
「 メモ 」するように撮る : PENTAX 17

PENTAX 17( ペンタックス イチナナ )は 、「 カチ 」と小さなシャッター音 ( レンズシャッター ) がします。
それはまるで「 メモしたよ 」と、囁いているようです。
「 写真、撮りました 」と主張するような音ではありません。
それ故に、つい何でもかんでもメモしたくなります。
フィルム撮影のコストを忘れさせてしまうという、素晴らしい欠点があります。

私にとってPENTAX 17は、日常の些細な出来事を記録する、アナログなメモです。
常にフィルムを装填してありますが、毎日撮るわけでもなく、撮っても1日に1〜3枚程。
ハーフサイズなので、フィルム1本撮り終わるまで( 24枚撮りなら48ショット、36枚撮りなら72ショット )、それなりの時間が掛かります。

現像から返ってきて、ようやくそのメモを見返すと、「 何でこんなもん撮ったかな 」と思うこともしばしば。
何の気負いもなく、お気楽に撮っているからでしょう。

メモの相方と言えばペン。
ペンと言えば「 OLYMPUS PEN ( オリンパス ペン ) 」。
OLYMPUS PENは初代が1959年発売のハーフサイズカメラです。
「 PEN 」の名前の由来は、筆記用具の「ペン」のように、気軽に持ち歩けるようなカメラ、というコンセプトから来ているとのこと。

私はPENは所持も使用したこともありませんが、このPENTAX 17も同じハーフサイズのカメラ。
撮る感覚としては、どこか通ずるものがあるのかもしれない。
ふと、そんなことを思いました。

良い被写体を探す
撮るタイミングを計る
ボケ具合や望遠の圧縮効果等の技を駆使する
色合いやコントラストを映えるようにする
… … …
それらのことは一旦脇に置いておいて、目の前の「チョット心が動かされたモノ」を、気負うことなくメモするように撮る。

少し時間が経ってから、心が動かされた時を思い返しては「 なんだかなぁ 」と。
それでいて、自分にしか分からないこそばゆい感覚を、愉しんでいます。

朝晩が冷えるようになり、公園の木々や街路樹も、少しずつ色付いてきました。
インフルエンザも流行っているとのことなので、皆様どうぞご自愛下さい。

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最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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