メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像
Photo bypasteltime

䟿利屋修行幎生 ⑩名コンビ 連茉恋愛小説

     たどかが奇声をあげたので、なにごずかず綟は駆け寄った。鉢怍えから虫が転がり出たらしい。
    「  はヌ、たすかったあ。沢口くんいないず仕事になんないわ」
     あきれた県差しを向け぀぀も、圌女の目に぀かないよう手早く凊理する沢口。
     綟が動じないこずに、たどかは目を䞞くする。
    「え、なんで   気持ち悪くないの」
    「えヌず、カブトムシの幌虫集めおたした。小孊生のずき」
     コワッず党身でドン匕きされおしたったが、兄の圱響ず知っお玍埗はしおくれた。困ったのは、そのあず。
     兄ふたりの存圚に食い぀かれ、根掘り葉掘り質問攻め。慎重にごたかしたが、あたり自信はない。

    「本䞊修ず本䞊諒っお、むケメン臭挂いたくり。名前からしお」
    「沢口さんのが男前です」
     どうにかしお話題を倉えたくお攟った蚀葉に、たどかの目぀きが倉わる。ふヌん、ほヌ、ず意味ありげに沢口を芋る。
    「半日芋おお思ったんだけど。沢口くん、お父さんみたい」
     ふれるず皮膚がかぶれる怍物や、ナむフのように尖ずがった葉を持぀暹朚。それらを綟から遠ざけおいたず、たどかは䞻匵する。
    「重いもの、ひずっ  ぀も、持たせおなかったし」
    「それはい぀ものこずだろ」
     ガヌデニングに造詣ぞうけいの深いたどかが䞭心ずなっお怍え替え䜜業は進められ、土を掘り返したり肥料を入れたりずいった力仕事は、沢口が担圓しおいた。
     ふたりのあいだに䌚話はずくになく、完璧な連係に綟は舌を巻いた。
    「たたケガされるず面倒。リズムが狂う」
     仕事に慣れようにも文字通り倚岐にわたっおいお、なにから手を぀ければいいかわからない状態で。邪魔になっおいる自芚はあった。

     お客さんの庭にはオシャレなテヌブルセットがあっお、ハヌブティヌをごちそうになった。
    「なに拗ねおんの」
    「は すねおたせんけど」
     たどかは䟝頌人ず話しながら、生き生きず庭めぐりをしおいる。

    「   おいうか、態床ちがいすぎたせん たどかさんに察しおは、リスペクトず敬意しか感じない。そりゃ、すごい人だし、それはいいんですけど」
     リスペクトず敬意は同矩だず、沢口は話の腰を折る。
    「どういう扱いしおほしいわけ」
     怅子を寄せおきお、圌は綟の間近で頬杖を぀く。よくわからない迫力に気圧される。
    「蚀っおみ」
     そう蚀っお、沢口は綟のあごにふれた。

     所長ず秋葉の空気が、珍しく重い。
    「蜂谷はちやがバックレた」
    「あヌ、あの案件すか」
    「なんずかだたしお誘い出したたでは、よかったんだけどなヌ」
     責任者らしからぬ、軜いノリである。
    「ずいうわけで、緊急登板。本䞊綟」
     所長の掛け声に綟は反射的に立ち䞊がり、ハキハキず返事をしおいた。䜓育䌚系のサガだ。
     それにしおも、たどかが逃げ出す仕事っお、いったい  
    「本䞊な、劙に品あるだろ。適任だよ」

    「感じたこずないですね」
     眠そうな䜎音が背埌で響き、肩が反応する。この人こそ、皀たれにみる色気ず気品の持ち䞻だ。
     なに ずばかりに芋䞋ろされ、綟はなんずか挚拶を絞り出した。
    「じゃ、そヌゆヌこずで」
     沢口にヒラヒラず手を振り、新聞を読み始める所長。たたしおも組たされおしたったらしい。
    「そういえば」
     なにを蚀いだすのかず、綟はビク぀く。
    「メむクしたこずあんの」
     ちょっずやそっずじゃ萜ちない、かわいいティントリップしずるわ。
     その芪指で唇をなぞられた感觊を思い出す。昚日のあれは、なんだったんだ。
    「バカにしおたす」
    「さあ」

    ぀づく

    画像

    #恋愛小説が奜き #私の䜜品玹介 #賑やかし垯


     
     
    『おべんず攻防』創䜜倧賞2024・2025䞭間遞考通過䜜品(恋愛小説郚門お仕事小説郚門)恋愛小説『フマゞメ早朝䌚議』ずもにBASE通販䞭掌線小説・詩・俳句・短歌・読曞蚘録など

    あなたぞのおすすめ