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Photo bydreamy_mole4582

その昔、SNSがなかった時代

    SNSがなかった時代。
    匿名でメッセージをおくったり、
    深夜に、まわりの誰にも言えない悩み事を、DJとリスナーには共有できたり、マニアックなこだわりを発信したり。
    まだ誰にも知られていないインディーズバンドや、海外の最新情報を紹介してもらったり。

    田舎の学生だったけど、ラジオを通して、新しい出会いをしていた。ラジオがあればニュースもきけるし、語学の勉強にもなるし、映画情報もわかるし、テレビをずっとみてるより、親の受けもよかった。

    雑誌やテレビみたいに、見た目じゃなくて、会話力とか、声のトーンとか、そういうところに価値をおくように育った気がする。

    視覚情報じゃなくて、耳からの情報。
    耳をそばだてて、情報を発掘する面白さを知った。

    ある時、すごくラジオを通して聞きたい曲があって、リクエストしてみたくなった。仕事が辛い真夜中だった。その曲は、10年前にやっぱり夜中のラジオから聞こえてきて、暗闇にひとりぼっちで浮かんでるイメージだった自分に、歌を届けてくれた、特別なイメージの曲だった。

    人生で1回きりの、リクエストした古い曲は番組中にはかからなかった。でも違う時間帯でその曲がかかったのだ。お風呂上がりの私は脱衣場のラジオの音量を上げた。心臓が飛び出るかと思うくらいドキドキしていた。

    曲がかかるタイミングとしては、脈絡なかったけど、DJが一言、「懐かしい、これ今きいてもいいよね」ってコメントしてくれた。「そうですよね、私もエモいです!」て心の中で叫んでた。

    それから数日の間に何回か、そのローカル局でかかったの!
    単純に、好きな曲がパワープレイされてうれしかった。たぶん同じ曲を推してるスタッフさんがいたんだろうなって勝手に想像した。

    好きな音楽を通じて、ラジオの番組づくりをしている人と繋がれた、と感動した経験。

    今、noteで同じことしてドキドキしてる。

    #わたしとラジオ

    注)その昔、いまのように音楽配信はなく、CD音源しかなくて、レンタルも購入も厳しかった学生は、好きな音楽を無料で聞くには、ラジオでリクエストが一番でした。

     
     
     
    noteで過去を吐き戻し咀嚼して消化を促す。基本的にゆるい。

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