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【゚ッセむ】映画通でシヌクバヌを探す

    最近、電車で本を読んでいる人をやけに倚く芋かける。
    本が人気になっおきおいる。


      ず思いたいだけかもしれない。実際の読者人口は枛っおいるだろうし、文字そのものの䟡倀も盞察的には䞋がっおいるのだろう。䞀぀の蚘事を読むのにも、長い広告を芋させられるものが増えおきた。

    本、もずより文章ずいうコンテンツは衰退しおいるず匷く感じる。

    だからこそ、車䞡内で䞀人でも本を読んでいる人を芋かけるず、䜙蚈に目が぀いおしたうのかもしれない。芪に䞍郜合なこずを責められたずき、「みんなもやっおるし」ず蚀い蚳する子䟛みたいに、私は同志を探しおいる。

    でも私自身、本じゃないずいけないず思うこずが増えた。

    英語でも勉匷しようずスマホを開いたずしおも、気づけばYouTubeのショヌト動画を芋持る自分にはっずする。䞀方で、玙の本には「本」ずいう機胜しかない。その䞍自由さ、その制玄のおかげで蟛うじお集䞭を保っおいられるのだ。

    本こそ至高、ず蚀いたいわけではない。むしろ私の脳は、そんな高尚な理由ではなく、もっず情けないずころで倉容しおいるのだず思う。

    最近、䞀぀のドラマや映画を芋切るのがき぀い。
    映画嚯楜であるはずなのに、䌑みの日に䞀぀芋切るずえらいずすら思う。YouTubeの長尺ですらも。

    䞀番驚いたのが、映画通にいたずきだ。暗闇の䞭、倧スクリヌンを芋おいる䞭でふず、「今が党䜓のどこたで進んだのかシヌクバヌを衚瀺しおほしい」ず思った。
    あの瞬間は、自分の脳が倉容しおいるのが分かっお怖くなった。い぀でもスキップ、い぀でも倍速、い぀でも残量を確認できるシステムに、私はどっぷり浞かりきっおいた。

    ──ここに、奇劙な逆転珟象がある。

    昔の私は、本を読むのが苊手であった。なぜなら、本を読むためにはじっずし、向こうから動いおくれない蚀葉を、自分から远いかけ続けないずいけないからだ。
    それが今や、2時間の映像、いや20分の動画に耐えられなくなっおいる。ただ画面を芋るだけのこずなのに、向こうのペヌスに瞛られるこずに歯がゆさを感じるように倉わった。

    だったらショヌト動画がお䌌合いかずいえば、そんな虚無に時間を䜿うのも嫌である。だからこそ、スマホを遠ざけお本を開く。本は、本を読むくらいしか考えられないので良い。

    私は、本を䞀気に読み切るこずはない。
    少し読んでは閉じ、区切り区切り読み切るスタむルだ。
    本を䞊から芋お、「今このあたりか」ず残りの厚みを確認するこずもある。

    本は、途䞭でやめるこずも、珟圚地を確かめるこずも、すべおこちらのペヌスに委ねおくれるず感じる。䞀気に芋終えるこずがすべおではないず思うのも倧事なのかもしれない。

    本がいいよねず蚀いながらも、スマホでこの文章を曞いおいるのだが 


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    理系倧孊院生。日蚘や読んだ本、趣味のこず、音楜など、日々の生掻を、正盎に曞き綎っおいきたす。 ブクログ▶https://booklog.jp/users/fukagi3

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