
SD介護士のミカちゃん #5 自分と向き合うこと|全4ページ

本作は拙作「見習い介護士のミカちゃん」のセルフパロディです。
途中からでもそこそこ意味は分かると思いますのでシリーズ所見の方でもぜひお読み下さい🫡
◆キャラクター紹介✨✨

◆第1~3話はこちら👇
◆第4話はこちら👇
◆第5話
今回のテーマ「自己覚知」
漫画の中でミカちゃんは、自分が何も分かっていなかったことに気付きます。
これは介護の世界でいう自己覚知の入り口です。
新人の頃は「利用者さんのために頑張ります」と考えます。
もちろんそれは素晴らしいことです。
しかし、経験を積むほど気付くことがあります。
「自分は本当に利用者さんを理解できているのだろうか。」
「自分の価値観を押し付けていないだろうか。」
「相手のためだと思っていたことは、本当に相手のためだったのだろうか。」
こうした問いを自分に投げかけ続けることが、自己覚知です。
私は現役ケアマネジャーだった頃、奥川幸子先生の『身体知と言語』という本に出会いました。
その本を何度も読み返す中で、「まず自分自身を知ること」が対人援助の出発点なのだと学びました。
そして今でも、その考え方は私の介護観の土台になっています。
介護には正解がありません。
だからこそ、自分を知り、相手を知ろうとし続ける姿勢こそが、支援者として最も大切なことなのだと思っています。
介護は「誰でもできる仕事」と言われることがあります。
確かに、誰でも最初の一歩を踏み出すことはできます。
しかし、人と人が関わる仕事に終わりはありません。
相手を理解しようとするほど、自分の未熟さに気付きます。
だから介護にはゴールがありません。
技術を身につけることがゴールではなく、「もっとこの人を理解したい」と思い続けること。その積み重ねこそが、支援者を育てるのだと私は思っています。
そして
「私自身も、今でも自己覚知の途中です。」