
「三日坊主」の自分を責めていませんか?健康習慣が長続きする人が、最初にやっている「自分を許す」という技術
こんにちは!健康管理士のりょうです!
「また続けられなかった…」と落ち込んでいませんか?
「今日から毎朝ウォーキングをしようと決めたのに、結局ベッドから出られなかった」
「夜遅くに小腹が空いて、ついお菓子に手を伸ばしてしまった」
「ジムの会費だけ払い続けて、もう何ヶ月も通えていない」
40代・50代を迎え、「そろそろ本気で身体をケアしなきゃ」と一念発起して健康習慣を始めようとするものの、思うように続かず、挫折した経験はありませんか?
商談や日々の仕事、家庭のことに追われながらも「今度こそは」と頑張ろうとする姿勢は本当に素晴らしいものです。それなのに、三日坊主で終わってしまうたびに、こんな風に自分を責めてしまっていないでしょうか。
「自分はなんて意志が弱いんだろう」
「どうせ何をやっても長続きしないんだ」
健康管理士として多くの方のカウンセリングを行ってきた中で、私はある非常に大きな「落とし穴」に気づきました。
それは、健康習慣が身につかない原因は「気合いや意志の弱さ」ではなく、「出来なかった自分を激しく責めてしまうこと」にあるということです。
もしあなたが今、何度も挫折を繰り返して自信を失っているなら、新しい運動や食事制限を始める前に、ぜひ知ってほしい大切な視点があります。
習慣化の最初の一歩は、行動を起こすことではありません。挫折してしまう完璧ではない自分を、まず許して愛してあげることなのです。
なぜ「自分を責める人」ほど習慣化に失敗するのか?
多くの人は「自分を厳しく律しなければ、人は変われない」と考えがちです。しかし、脳科学や心理学の視点から見ると、これは逆効果であることが分かっています。
出来なかった自分を「またダメだった」と激しく責めると、脳は大きな「ストレス」を感じます。
脳にとってストレスは最大の敵です。脳はストレスを感じると、手っ取り早くプレッシャーから逃れようとして、脳内の快楽物質(ドパミン)を欲するようになります。その結果、どうなるでしょうか?
・ 手軽に快楽が得られる「暴飲暴食」に走る
・ 苦痛を感じる「運動」や「勉強」から逃げて、スマホをダラダラ見続けてしまう
つまり、「自分を責める」→「ストレスを感じる」→「ストレス解消のためにドカ食いやサボリに走る」→「さらに自己嫌悪に陥る」という最悪の悪循環(負のスパイラル)にはまり込んでしまうのです。
意志が弱いから続けられないのではありません。「自分を責めることによるストレス」が、あなたの行動力を奪っていただけなのです。
「自分を許す(自己慈悲)」が習慣をつくる科学的な理由
心理学の世界では、自分に対して優しく、思いやりを持って接することを「セルフ・コンパッション(自己慈悲)」と呼びます。
海外の研究でも、失敗した時に「人間だもの、そういうこともあるよね」「今日は疲れていたんだから仕方ない」と自分を許すことができた人ほど、不思議なことに次の日からの行動再開率が圧倒的に高いことが証明されています。
自分を許せると、過剰なストレスがかかりません。脳がリラックスした状態を保てるため、ネガティブな感情に振り回されることなく、「さて、明日はどうやって少しだけ工夫してみようかな?」と前向きな軌道修正(フィードバック)ができるようになるのです。
今日からできる!「自分を許して愛する」ための3ステップ
では、具体的にどのようにして「自分を許すステップ」を踏めばいいのでしょうか? 明日から使える思考の整え方を3つご紹介します。
ステップ1:「三日坊主」になったら「よく3日も頑張った!」と褒める
3日続いたあとにやめてしまった時、「たった3日しか持たなかった」と考えるか、「3日も自分の身体のために行動できた!」と考えるかで、脳の受ける影響は180度変わります。
途切れてもいいのです。3日やったら1日休んで、また3日やれば、それは立派な習慣です。「できなかった日数」ではなく「できた瞬間」に光を当ててあげましょう。
ステップ2:「理想の自分」ではなく「今の自分」を愛する
40代・50代のカラダは、仕事の責任、家庭環境、自律神経やホルモンバランスの変化など、日々さまざまな影響を受けています。20代の頃のように「気合い」だけで動ける状態ではありません。
「今日は疲れていて当然の日だった」「疲れているのに、健康になろうと意識しているだけで偉い」と、今の自分の状態を丸ごと受け入れ、優しく労わってあげてください。
ステップ3:ハードルを「絶対に失敗できないレベル」まで下げる
行動を起こす時は、気合いで大きな変化を起こそうとせず、笑ってしまうくらい小さな行動から始めましょう。
・「毎日30分のウォーキング」ではなく「スニーカーを履いて玄関に立つだけ」
・「毎食サラダを食べる」ではなく「毎朝コップ1杯のお水を飲むだけ」
これなら、どんなに疲れている日でも自分を責めずに達成できます。「小さな成功体験」を自分にプレゼントし続けることが、自己肯定感と新しい習慣を育ててくれます。
まとめ:最高のセルフケアは、自分を味方にすること
健康管理とは、辛いことに耐える修行ではありません。
10年後、20年後も、大切な家族や友人と笑顔で過ごし、自分の人生を全力で楽しむために行う「自分への最高のプレゼント」です。
それなのに、健康になろうとする過程で自分を傷つけ、責めてしまっては本末転倒ですよね。
1. できなかった自分を責めず、「そんな日もある」と優しく許す
2. 今日できた小さな一歩をしっかりと見つめて、自分を褒める
3. 愛を持って、自分のカラダと心に寄り添いながら歩んでいく
今日からは、自分の一番の理解者であり、優しい味方になってあげてください。自分を許し、愛せるようになった時、あなたの健康習慣は驚くほど自然に、精神的なゆとりと共に一生モノの財産として身についていきますよ。
今夜は「今日も1日よく頑張ったね」と、自分自身に優しい言葉をかけてあげてくださいね。
【著者プロフィール】
健康管理士りょう
体調の悩みを根本から整える「体質改善」の専門家。
重い疲労感やなんとなくの不調に悩む方へ、「腸内環境×代謝UP」で一生バテない体を作るセルフケア習慣を発信中。趣味は筋トレとゴルフ。4人家族のパパ。
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