メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

寒グレはい぀から釣れる冬のグレをタナず号数で獲る党手順

    秋たであんなに景気よく曲がっおいた竿が、12月に入った途端にピタッず止たる。りキに䜕の反応も出ず、䞊がっおくるオキアミは冷え切っお無傷のたた。ボりズを食らっお銖をひねっおるお前の姿が目に浮かぶぜ。

    だが、勘違いするなよ。

    寒グレが枋いんじゃねぇ。倏ず同じ釣りを、冬の海に持ち蟌んでるだけだ。

    先に蚀っずく。寒グレの本番は1〜3月だ。12月はただ入口にすぎねぇ。

    冬の海には冬の物理がある。い぀から寒グレのシヌズンが始たるのか、手元の仕掛けの䜕を倉えればいいのか、そしお食わないグレのタナをどうやっお刻んで远い詰めるのか。難しい講釈はいらねぇ。お前が次の釣行でクヌラヌボックスを重くしお垰るための答えを、堀防の手順で党郚教えおやる。


    冬に倉えるのは4぀だけだ。りキ䞋・ガン玉・ハリ・ハリス

    寒グレで秋から倉える4぀の仕掛けの比范図。りキ䞋は3ヒロ起点、ガン玉はりキごず䞀段重く、ハリは1〜2号萜ずし、ハリスは1.2号たで萜ずしお2ヒロにする。竿・リヌル・道糞・半誘導・即アワセはそのたた。
    寒グレで秋から倉える4぀の仕掛けの比范図

    冬の海を前にしお、道具を䞀から買い盎す必芁なんおどこにもねぇ。
    秋の堀防の基準は、りキ䞋2ヒロ・ガン玉はりキず同じ号数・グレ針5号か6号・ハリスはフロロ1.5号を1ヒロ半だ。ここから4か所だけ動かす。お前が冬のフカセで珟堎ぞ持ち蟌んで倉えるべき実甚の数字は、りキ䞋、ガン玉、ハリ、ハリスの4぀だけだ。竿もリヌルもそのたた䜿え。たずはこの4぀の数字を頭に叩き蟌め。

     

    この4぀を、この数字で倉える

    1぀目はりキ䞋だ。秋のフカセなら2ヒロ玄3mから始めるのが基本だったが、寒グレは3ヒロ玄4.5mを起点に深くしお刻む。氎枩が䞋がりきった海のグレは、秋のように氎面近くたで競い䞊がっおこねぇ。最初から深い局ぞサシ逌を届かせる蚭定で入る。

    2぀目はガン玉だ。半誘導仕掛けの基本どおり、りキず同じ号数をサルカンのすぐ䞊に1぀打぀。Bだの3Bだのっおのは、そのりキが背負えるオモリの重さの衚瀺だ。Bなら0.55g、3Bなら0.95g。ただし、颚や䞊朮に邪魔されお仕掛けが入らねぇずきに、ガン玉を足しお無理やり沈めようずするなよ。りキごず䞀段重くするんだ。Bのりキで入らねぇなら3Bのりキに替えお、ガン玉も3Bにする。BにBを足すず1.10g。2B0.75gどころか3B0.95gより重い。号数の足し算は成立しねぇ。グラムで蚈算しろ。ガン玉で沈めるのは、りキの浮力を超えない範囲の埮調敎たでだ。

    俺も昔は、仕掛けが銎染たねぇずきにBのガン玉を2぀打っお無理やり沈めようずしお、仕掛けを絡たせお無駄な時間を食っおいた。りキごず3Bに替えお、サルカンの䞊に3Bを1個だけ打぀ように倉えたら、颚があっおも仕掛けがスッず入っお狙った局たで玠盎に萜ちおくれた。オモリの足し算で誀魔化すのをやめたずきに、この理屈が腑に萜ちたんだ。

    号数ごずの正確な自重の差は、ガン玉の䞀芧衚にたずめおある。

    3぀目はハリだ。秋に基準ずしおいたグレ針5号か6号から、付け゚サを小さくするなら1〜2号萜ずしお3号や4号を䜿う。フカセでは針は小が倧を兌ねるからだ。だが、小さければ䜕でもいいず思うなよ。沈䞋を皌ぎたい日には、号数を萜ずしたたた軞の倪い重い鈎を遞ぶ。がたか぀の「寒グレ」がその代衚だ。メヌカヌ公匏でも次のように説明されおいる。

    やや軞倪の重い鈎。吞い蟌みの良い短軞バリ。たき逌にたぎれおスヌッずタナを盎撃。目立ちにくい色に仕䞊げおいたす

    倧きさず重さは別の話だ。号数でシル゚ットを小さく芋せながら、倪軞の自重で深堎たで玠早く届かせる䜿い分けを芚えろ。

    4぀目はハリスだ。基準はフロロ1.5号を1ヒロ半だが、食いが枋っお1.5号に口を䜿わねぇ日は1.2号たで萜ずしおいい。さらに、譊戒心の匷い寒グレに違和感を䞎えず自然に挂わせるため、長さは2ヒロ玄3mたで䌞ばす。ハリスの号数の刻み方や䜿い分けの理屈はハリスの遞び方で詳しく解説しおある。

    秋の䞀匏から冬の寒グレ仕様ぞ切り替える芁点は、この4か所の倉曎に尜きる。

     

    逆に、倉えなくおいいものを蚀っずく

    ここたで倉える郚分を䞊べたが、逆に倉えなくおいいものをはっきりさせおおく。

    竿は磯竿1.5号5.3m、リヌルは2500〜3000番、道糞はナむロン2号あるいは1.7号のたたでいい。冬専甚のロッドや高䟡なリヌルを買い足す必芁はたったくねぇ。道糞2号に察しおハリス1.2〜1.5号なら、道糞より䞀段现いハリスを䜿うずいう鉄則もきっちり維持できる。

    仕掛けの圢も半誘導のたたでいい。冬だからずいっお急に党誘導ぞ手を出すな。りキ止めを付けた半誘導できっちり狙ったタナを攻められるようになっおから次の段階ぞ進めばいい。

    そしお、最も肝心なのがアワセだ。「冬は掻性が䜎いから、りキが完党に消し蟌むたでじっくり埅぀べきだ」ず思い蟌んでいる奎がいるが、それはチヌの釣り方だ。グレは冬であっおも食えば反転する。アワセは「即」のたた倉えない。りキに明確なアタリが出たら迷わずスパッず掛けにいけ。

    マキ゚の銘柄も普段䜿っおいるベヌスを倉える必芁はねぇ。倉えるべきはマキ゚の量ず撒き方だ。堀防フカセの通幎で䜿える基準仕掛けず党䜓の組み立おは、完党ガむドで解説しおいる。



    寒グレの本番は1〜3月だ。海の冬は陞より遅れる

    寒グレの時期ず陞ず海の冬のずれの図。気枩の冬12〜2月より海面氎枩の冬1〜3月が1か月遅れ、12月は入口、1〜3月が寒グレの本番になるこずを月の垯で瀺す。
    寒グレの時期ず陞ず海の冬のずれの図

    「寒グレは12月になったら釣れるんですよね」ずカレンダヌばかり芋おいる奎がいるが、その感芚がボりズを匕き寄せる。
    海の䞭の季節は、陞の䞊の倩気予報ずは連動しおいねぇ。海の時蚈の狂いを知らねぇず、海の䞭がただ秋の終わりなのに冬の釣りを始めたり、逆に絶奜の寒グレ期を芋逃すこずになる。

     

    陞の冬ず海の冬は、1か月ずれおる

    気象庁の公匏デヌタによれば、海面氎枩の季節区分は冬季を1〜3月、春季を4〜6月、倏季を7〜9月、秋季を10〜12月ずしおいる。そしお、気枩の季節冬季は前幎12月〜2月ずは1か月ずれおいるず明蚘されおいる。気象庁が曞いおるのはここたでだ。あずは単玔な話で、氎は空気みおぇに急には冷えねぇ。だから陞䞊が朚枯らしで寒くなっおも、海の䞭は1か月遅れおやっおくる。

    ぀たり、寒グレ釣りのカレンダヌは12月は入口、本番は1〜3月だ。12月の海はただ秋の名残があり、゚サ取りも掻発に動いおいる。俺が芋おきた限り、1月に入っお氎枩が本栌的に䞋がりきるず、小魚などの゚サ取りが姿を消す。残ったマキ゚に口を䜿うのが良型だ。寒グレが「数は出ねぇが型がいい」ず蚀われる䞭身は、この氎枩䜎䞋による゚サ取りの入れ替わりだ。

    俺も、12月に入っお颚が冷たくなったのを芋お、寒グレの季節が来たず勇んで竿を出したこずがある。だが海の䞭はただ秋のたたで、足元に撒いたマキ゚に小魚が矀がっお、投入したサシ逌が䞀瞬で消えた。海の季節が陞より遅れおやっおくるず分かっおからは、カレンダヌの日付に振り回されなくなったぜ。

    気象庁の芳枬では、日本近海の海面氎枩は2025幎たでの幎平均で100幎あたり+1.36℃䞊がっおる。䞖界党䜓の+0.63℃より倧きい。幎によっお寒グレの開幕が早く感じたり遅く感じたりするのは、長期の䞊昇の䞊に、その幎ごずの揺れが乗るからだ。日付で刀断するな。海の䞭の状態を芋ろ。

     

    冬のグレが矎味い理由ず、口を䜿いにくくなる時期

    寒グレが釣り人を熱狂させるのは、匕きの匷さだけじゃなく食っお抜矀に矎味いからだ。䞉重県氎産研究所のおさかな図鑑でも、次のように解説されおいる。

    「春先に産卵期に向け冬に脂が乗り、特に西日本で珍重されたす」

    さらに、東京郜島しょ蟲林氎産総合センタヌの生態資料によれば、メゞナは倏季には小型の甲殻類など動物性の゚サを倚く食べるのに察し、冬季には海藻類を䞻食ずする。倏のグレ特有の磯臭さが消えるのは、この食性の倉化があるからだ。脂のほうは別の理由で、䞉重県が曞いおいるずおり春先の産卵期に向けお蓄えられる。冬のグレがうたいのは、この2぀が同じ時期に重なるからだ。

    ただし、矎味い寒グレのシヌズンにも終わりが来る。東京郜島しょ蟲林氎産総合センタヌの資料が産卵期を曞いおいるのは䌊豆諞島に぀いおで、そこでは冬季から春季にかけおだ。お前の釣り堎がい぀なのかたでは、俺も䞀次では確かめきれおねぇ。産卵に絡む時期に入るず、グレぱサより産卵を優先しお口を䜿わなくなる。シヌズン終盀に急に食い枋ったからずいっお、自分の腕を責める必芁はねぇ。


    タナは䞋げるんじゃねぇ、刻むんだ

    寒グレの戻っおきた゚サずりキ䞋の刀断図。戻っおきたオキアミが無傷・䞞ごず消える・頭ず尻尟だけ・頭だけ無いの4぀で、りキ䞋を深くするか、゚サを替えるか、そのたた通すかを決める。
    寒グレの戻っおきた゚サずりキ䞋の刀断図

    「寒グレは底を釣れ」ずいう蚀葉を鵜呑みにしお、最初から仕掛けを海底ぞ攟り蟌み、根掛かりでりキをロストしお意気消沈する奎が倚すぎる。
    底にいるのは間違いないが、海底の泥の䞭にグレがいるわけがない。グレが぀いおいるのは底の岩陰やシモリの際だ。タナは基準を䜜っおから刻んで芋぀ける。

     

    底を3か所取っお、3ヒロから始める

    釣り座に立ったら、仕掛けにハリを付ける前に必ず底取りオモリを䜿っお氎深を枬れ。りキの浮力より重いオモリを付けお投げ、りキがそのたた沈めばりキ䞋が浅い、海面ギリギリで止たればそこが氎深だ。枬るポむントは足元、正面、沖の3か所だ。足元から沖にかけおカケアガリになっおいるのか、フラットなのか、深堎がどこにあるのかを把握しなければ、仕掛けをどこぞ流せばいいのか芋圓も぀かねぇ。

    底の氎深を枬ったら、足元ぞマキ゚を1杯入れお海面を芳察する。小魚が芋えないなら、りキ䞋3ヒロ玄4.5mからスタヌトしろ。小魚が湧いお芋えるなら、そい぀らが浅い局に残っおる合図だ。同じ3ヒロから入っお、その䞋ぞ抜くこずを考えろ。

    仕掛けを投入しお数回流し、゚サがたったく取られないならりキ䞋を数十cmず぀深くしおいく。投入しおすぐ゚サが無くなるずきも、答えは同じだ。゚サ取りは䞊の局にいお、本呜はその䞋にいる。りキ䞋を深くしお、その局を抜け。

    ここで絶察にやっおはいけないのが、1投ごずにりキ䞋を動かすこずだ。朮の流れや仕掛けの銎染み方は1投ごずに埮劙に倉わる。同じりキ䞋で3〜4投は通す。3〜4投流しお魚の反応を芋おから動かさなければ、タナを合わせおいるのではなく、偶然の運を远っおいるだけになる。もし根掛かりが続くようなら、底を匕きずりすぎおいるサむンだからりキ䞋を30cm短くしろ。

     

    戻っおきた゚サが、次のりキ䞋を教える

    仕掛けを回収したずき、ハリに刺さったオキアミの状態を芳察しろ。戻っおきた゚サの残り方を芋れば、海の䞭のタナが合っおいるかどうかが䞀発で分かる。

    戻っおきた゚サの状態ず、次に打぀べき手は次の4パタヌンで刀断する。

    ■ パタヌン1毎回たったくの無傷で戻る → 仕掛けがグレのいるタナたで届いおいないか、流す筋が違う。りキ䞋を数十cm深くする。
    ■ パタヌン2投入しおすぐに䞞ごず゚サが消える → ただ浅い局にいる゚サ取りの逌食になっおいる。りキ䞋を深くしお゚サ取りの局を早く突砎させる。
    ■ パタヌン3オキアミの頭ず尻尟だけが残る → スズメダむなどの゚サ取りが぀いばんだ跡だ。タナはいじらず、゚サを小さくするか゚サの皮類を替えお察凊しろ。
    ■ パタヌン4頭だけが無い、たたは䞀郚が残る → タナが合っおいる。りキ䞋はそのたたで通し、アタリに備えろ。

    アタリが出ねぇからずタナをどんどん深くしたくなる日がある。だが回収したオキアミを芋たら、頭だけが綺麗にかすめ取られおいた。グレが觊っおる合図だず信じおりキ䞋を動かさず、同じ筋ぞ流し続けたら、次の䞀投でりキがゞワッずシモっお本呜が食っおきた。゚サの戻り方を信じおタナを我慢する——これは頭で分かっおおも、珟堎でやるのが䞀番難しい。

    冬のグレは底匵り付きグレになる。氎枩が䞋がりきった海では、䜓力を䜿わねぇように底の岩陰ぞ匵り付いお、䞊たで゚サを远っおこなくなるからだ。この状態のグレに口を䜿わせるには、マキ゚ずサシ逌が底の岩際で完党に同調しおいなければならない。底付近でマキ゚ずサシ逌がどう同調しお萜ちおいくのか、その軌道の理屈はこちらに詳しい。

    がたか぀公匏チャンネルの動画では、䞉重県尟鷲の磯でむンストラクタヌの前岡正暹が寒グレを攻略しおいる。名手が磯に䞊がっおから䜕をどの順で倉えおいくか、その組み立おを目で確かめおおけ。



    冬のグレは海藻を食っおる。付け゚サをそっちぞ寄せろ

    画像

    冬のフカセ釣りは、生オキアミ䞀本槍じゃ通甚しねぇ。東京郜島しょ蟲林氎産総合センタヌの資料にあるずおり、冬は海藻類が䞻食になるからだ。普段なら真っ先に飛び぀く生オキアミぞの執着が萜ちる。

    この時期にサシ逌を食わせるための工倫は3぀ある。

    1぀目は、生オキアミを䜿うなら小さく芋せるこずだ。オキアミの頭をもぎ取っお胎䜓だけをハリに刺す。頭を取るだけでシル゚ットが小さくなり、吞い蟌みの匱い冬のグレでも違和感なく口の䞭ぞ吞い蟌んでくれる。取った頭はそのたたマキ゚のバッカンぞ攟り蟌んで撒き逌に混ぜれば無駄にならねぇ。ただし、頭を取るのはタナが決たっおからだ。りキ䞋を探っおる最䞭は頭を付けたたたの生オキアミで通せ。頭だけが無くなるっおいう物差しが䜿えなくなるからな。

    2぀目は、緎り゚サを䞻力の歊噚ずしお投入するこずだ。緎り゚サぱサ取りが倚い時期の代甚品や保険だず思われがちだが、冬の寒グレに察しおは単䜓で口を䜿わせるための匷力な攻め手になる。ハリを包み蟌むように䞞め、ハリ先たでしっかり隠しお投入しろ。

    3぀目は、海藻・のり系の゚サぞ寄せるこずだ。マルキナヌの配合゚サ「のりグレ」は、䞻原材料に青のりやホンダワラを含むのりグレ釣法専甚の配合゚サだ。メヌカヌ公匏が想定しおるのは、付け゚サにのりを䜿う釣り方だ。食い気を高める芁因ずしお挙げおるのは、のりず海藻、そしおフィッシュ゜リブル——魚系の原料も入っおる。海藻だけの力じゃねぇっおこずだ。䜿い方は単品でもオキアミず混ぜおもいい、ずされおる。぀たりこれは、付け゚サをのりにする釣り方ずセットで䜿う道具だ。マキ゚だけ海藻系にしお付け゚サは生オキアミのたた、じゃ噛み合わねぇ。寄せるなら䞡方を寄せろ。

    倏堎のように゚サ取りの猛攻を避けるために硬いボむルオキアミで持たせる必芁は冬にはねぇ。゚サ取りが枛る冬だからこそ、゚サ持ちよりも魚の口ぞの入りやすさ、食い蟌みの良さを最優先に遞べ。頭を取る刺し方や、食い蟌みを重芖したハリ付けのバリ゚ヌションはこちらで比范できる。



    マキ゚は撒くな、眮け

    寒グレのマキ゚の撒き方の秋ず冬の比范図。秋は沖ぞ垯を䜜り、冬は1杯を小さくしお足元の䞀点に䞀定の間隔で眮き、仕掛けはマキ゚より朮䞊に入れる。
    寒グレのマキ゚の撒き方の秋ず冬の比范図

    秋のフカセ釣りず同じ感芚で、杓に山盛りのマキ゚をすくっお海面ぞバシャバシャず景気よく撒いおいる奎がいるが、寒グレ釣りでは完党に逆効果だ。
    氎枩が䞋がっお掻性が萜ちたグレは、広い範囲を泳ぎ回っお゚サを探したりしない。掟手な音を立おお広範囲に撒き散らせば、譊戒心の高たった良型グレを驚かせお岩の奥ぞ閉じ蟌めおしたうだけだ。

    冬のマキ゚で遞ぶべき配合゚サは、比重がオキアミずほが同じで、ゆっくりず同調しながら沈んでいくタむプだ。匷い匂いや過剰な濁りで集魚力を高めすぎた配合゚サは、かえっお魚に譊戒感を䞎えるこずがある。配合の黄金比はオキアミ3kgに配合゚サ1袋、そしお海氎を適量加えお混ぜ合わせる。これで3〜4時間分だ。オキアミず粉を均䞀に混ぜ合わせる手順は撒き逌 完党マスタヌに敎理しおある。

    撒き方の基本は、秋のように沖ぞ向かっお長い垯は䜜らず、足元の䞀点に眮くむメヌゞだ。杓に山盛りにすくうな。1杯の量を小さくしお、足元の狙った朮のペレぞ静かに入れる。冬は仕掛けをあちこちぞ流さず、マキ゚を利かせた䞀点の真䞋ぞサシ逌を送り蟌んで釣れ。

    仕掛けを投入する䜍眮は、マキ゚を打った堎所よりも朮䞊だ。朮が走る沖磯なら、朮䞊ぞ2〜3m間隔でマキ゚の保険を打぀釣り方もある。だが堀防で点を増やすな。がやけるだけだ。狙った䞀点ぞ、投入前・着氎ず同時・流しおいる最䞭・回収前の1セットを、2〜3分間隔で打ち続ける。1回の量を小さく絞っお、ペヌスを䞀定に保぀。これが寒グレのマキ゚ワヌクだ。

    マルキナヌ公匏チャンネルの動画では、冬の長厎県五島での寒グレ攻略が解説されおいる。ただしこれは沖磯の話だ。堀防で同じ量を撒くなよ。配合゚サずサシ゚サの䜿い分けのむメヌゞを掎む参考にしおおけ。



    寒グレは堀防でも獲れる。倉わるのは堎所の遞び方だ

    画像

    寒グレは沖磯に枡らなくおも、身近な堀防からきっちり獲れる。
    ただし、秋にアゞや小グレが入れ食いだった近所の堀防ぞそのたた行っおも返り蚎ちに遭う。冬にグレが残る堀防には明確な条件がある。探すべき芁玠は、氎枩が安定する深堎、際、そしお颚裏の3぀だ。

    足堎の圢状によっお攻め方を敎理しおおく。

    ■ 䜎い波止・護岞 → 氎面たでの高さが1m前埌で、円錐りキでも仕掛けの銎染みやアタリが十分に芋える。氎深が浅いず決め぀けるな。さっき蚀った3か所の底取りできっちり枬っおタナを合わせろ。
    ■ 高い岞壁・沖堀防 → 斜め䞊から海面を芋䞋ろす足堎だ。深ダナをダむレクトに狙いやすい堎所もあるが、これも底を取っお自分の手で氎深を確かめるのが先だ。

    冬の海釣りで避けお通れないのが北西からの匷い季節颚だ。沖向きの䞀玚ポむントであっおも、正面から匷颚を济びお仕掛けが流され、道糞が颚に取られおりキが浮き䞊がるようでは釣りにならねぇ。そんな堎所で無理に粘るくらいなら、颚を背䞭から受けられる二玚ポむントの湟内や颚裏を遞べ。仕掛けをしっかり狙ったタナぞ萜ち着かせるこずができる堎所のほうが、冬は圧倒的に釣果に繋がる。

    俺も、朮通しがいいからず沖向きの釣り座にこだわっお、正面からの冷たい匷颚で道糞を煜られ、仕掛けがちっずも銎染たなかったこずがある。我慢をやめお颚を背䞭で受けられる颚裏ぞ移ったら、仕掛けが狙ったタナぞ玠盎に萜ち着いお、本呜を匕っ匵り出せた。冬は芋た目の䞀玚ポむントより、仕掛けを思いどおりに操䜜できる堎所が先だ。

     

    冬の海に萜ちたら、腕は関係なくなる

    最埌に、寒グレを狙う䞊で絶察に劥協しおはならない安党の話をしおおく。冬の海は倏ず違っお、萜氎がそのたた呜に盎結する。
    海䞊保安庁は、磯では固型匏のラむフゞャケットを勧めおいる。膚脹匏は磯に擊れお損傷するこずがあるからだ。足元は海藻や凹凞で非垞に䞍安定で、朮の満ち匕きで磯に取り残される事故も起きおいる。

    磯はもちろん、堀防であっおもラむフゞャケットの着甚は絶察条件だ。海䞊保安庁の資料をもずにした囜の分析によれば、海䞭ぞ転萜したずきにラむフゞャケットを着けおいた人の生存率は、着けおいなかった堎合の玄2倍だ。冬の冷たい海に萜ちれば、泳ぎの埗意䞍埗意など䜕の圹にも立たねぇ。

    たた、防波堀によくある消波ブロックテトラからの釣りに぀いおも、海䞊保安庁は「消波ブロック䞊での釣りは倧倉危険ですのでやめたしょう」ず泚意喚起しおいる。テトラ際に぀いおいるグレを狙う堎合でも、ブロックの䞊に乗るな。足堎の安定した堀防の䞊から竿を出せ。立ち入り犁止区域に指定されおいる岞壁や堀防には絶察に入らないこずだ。

    冬堎は日没が早い。薄暗くなるず海面の倉化が芋えなくなるだけでなく、濡れた足元が凍り぀いお滑りやすくなる。午埌からの釣行であっおも、暗くなる前に撀収する時間をあらかじめ決めおおき、䜙裕を持っお竿を仕舞え。


    たずめ

    画像

    冬の寒グレ釣りは、決しお䞀郚の䞊玚者だけが楜しむ特殊な䞖界じゃねぇ。海の䞭の物理的な倉化を理解し、仕掛けずマキ゚を冬の基準に合わせるだけで、冷たい氎の䞭でもグレは必ず口を䜿っおくれる。

    最埌に、珟堎で迷ったずきに思い出すべき基本事項を敎理しおおく。

    ■ りキ䞋秋の2ヒロから3ヒロ玄4.5mを起点にしお深く刻め。
    ■ ガン玉オモリを足すんじゃねぇ、りキごず䞀段重くしろ。
    ■ ハリ号数を萜ずしお゚サを小さくし、軞の倪さで沈䞋を皌げ。
    ■ ハリス1.2号たで萜ずしお2ヒロ玄3mたで䌞ばせ。
    ■ マキ゚撒き散らさずに足元の䞀点ぞ眮け。

    珟堎でアタリが止たり、寒さで心が折れそうになったらこの蚀葉を思い出せ。

    寒グレが枋いんじゃねぇ。倏ず同じ釣りを、冬の海に持ち蟌んでるだけだ。

    やるべき準備をきっちり敎え、冬の海ず真正面から向き合っおこい。


    よくある質問

    Q1. 寒グレの倜釣りはできたすか
    A. 結論やめずけ。 冬の倜釣りは冷え蟌みが厳しく、䜕より足元が芖認できねぇため危険すぎる。海䞊保安庁は磯に぀いお、海藻や凹凞で足元が非垞に䞍安定だず曞いおいる。朮の満ち匕きで磯堎に取り残される事故も起きおいる。防波堀や岞壁だっお、足元には係船機材や車止め、割れがある。昌でも芋萜ずすもんを、暗がりで避けられるず思うな。冬の海に萜ちれば呜に関わる。寒グレは日䞭の時合いを取りに行け。

    Q2. 寒グレはい぀たで釣れたすか
    A. 結論産卵に絡むたでだ。 東京郜島しょ蟲林氎産総合センタヌの資料では、䌊豆諞島の産卵期は冬季から春季にかけおずされおいる。産卵行動に入るず、魚ぱサを远うのをやめお口を䜿わなくなる。気象庁が海面氎枩の冬を1〜3月ずしおいるように、海の冬が終わる3月頃たでが寒グレ釣りの区切りだ。

    Q3. 寒グレは本圓にうたいんですか
    A. 結論文句なしにうたい。 䞉重県氎産研究所の資料にもあるように、春の産卵期に向けお冬のグレはたっぷりず脂を蓄える。さらに冬堎は䞻食が小型の甲殻類など動物性の゚サから海藻類ぞ切り替わるため、倏堎のような磯臭さが抜ける。脂ず磯臭さの抜けが同じ時期に重なるから、刺身でも鍋でも極䞊の味になる。䞀床この味を知るず、冬に磯や堀防ぞ通うのがやめられなくなるはずだ。

    Q4. ゚ラブタが黒いのが釣れたんですが
    A. 結論尟長クロメゞナだ。 東京郜島しょ蟲林氎産総合センタヌの解説にあるずおり、゚ラブタの埌端が黒いのがクロメゞナ尟長グレの決定的な特城だ。口倪グレに比べお突っ蟌みが匷い。ハリ掛かりした瞬間に根ぞ向かっお匷烈に突っ蟌むから、尟長が混じるようなら次の1投からハリスを䞀段䞊げろ。冬の1.2号で通しおたなら1.5号だ。道糞2号のたたハリスを2号にするなよ。ハリスは道糞より䞀段现く——ここを厩すず、根掛かりしたずきに道糞から切れお、りキごず持っおいかれる。

    Q5. 暖冬で氎枩が䞋がりきらない幎はどうすればいいですか
    A. 結論月を芋ずに゚サの戻りを芋ろ。 気象庁のデヌタが瀺すずおり、日本近海の海面氎枩は100幎あたり+1.36℃のペヌスで䞊がっおいる。その幎の海が冬になっおいるかどうかは、カレンダヌじゃなく゚サの戻りで刀断しろ。1月や2月でも゚サ取りの小魚が掻発に゚サをかすめ取るなら、海の䞭はただ秋の状態だ。日付にずらわれず、仕掛けを回収したずきのオキアミの取られ方を芋おタナや仕掛けの重さを合わせろ。


    冬の海は厳しいが、冷たい颚の䞭でりキがスッずシモり、竿先をひったくる寒グレのアタリを掛けたずきの重みは栌別だ。手元の仕掛けを正しく冬の仕様に合わせ、海からの合図を䞁寧に拟っおいけば、必ず答えは返っおくる。

    フカセの基本を順番に読みたいなら、入門の蚘事にたずめおある。芋逃したくないや぀はフォロヌしおおけ。

    次の釣行で䞀本出たら、コメントで報告に来い。埅っおるぜ。

    あなたぞのおすすめ