
なぜ私はFuture Compassを書いているのか|答えを探し続けて、最後に「自分に戻る」と思った話
Future Compassでは、AIやお金、世界情勢について書いたり、ときどき「豊かさ」や「自分らしく生きること」について書いたりしています。
こうして並べてみると、
「結局、何について書いている人なんだろう?」
と思われるかもしれません。
自分でも最初から、今の形をはっきり思い描いていたわけではありません。
ただ、これまで40本以上の記事を書いてきて、少しずつ、
なぜ私は、こんなにいろいろなことを調べて、考えて、書いているんだろう。
ということが、自分でも見えてきた気がします。
今日は少し、私自身の話を書いてみようと思います。
昔は「目に見えるもの」を今より大切にしていた
私は以前、金融機関で働いていました。
金融の世界にいると、どうしても日常的に「お金」や「資産」と接することになります。
資産がある人は強い。
たくさん稼いでいる人はすごい。
そんな感覚が、知らないうちに自分の中にもあったように思います。
私自身も、
「もっとお給料が欲しい」
「もっと上を目指したい」
と思っていました。
社会的に認められること。
周りから見て「ちゃんとしている」と思われること。
期待される自分になること。
そういうものを、今よりずっと気にしていたのだと思います。
でも一方で、心のどこかでは、人を外見や肩書き、お金だけで判断することに違和感もありました。
目に見えるものを基準にする自分と、
「本当に大切なのは、そこなのかな」
と思う自分。
今振り返ると、その二つの間に少しずれがあったのかもしれません。
会社を辞めて、お金の見え方も変わった
その後、家庭との両立などもあり、会社を辞めました。
スモールビジネスをやってみた時期もあります。
会社員だった頃と比べると、自分自身の収入は大きく減りました。
もちろん、自分でも使えるお金は欲しいです。
これからの社会を考えると、自分である程度稼ぐ力を持っていたいとも思っています。
でも、収入や環境が変わったことで、
「そもそも私は、何にお金を使いたいんだろう?」
と考えるようになりました。
考えてみると、私はブランド物をたくさん持ちたいわけではありませんでした。
おいしいものは大好きだけれど、毎日高級な料理を食べたいわけでもない。
その一方で、本は買いたい。
自分が知らないことを教えてくれる情報には、お金を払ってみたい。
身体にいいものや、自然に近い食べ物にも価値を感じる。
旅行も好きです。
でも、ただ観光するだけではなく、その土地で何かを感じたり、学んだり、温泉に入って身体を整えたり。
そういう体験に、以前より価値を感じるようになりました。
もしかすると私の中で、
「たくさん持つこと」から「自分が本当に価値を感じるものに使うこと」へ、豊かさの基準が少しずつ変わっていったのかもしれません。
でも、一番分からなかったのは「これからどうするか」だった
会社を辞めたあと、
「じゃあ、私はこれから何をしたらいいんだろう」
という時期がありました。
自分でも稼げるようにならなければ。
何か仕事をしたい。
でも、何をしたらいいのか分からない。
しかも、世の中そのものも大きく変わり始めているように感じました。
以前なら、
いい会社に入って、働いて、それなりのお給料をもらって——
という、ある程度分かりやすい人生の道筋があったように思います。
金融の世界にも、「こうなれば、こう動く」というセオリーがありました。
でも今は、それまでの常識だけでは説明しきれないことが増えているように感じます。
AIは急速に発展している。
働き方も変わっていく。
戦争やエネルギー、食料の問題もある。
金融市場も、さまざまな要因が複雑に絡み合って動いている。
「この先、世界はどうなるんだろう」
「その中で、私はどうしたらいいんだろう」
そんなことを考えるようになりました。
答えが欲しくて、かなりいろいろなものを見に行った
一度、やっていたスモールビジネスも畳んで、ゼロに戻ってみようと思いました。
そして、かなりいろいろな情報を追いました。
本を読んだり。
人に会ったり。
オンラインで話を聞いたり。
お金を払って、専門的な情報に触れてみたり。
金融についても、自分は金融機関にいたのに、
「こんなことも知らなかったんだ」
と思うことがたくさんありました。
世界情勢についても調べました。
そして私はもともと精神世界の話も好きなので、東西の思想やスピリチュアルな考え方などにも触れてきました。
分野をあまり決めずに、
「この世界って、いったいどうなっているんだろう」
ということを、自分なりにかなり深いところまで見に行ったのだと思います。
もちろん、今でも知らないことだらけです。
むしろ知れば知るほど、知らないことが増えていくようにも感じます。
そして「誰かが全部の答えを持っているわけではない」と思うようになった
詳しい人はたくさんいます。
自分には見えていなかった世界を教えてくれる人もいます。
誰かから学ぶことで、それまで知らなかった扉が開くこともあります。
だから、人から学ぶことは今でもとても大切だと思っています。
でも、いろいろな人の話を聞き、いろいろな世界を見ていくうちに、私は少しずつこう思うようになりました。
どんなにすごい人でも、すべての答えを持っているわけではないのかもしれない。
誰かを先生にすることと、
その人の言うことをすべて自分の答えにすることは違う。
人から学んでもいい。
AIに聞いてもいい。
本を読んでもいい。
たくさん情報を集めてもいい。
でも最後は、
自分で考えなければいけない。
そして、
自分で選ばなければいけない。
今は、そんなふうに思っています。
昔より「今」を大切にするようになった
数年前の私は、過去を振り返って後悔したり、
「私の人生って何なんだろう」
と思ったりすることもありました。
未来についても、
「人生はあと何十年だから、もっと頑張らなきゃ」
と考えることがありました。
でも今は、以前ほど過去を振り返って「あれは失敗だった」と考えなくなりました。
失敗したことも、遠回りしたことも、きっとたくさんあります。
ただ、それも含めて今の自分がある。
精神世界の考え方に触れたことも影響していると思いますが、以前より、
「今、私はどう感じているんだろう」
ということを大切にするようになりました。
過去をずっと悔やむことでもなく、
まだ起きていない未来を悲観することでもなく、
まず今を見る。
もちろん、私もいつもそうできるわけではありません。
今でも不安になることはあります。
それでも以前よりは、自分に戻ってこられるようになった気がします。
Future Compassを始めた理由は、実はそんなに立派なものではありません
では、なぜFuture Compassを始めたのか。
「世の中を変えたい」
とか、
「たくさんの人を救いたい」
とか。
そんな大きな使命が最初からあったわけではありません。
もっと現実的です。
仕事にできたらいいな。
最初は、それが大きかったと思います。
これからAIが発展していけば、働き方も変わっていく。
会社に属していればずっと安心、という時代でもなくなっていくかもしれない。
私自身の環境を考えても、何か仕事をするなら、自分で作っていく必要がありました。
そしてもう一つ。
これまで自分が集めてきた情報や、考えてきたことを整理する場所があってもいいなと思いました。
私は昔から、文章を書くことや、自分の考えを文章で表現することが好きだったのだと思います。
だからFuture Compassは、読んでくださる方のためのメディアであると同時に、
私自身の思考や記憶を残しておく場所
でもあります。
AIと話していると、自分のことが分かってくる
今は、記事を書くときにもAIをかなり使っています。
でも、AIに全部を考えてもらって、そのまま記事にしているという感覚とは少し違います。
一つのテーマについて何度も対話します。
「これはどういうこと?」
「じゃあ、これは?」
「もっと深く考えると?」
と掘っていく。
そうしているうちに、
「あ、自分ってこんなことを考えていたんだ」
と、自分自身の考えが見えてくることがあります。
私は何かに興味を持つと、かなり深いところまで調べる一方で、次のテーマに行くと以前調べた細かいことを忘れてしまうこともあります。
そういう意味でも、AIは私にとって、考える相手であり、ときには外部記憶のような存在にもなっています。
でも、最後に何を大切だと思うのか。
どう生きたいのか。
何を選ぶのか。
そこまでAIに決めてもらいたいとは思いません。
AIも使う。でも最後は自分に戻る。
Future Compassで書いていることは、私自身がやっていることでもあります。
40本以上書いてみたら、始める前には見えなかったものが見えてきた
Future Compassを始める前は、
「このやり方で本当にうまくいくのかな」
と思っていました。
でも、とりあえず始めてみました。
そして40本以上書いてみると、
「あれもやってみたい」
「こういうこともできるかもしれない」
「次はこんなことをしてみたい」
と、少しずつ次のアイデアが出てくるようになりました。
読んでくださった方からスキをいただくのもうれしいです。
反応が返ってくることで、
「ああ、こういうことを一緒に考えてくれる人がいるんだ」
と思えます。
もしかすると未来というのは、
全部見えてから進むものではないのかもしれません。
少し進んでみる。
すると、そこから次の景色が見える。
また少し進む。
その繰り返しなのかもしれない。
これはFuture Compassを始めて、私自身が感じていることです。
正解を教える場所ではなく、一緒に考えられる場所にしたい
私は、完成された専門家としてFuture Compassを書いているわけではありません。
今も勉強しています。
今も考えています。
考え方だって、これから変わると思います。
でも、だからこそ、
世界で何が起きているのかを一緒に見ながら、自分たちはこれからどうしたいのかを考える場所
を作れたらいいなと思っています。
同じ意見でなくてもいい。
むしろ違う意見があってもいい。
ただ、誰かを否定するためではなく、
「私はこう思う」
「そういう見方もあるんだね」
と、建設的に話せる人たちとつながれたらうれしいです。
いつか、そんな人たちと一緒に何かを作る未来もあったら面白いなと思っています。
これからの未来を、一緒に考えていきたい
世界がこれからどうなるのか、私にも分かりません。
AIがどこまで進むのか。
仕事がどう変わるのか。
お金の仕組みがどう変わるのか。
世界がどこへ向かうのか。
たぶん、誰にも完全には分からないのだと思います。
だからFuture Compassでは、
「未来はこうなります」
と正解を決めたいわけではありません。
世界を見る。
いろいろな情報に触れる。
AIも使う。
人からも学ぶ。
そして最後に、
「じゃあ、私はどうしたい?」
と自分に戻る。
これからは、今までの延長線上だけでは考えられない、新しい時代に入っていくのかもしれません。
だからこそ、未来を悲観するだけではなく、
自分なりの未来を見つけていきたい。
私自身もまだ、その途中です。
Future Compassを読んでくださる方とも、
これからの明るい未来を、一緒に考えていけたらうれしいです。
もし、そんなことを一緒に考えてみたいと思ってくださったら、これからもFuture Compassをのぞきに来てください。
世界を見ながら、自分を見ながら。
それぞれの未来を、一緒に探していけたらと思っています。
世界やお金の変化から未来を考えてみたい方
AIを使いながら世界経済をどう理解していけばいいのか。
「未来を当てる」のではなく、「次に何を見るか」という視点から書いています。
自分の「本当の幸せ」に気づきたい方
「本当の幸せ」を知る7つの問い7つの問いでは、AIとの会話を通してあなたが本当に求めていることを探します。
本来あなたが求めることを知ることで、未来への新たな道筋が見えてくるかもしれません。
自分自身をアートで表現したい方
私自身、AIと対話していると、自分でも気づいていなかった価値観や感覚が見えてくることがあります。
その体験を、言葉だけではなく一枚の作品にしてみたくて作ったのが、AIアートディレクターです。
「今の自分は、どんな一枚になるんだろう?」
と思った方はこちらから試していただけます。
初めての方は、固定記事からどうぞ。
ほかの考察は、世界と自分を考えるにあります。