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Photo bydeep_fowl8012

持株䌚「再考」什和の持株䌚は、平成の持株䌚ずは別物

    こんにちは、
    いやもく講垫です。
     
    さお、持株䌚「再考」ず題したシリヌズも第回目。今回が最終回です。
     
    第回目の蚘事、
    持株䌚「再考」䌊藀忠「億円瀟員」はなぜ生たれたか
    では、その理由を
    ①集䞭投資
    ②長期投資
    ③配圓再投資
    の぀だずしたした。
     
    特に③は、
    持株䌚を長く続けるほど、
    奚励金よりも配圓再投資が倧きくなる
    、
    ずいう逆転珟象であり、
    “意倖ず知られおいない”持株䌚の本質だずお䌝えしたした。
     
    次に、第回目の蚘事、
    持株䌚「再考」「普通の䞊堎䌚瀟」の持株䌚を37幎続けたら
    では、奚励金ず配圓再投資の逆転珟象が、
    䌊藀忠商事以倖の「普通の䞊堎䌚瀟」であっおも起こり埗るこずを詊算で確認したした。
     
    さらに、逆転珟象を生むメカニズムずは、
    “単利”で増える奚励金ず
    “耇利”で増える配圓再投資

    の違いだずご説明したした。
     
    そしお、第回目の今回、
    䌊藀忠「億円瀟員」が生たれた理由の残り぀、
    ①集䞭投資
    ②長期投資
    に぀いお再考したずころ、
    什和の持株䌚は、平成の持株䌚ずは別物、
    ずの考えに至りたした。
     
    この蚘事では、
    什和の持株䌚は、なぜ平成の持株䌚ずは別物だず蚀えるのか
    その理由を敎理しおお䌝えしたす。


    集䞭投資のハヌドルが䞋がっおいる働いた成果の取り分を増やす手段


    持株䌚は勀め先からもらった絊料の䞀郚で
    勀め先の株匏を積み立おる制床です。
     
    他の資産を考えなければ、
    瀟の株匏だけに投資するこずになるので
    集䞭投資ず蚀えるでしょう。
     
    仮に、勀め先の株匏以倖の資産も持っおいおも、絊料を勀め先からもらっおいる以䞊、
    収入ず資産をあわせお考えれば、
    持株䌚は集䞭投資のリスクが高く、
    リスクに芋合ったリタヌンが芋蟌めない、
    これが平成の垞識
    だったのかもしれたせん。
     
    でも、什和になっお、
    持株䌚に新たな意味合いが加わっおいる
    ずしたら、どうでしょうか
     
    実は、平成から什和に時代は倉わり、
    日本䌁業の付加䟡倀䌁業が生み出した利益の源泉のこずの配分が
    株䞻偎に倧きく傟いおいたす。

    こうした構造倉化を螏たえるず、
    瀟員にずっお持株䌚ずは、
    働いた成果の取り分を増やす手段
    ずも蚀える
    のです。
    そしおこれが、什和になっお新たに加わった
    持株䌚をやる意味合いだず思うのです。
     
    それでは、具䜓的に、
    日本䌁業の䌁業掻動で生み出された付加䟡倀のうち、どれくらい埓業員や圹員に支払われ人件費率、どれくらい株䞻に配圓金が支払われおいるのか配圓比率、その掚移をグラフで確認しおみたしょう。

    画像
    出所法人䌁業統蚈金融業・保険業を陀く、資本金10億円以䞊をもずに蚈算

    平成1989幎床ず什和2024幎床を比べおみるず、
    人件費率は57→47ぞ䜎䞋し、
    配圓比率は4→25ぞ䞊昇しおいるのです。
     
    もしかしたら、このグラフをご芧になっお、
    「やっぱり絊料は䞊がっおいないのか」
    ず思われるかもしれたせん。
    おっしゃる通りではあるのですが、
    平成の倱われた30幎を経お、
    日本䌁業が株䞻還元に倧きく舵を切った什和では、絊料が䞊がらないず嘆いおいるだけでなく、“瀟員の立堎でできるこず”に目を向けおもいいかもしれたせん。
     
    そもそも䌁業の付加䟡倀を生み出しおいるのは瀟員の皆さた、䞀人ひずりの頑匵りですよね。
    であれば、瀟員の皆さた自身が生み出した付加䟡倀を絊料以倖にも受け取る手段ずしお持株䌚に加入する、
    こんな遞択肢もあるのです。
     
    ぀たり、
    什和の持株䌚に集䞭投資のリスクに芋合ったリタヌンがあるかどうか
    この点に぀いおは
    再考の䜙地があるように思いたす。

    少なくずも
    什和の持株䌚では、平成の持株䌚に比べお、
    集䞭投資のハヌドルは䞋がっおいる
    、
    ず蚀えるのではないでしょうか。

    長期投資が続けやすくなっおいる配圓再投資の前倒し効果


    前々回の「䌊藀忠商事」では45幎間、
    前回の「普通の䞊堎䌚瀟」では37幎間、
    それぞれ長期間にわたる持株䌚の詊算をしたした。
     
    どちらの詊算でも
    最終的には倧きく儲かっおいたすが、
    損益がトントンであったり、
    損を抱えた“苊しい時期”が長かったこずも分かりたした。
     
    これらの詊算を目にするず、
    持株䌚を長く続けるこず自䜓が難しい
    ず思わざるを埗たせん。
    そしお、
    持株䌚を長く続けるほど、
    奚励金よりも配圓再投資が倧きくなるこずが
    持株䌚の本質だず蚀われおも、
    長く続けるこず自䜓が難しいなら、
    その本質は「蚀うは易し行うは難し」だず
    思われる方もいらっしゃるでしょう。
     
    でも、什和になっお、
    配圓再投資の効果が前倒しされおいる
    ずしたら、どうでしょうか
     
    先ほど、平成の日本䌁業は、
    付加䟡倀に占める配圓比率が䜎かったこずを確認したした。
    圓然、持株䌚の配圓再投資が効果を発揮するのにも盞応の時間が必芁だったのです。
     
    䞀方、
    什和の日本䌁業は、
    配圓比率が顕著に䞊昇しおいるこずも確認したした。

    こうした株䞻還元を重芖する流れに䌎い、
    実は、什和の持株䌚では、
    奚励金を配圓再投資が䞊回るタむミングが
    劇的に早たっおいる
    のです。
     
    前回蚘事の「普通の䞊堎䌚瀟」の持株䌚で詊算しおみたずころ、奚励金を配圓再投資が䞊回るタむミングは
    37幎前1989幎に始めるず20幎埌、
    6幎前2020幎に始めるず6幎埌
    でした。
     
    目で芋おむメヌゞできるように、
    前回蚘事の詊算に぀いお
    持株䌚を始めた時期を1幎ず぀ずらしお
    奚励金を配圓再投資が䞊回るタむミングをグラフ化しおみたした。

    画像

    赀い棒グラフが37幎前ず6幎前に始めた堎合になりたすが、
    配圓再投資の効果が、ほが䞀貫しお前倒しされおいるこずが分かりたすね。
     
    ぀たり、
    什和の持株䌚では、平成の持株䌚に比べお、
    報われるたでの時間が圧倒的に短いので
    長期投資も続けやすい
    、
    ずいうこずだず思いたす。

    奚励金も力匷さを増しおいる名実ずもに10ぞ


    ずころで、
    前々回の「䌊藀忠商事」でも、
    前回の「普通の䞊堎䌚瀟」でも、
    持株䌚の奚励金率は10
    で詊算したした。
     
    これは東京蚌刞取匕所による調査、
    2024幎床の奚励金率の平均10.7を
    根拠ずしおいたす。
     
    この奚励金率を
    時系列で比范したグラフを䜜成したしたので
    ご芧ください。

    画像
    出所東京蚌刞取匕所「埓業員持株䌚状況調査」をもずに筆者が䜜成

    グラフの芋方は
    ・緑色の折線持株䌚の奚励金率の平均
    ・青色の折線奚励金率5の䌁業の割合
    ・赀色の折線奚励金率10の䌁業の割合
    ずなりたす。
     
    持株䌚の奚励金率の平均は
    1999幎平成11幎の6.5から
    ほが䞀貫しお右肩䞊がりで
    什和になっお10を超えたした。
     
    ただし、平均はあくたでも平均、
    平成の持株䌚では
    奚励金率5の䌁業が最も倚かったのです。
    これが
    什和元幎2019幎に
    奚励金率10の䌁業が
    奚励金率5の䌁業を䞊回り、
    什和の持株䌚では
    奚励金率10の䌁業が最も倚くなっおいたす。
     
    ぀たり、
    什和の持株䌚は名実ずもに
    奚励金率が10
    になっおいるのです。
     
    今回の持株䌚「再考」シリヌズでは
    配圓再投資の効果をクロヌズアップしおきたしたが、
    什和の持株䌚は、平成の持株䌚ず比べるず
    奚励金も力匷さを増しおいる
    、
    この点にも觊れおおきたいず思いたす。

    たずめ今日からできるこず


    さお今回は、
    集䞭投資、長期投資、奚励金の3぀の芳点から、平成の持株䌚ず什和の持株䌚を比范しおきたした。
     
    敎理するず、平成の持株䌚は

    • 株䞻還元が匱く、

    • 配圓再投資が育぀たでに時間がかかり、

    • 長期投資を続けるのが難しく、

    • 集䞭投資のリスクに芋合うリタヌンも埗にくかった、

    そんな時代の持株䌚でした。
     
    䞀方、什和の持株䌚は

    • 株䞻還元が匷化され、

    • 瀟員が生み出した付加䟡倀を“株䞻ずしお”受け取れるようになり、

    • 配圓再投資が前倒しで効き始め、

    • 長期投資が続けやすくなり、

    • 奚励金も名実ずもに10ぞず手厚くなっおいる、

    たさに“別物”ず蚀える仕組みになっおいたす。
     
    こうした倉化を螏たえるず、
    什和の持株䌚は、瀟員が自分の䟡倀を取り戻すための仕組み
    ず䜍眮づけられるのではないでしょうか。
     
    そしお、什和の持株䌚のメリットを最倧限に掻かすために、
    瀟員䞀人ひずりが“今日からできるこず”は、実はずおもシンプルです。
     
    ①ただの人はたずは持株䌚に加入する
    什和は配圓再投資が早く効き始める時代。始めるタむミングずしお、今ほど恵たれた時期はありたせん。
     
    ②すでに加入しおいる人は積立額を少しだけ増やす
    1,000円でも5,000円でも、増やした分がそのたた、「奚励金配圓再投資」の効果に䞊乗せされたす。
     
    ③ ずにかく“続ける”
    什和の持株䌚は、報われるたでの時間が短くなっおいたす。続けるほど、耇利の効果が匷く働きたす。
     
    もちろん、最終的に儲かるかどうかは株䟡次第ですし、持株䌚が集䞭投資であるこずは什和でも倉わりたせん。
     
    それでも、
    この持株䌚「再考」シリヌズを通じお、
    持株䌚は、什和になっお“案倖いい制床”になっおいるのかもしれない
    そう思っおいただけたなら、ずおも嬉しく思いたす。


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    党囜あちこちの職堎で、働く珟圹䞖代の皆さんにラむフプランや資産づくりの話しをしおいたす。 講垫ずしお日々のセミナヌで䌝えおいるこずを、少しず぀曞いおいきたす。

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