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📄【Labo.投資ファイル】File.05 高配当を育てる考え方

はじめに


先日、総資産が億を超える投資家の方のお話を聞く機会がありました。
投資の話をいろいろ聞かせていただく中で、一番印象に残った言葉があります。

「高配当は見つけるものじゃない。育てるもの」

その一言を聞いた瞬間は、「どういう意味だろう?」と思いました。
高配当株といえば、配当利回りが高い銘柄を探すものだと思っていたからです。
でも話を聞いていくうちに、「なるほど、そういう考え方もあるのか」と、配当投資の見方が少し変わりました。

今回は、そのとき学んだ考え方を、Labo.の研究ノートとしてまとめてみようと思います。


高配当株を探していた


私はこれまで、高配当株といえば
「配当利回りが高い株を探すこと」
だと思っていました。

証券会社のランキングを見たり、「高配当株おすすめ○選」といった記事を読んだりして、配当利回りが高い企業を探す。
きっと、多くの人が最初に思い浮かべる配当投資は、このイメージではないでしょうか。

私もその一人でした。
でも、その億を超える投資家の方は、まったく違う考え方をしていました。

「最初から高配当株を探す必要はない。」

その一言を聞いたとき、私は「どういうこと?」と頭の中が疑問だらけになりました。

高配当を育てるという考え方


その方が教えてくれたのは、
Yield on Cost(取得原価利回り)
という考え方でした。

これは、今の株価に対する配当利回りではなく、自分が買った価格に対して、今どれくらいの配当を受け取れているかを見る考え方です。

例えば、長期で持てる投資先を選び、20年、30年と保有し続ける。
その間に企業が成長し、利益が増えれば、配当金も少しずつ増えていくかもしれません。
そうして自分が買った価格に対する配当利回りが育っていく。

これが、「高配当を育てる」という考え方でした。
私はこの話を聞いて、「今の配当利回り」ばかり見ていたことに気づきました。
本当に見るべきなのは、これから何十年も配当を増やし続けられる企業なのか。
そんな視点なのかもしれません。

高配当を育てる魅力


Yield on Costという考え方を知って、私が一番印象に残ったことがあります。

「育てた配当には、それだけの価値がある。」
ということです。

例えば、長い時間をかけて企業が成長し、増配を続けた結果、自分が買った価格に対する配当利回りが10%まで育ったとします。
今から同じような条件の株を探そうと思っても、簡単には見つかりません。
だから売らないのではなく、持ち続けたいと思える。
この考え方が、とても印象に残りました。

研究結果


今回教えていただいた「高配当を育てる」という考え方は、私にとって新しい発見でした。

これまでの私は、今の配当利回りばかりを見ていました。
でも今回学んだのは、未来の配当利回りを育てるという考え方です。

もちろん、すべての企業が増配を続けるわけではありません。
だからこそ、長く持ちたいと思える企業を選ぶことが何より大切なんだと思います。

これからの配当投資では、
「今どれくらい配当がもらえるか。」
だけではなく、

「20年後、30年後にどれだけ配当を届けてくれる企業なのか。」
そんな視点も大切にしながら、研究を続けていこうと思います。

配当投資は、今と未来の自分に配当を届ける投資なのかもしれません。

次回第一部完結編






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