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◆ 話のネタ ◆ No.21『スナックの料金に合理性はあるのか?』

    ◆ 話のネタ ◆

     バブルの頃、初めてのスナックに行くと、大阪の北新地(東京の銀座に相当)やミナミでは、水割り1杯しか飲まなくても1万円とられていました。 
    2~3時間いて水割り数杯飲んでも値段は、あまり変わりませんでした。

    なんと理不尽な値段と思いましたが、その値段には、合理性があったのでした! ちなみに、北新地の高級クラブでは、両方に女性が座ると当時は、
    5万円と言われていました。
     
     バブル絶頂期、新規勧誘先が、大阪ミナミに50坪の土地を購入、10階建てのレジャービルを建築しスナック50軒入居させる計画をたて実行されました。 残念ながら、取引は、取れませんでしたが、その時の話です。
     
     当時ミナミの繁華街の土地50坪を10億円で購入され、その上物の10階建てのレジャービルの建設費が10億円でした。 このレジャービルには、スナック50軒はいることができました。 スナックからは、権利金を契約時に徴収することになっておりその金額がなんと! 合計 6億円でした。 
     
     レジャービルの土地・建物費用合計で20億円かかるのですが、権利金で6億円集めるのです。 6億円÷50軒=12百万円/軒  スナックは、1軒あたり12百万円の権利金を払わないと入居できないのです。 

    この数字を聞いた時、スナックで水割り1杯しか飲まなくても、座っただけで1万円もらわないと採算が取れないというのも合点がいきました。
     
     別のお客様でミナミにクラブ(今の踊るクラブではなく、落ち着いた高級飲み屋で、客席の横、正面に女性が座るお店)を経営されているママがいました。 銀行員の仕事で昼間にこのママのマンションに行ったときにママから聞いた話です。(私は、このクラブの客ではありませんでした)
     
     マンションのリビングにはハンガーにかかったクリーニングあがりのドレスが何十着もずらりと並んでいました。 
    「すごい数の衣装ですね」 
    「ほんとそうなのよ、これを買わなければ私も儲かるのにね」 
    「これだけあるんですから、この半分で順番に回していけば充分じゃないんですか?」 
     
    「それが、だめなのよ」 
    「えっ、どうしてなんですか?」 
    「私達は、夢を売る商売だから衣装を何度も着回しするというのは、
    だめなのよ
    」 
    「えっ~ それは、大変ですね」
     
    「だから、欲しくないけど、この腕時計もローンで買ってるのよ」 
    「おいくらですか?」 
    「200万円」 
    「そこまでの腕時計でないとダメなんですか?」 
    「そう、私の店は、ミナミでも高級なほうなので、このくらいの時計は、
    着けてないと・・・お客様は、見てらっしゃるから・・・・」
     
    「今度、私の50坪のお店の内装を改装するんだけどいくらかかると思います?」 
    「20百万円くらいでしょうか?」 
    「いいぇ、50百万円かかるのよ」 
    「そんなに・・・・」 
    「そぅ・・・・」  

    お店で働いている女性は、30人いて、お客様が少なくても、お給料を払わなければならないので、非常に大変とのことでした。
     

     余談になりますが、最初に記載したお客さまですが、その人にどこに行けば会えるか社員にお伺いしたところ 『社長は、ラブホテルも保有されており、日中は、そちらに行けば面談可能』とのことでした。
     
     アポイントをとって、外長(外国課 課長)と一緒に、夏の暑い日の15時頃そのラブホテルを訪問しました。 私たちが入る時に、ちょうど、大学生位のカップルが出て来るのと狭い入口ですれ違いました。  

    男性は、恥ずかしそうにして、目を合わせませんでした、女性は、超美人でしたが、こちらを睨んでいるような気がしました。
     
     従業員の方に、訪問を告げると
    「今、事務室が一杯なので、こちらでお待ち下さい。」と言われて、
    なんとラブホテルの1室に外長と通されたのです。 

     部屋で外長(私より10歳年上の頭の禿げたおっちゃん)と向かい合わせに
    椅子のないガラステープルを挟んで座っていると・・・・

    「俺、こんなとこ、来たことないから緊張する!」 
    「え、え~ 僕だってこんなとこ来たことないから緊張します!!」 
    「・・・・・・・(見つめあいながら)・・・・・・」
     
    「しかしそれにしても、さっきのカップル、すごい美人だったけど、
    男性は、恥ずかしそうにしてたが、女性は、こっち睨んどったよなぁ~」 「そうです、そうです、あんなにきれいな顔して、恥ずかしくもなんともないんですかね? ・・・・今の若い女性は・・・・」
     
     「あっ!!(外長と私)」 思わず、大きな声でハモってしまいました。

     カップルの事をとやかく言う前に、むこうから私達を見たら、
    スーツにネクタイをした頭の禿げたおっさん二人が真夏の15時に堂々とラブホテルに入って来たのだから・・・・手は繋いでないものの・・・
    ・・・・そりゃ、俺らのほうがとんでもないわ 💀・・・・

    ◆ 次回も、金曜日に発信予定です。

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    毎週金曜日に発信 ノンフィクション 『話のネタ』になれば幸いです。 ◆趣味: ① スポーツジム通い ZUMBA好き 昨年実績280回 ② 読書 2009年~ 累計1,045冊 ③ 映画 2009年~ 170本 映画館で鑑賞 ◆経験した仕事:銀行、IT、営業研修

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