、生徒が固まる、噂する、
マリエッタの視線、行動、噂の声量。
絵とフキダシサイズで表現可能です。
間に「ほら……」「マリエッタ様よ」があるので
噂をする生徒とマリエッタは同じ廊下にいます。
一枚絵で事足りる内容かつ、絵でも文字でも同じ状況を描写することになるので
単純に「いらない」という判断です。
そうするとここのフキダシ部分が上に詰まるので、
①の赤枠台詞群までがさほど遠くないため、赤枠地の文がなくても良いかなと。
③オレンジ枠:マリエッタの台詞
無言演出を絵でやりたかった為。
ぶっちゃけ好みです。
ただ小説においてはこの「……」がないと、その場にマリエッタがいるとわかるのが「ほら……」「マリエッタ様よ」という生徒の声のところなんですよね。
主人公登場までが若干遠いなと感じたので文字では入れてありました。
さて、入れるフキダシの量は決まりました。
とはいえこれでは結局縦に必要な台詞を並べただけにすぎません。
次回は実際にコマ枠をつくり、絵を入れていきましょう。
◇第三回はこちら